「お笑い芸人を辞めたい…」
「事務所がダメなのかな?」
「もっと収入を上げたい!」
とったように、一般の会社員に比べて様々な悩みを抱える芸人は年々増えているのが実際のところ。
特に最近はテレビ業界が衰退しており、YouTubeやSHOWROOMなどのインターネットコンテンツが占めてきました。
そのため、昔のように家族団欒でお茶の間に集まり、芸人のお笑い番組を見ることも少なくなってしまったのが現実です。
それに加え、芸能界には序列があり上の人達が詰まっているため、なかなか若手が活躍できる機会がとても少ないです。
なので、今回は芸人を辞めたい人達に向けて僕からのアドバイスをお伝えしていきます。
というのも、実は僕も昔芸人として「ちょい盛り〇〇」というコンビで活躍していました笑。
なので、少なからず今後の活動に何かしらのアドバイスになればと思います。
では、早速ですがまいりましょう!
そもそも、あなたはどうしてお笑い芸人を辞めたいの?
収入がとても低い現実
お笑い芸人を辞めたい理由の一つに、収入が不安定過ぎて将来に不安を抱えていることが一番大きいです。
特に4,5年経ってもなかなか芽が出ずに芸人として食っていこうと考えていても、断念せざるお得ない現実があります。
また、アルバイトと掛け持ちしながら仕事ができる場合は、たとえ収入が少なくても継続する方も少なくありません。
ちなみに、一度ブレイクしたとしても常に安定しびやが収入があるとは限らないのが現実です。
売れている芸人に限らずいつ仕事がなくなるかわからない現実があるため、一般の会社員に比べると収入に不安を感じる方が多いです。
そのため、中には「一層のこと芸人を辞めて会社員になってもいいかも…」と思う方も沢山いらっしゃるのが現実です。
不規則な勤務体系
お笑い芸人を辞めたい理由の一つに、テレビ番組の収録にしても地方への営業にしても時間通りに進行する場合もあれば大幅にずれ込むこともあります。
また、お笑い芸人は急にブレイクすると寝る間を惜しむほど忙しくなりますが、何かの”きっかけ”で全く仕事がなくなることも少なくありません。
このような勤務体系でいると体調不良を起こしてしまったり、寝坊をして収録に遅刻してしