ヤマト運輸を辞めたい!心身共に疲弊してしまい転職を考えてるあなたへ

つい先日まで、ヤマト運輸のドライバーとして働いていた32歳男性です。

運転が好きだから配達員として働こうという安易な考えからドライバーになりましたが、かなり大変な思いをして、結果的に退職しました。

正直なところ、やっと解放された…という気持ちでいっぱいです。

そのため同じようにヤマト運輸のドライバーの仕事を辞めたいと考える人の気持ちはとてもよくわかります。

実際に、この記事を読んでいるあなたも、一度は辞めたいと思ったことがあるのではないでしょうか?

なぜなら、私だけではなく、当時一緒に務めていた同僚も「仕事がキツすぎて辞めたい…」「働き方に不満がある!」と、仕事に対して悩みを抱えている人がたくさんいましたからね。

今回は、そんな「ヤマト運輸のドライバーを辞めたいけどなかなか辞められない」というあなたに向けて、スムーズに辞めるためのアドバイスをお伝えします。

また、転職で失敗しないための心得についてもご紹介するので、じっくり読んで見てくださいね!

では、早速ですがまいりましょう。

そもそも、あなたはどうしてヤマト運輸のドライバーを辞めたいの?

まずは、あなたがどうしてヤマト運輸のドライバーの仕事を辞めたいのか、しっかりと自覚しておくことが大切です。

なぜなら、辞めたい理由を明確にしておくことで、次に仕事を探すときに、また同じような職場環境や労働環境を選ばないようにするための基準や条件を知ることができるからです。

下記では、実際にヤマト運輸のドライバーとして働く多くの人が抱える悩みについてお伝えしますので、共通する部分があるかチェックして見ましょう。

とにかく勤務時間が長いので辞めたい

ヤマト運輸を辞めたいと感じる人の中でも大半の人が感じている部分として、長時間労働が挙げられます。

実際に口コミサイトの中には、「1日に14~15時間労働が当たり前」というようなこともあるようです。

残業を減らそうと方針が変わったりもしていますが、仕事量は変わらないため、その分作業効率を求められることになります。

そういった状況から、結局仕事がキツイということは改善されていないという声も多く、辞めたいと感じている人は多いです。

希望休が取りにくいので辞めたい

リフレッシュ休暇として、年に1回7連休を自分の好きなタイミングで取ることができる制度があります。

しかし、夏や冬の繁忙期、特に年末年始やお盆などは忙しいため、なかなか休みを取ることはできません。

また、シフト制という働き方であることから、土日に休めることはほとんどなく、家族や恋人と予定が合わせにくいと感じている人も多いのではないでしょうか。

せっかくの休みがあっても、結局は希望の日に休みを取ることができず、せっかくの休みの日をなんとなく過ごしてしまっている人も多いようです。

理不尽なことが多く辞めたい

「人手不足、繁忙期などで、できるだけ早めに出勤したいと思っても、それを禁止されており、結局出庫時間が遅くなる。

残業も減らそうと言われているのに、早くくることも注意されて矛盾している。」

「有給をきちんと取ろうという方針なのはいいものの、上司に勝手に有給を入れられ、自分の希望の日にうまく有給を使うことができなかった…」

など、様々な理由で理不尽なことをされ、不満を抱えながら仕事をしているという人も多いのが現状です。

実際に周りに、仕事を辞めたいと口には出していないものの、度重なる理不尽な対応から辞めたい気持ちが徐々に湧いてきてしまうということは、よくあることです。

ヤマト運輸のドライバーを辞めたい人のリアルな声とは

では次に、ヤマト運輸のドライバーの仕事を辞めたいと考えている、現役ドライバーの生の声をご紹介します。

下記では、8人の本音をお伝えしますので、自分にも共通する部分があるか考えてみましょう。

体力面でキツすぎる

「とにかく毎日重い荷物を運ぶことがキツイです。

最初は体が鍛えられていいかもしれないと思っていたものの、荷物を持ったまま階段を上らなくてはならなかったり、重いものが何個もあると体にかなり負担がかかります。

特に足腰を痛めてしまう人も多く、正直歳をとっても働けるという気はしないです…

ドライバーとしてバリバリ働けるのは若いうちだけかなぁと密かに思っています。」

「女性ドライバーも活躍しています!という言葉を見て始めたものの、実際はかなり厳しいです。

自分より先に働いていた女性ドライバーも辞めてしまい、体を壊してしまう前に退職しようと考えています。」

再配達が多すぎる

「とにかく再配達が多く、同じ家に何度もいかなくてはならないのが辛いです。

午前中だけで10~20件ほど再配達になってしまうことも多く、一向に終わりが見えないと感じる時があります。」

「指定された時間に行ってもタイミングが合わないと不在…

ということも多いです。

時間指定したのであれば、その時間にしっかり受け取って欲しいと思ってしまうのが本音です。」

残業時間の制限による不満

「働き方改革といって、残業時間の改革をしていますが、実際に現場で働いている身からすると、仕事が終わるわけがありません。

収入も減ったし、残業はできないからと結局サービス残業になることもあり、返って働きにくくなりました。

安全第一から、労働時間第一に変わってしまい、会社の方針にも不満が募ります。

現場を知らない人たちが決めているとしか思えません。」

「残業が制限されたことで、サービス残業が増えたと感じます。

特に、仕事が終わらないので早朝に出勤してもタイムカードを押すと過重労働と指摘されるらしく、認めてもらえません。

残業を制限するなら、その分人を増やすとか何かしら対策して欲しいです。」

休みに対する不満

「会社自体が365日営業なので、土日や祝日関係なく出勤があります。

そのため、子供の授業参観や運動会などの行事に参加することができず、貴重な瞬間を見守ることができないので、あとで後悔するんじゃないかと考えることが増えました。

子供がまだ小さいうちに働き方を変えたいと思っています。」

「とにかく勝手に有給を使われることが理解できないです。

せっかくの休みなので、自分の好きな時に休みたいです。」

ヤマト運輸のドライバーを辞めたいと思ったら、準備しておくべきことは?

ヤマト運輸を辞めたい理由が明確になったところで、実際にやめようと思っているあなたがとるべき行動についてお伝えしていきます!

参考にすることで、あなたがヤマト運輸のドライバーのお仕事を辞めるときの手助けになるはずです。

退職の申告は、2ヶ月前に伝える

通常、会社を退職しようと思ったら、最低1ヶ月前に深刻をすることが一般的です。

しかし、ヤマト運輸はシフト制の会社。

そのため、余裕を持って2ヶ月前には申告しておくことをおすすめします。

また、年末年始やお盆など繁忙期のタイミングで退職することは避けるのがベターです。

できるだけ、他のメンバーの負担にならないよう、円満に退社できるタイミングを探して見てくださいね。

とはいえ、タイミングを伺いすぎてズルズルいつまでも退職できない…

ということであれば、あまり深く考えすぎずに、とにかく繁忙期だけ避け、思い切って伝えてしまいましょう。

辞めると決めたら意思を貫き、きっぱりと伝える

辞めることを伝えるのって、かなり勇気が入りますよね。

さらに、退職の意思を伝えると、ほぼ100%の割合で引き止められることと思います。

責任感のあるあなたは、頼られると自分を犠牲にしてでも頑張ってしまうということはありませんか?

人のために頑張ることは、もちろんとても素敵なことです。

しかし、何よりも大切なのは自分自身。

あなた自身が幸せでないと、お客様を幸せにすることはできません。

自分が苦しい思いをしてまで仕事を続けて、体調を崩したり、家庭環境が悪くなってしまっていては、本末転倒なのです。

そもそも、「辞める権利」は、以下の法律で保証されています。

民法第627条より、当事者が雇用の期間を定めなかった時は、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。

この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。

このように、法律で定められているので、きちんと連絡を入れさえすれば、たとえ会社側に引き止められたり、辞めることを受け入れられなかったとしても、退職することができます。

就業規則よりも法律の方が重要なので、問題ありません。

ただし、引き止められて心が揺れるということは良くあること。

それでも最初にしっかりと意思を固めておき、ブレることなく貫き通すことが大切です。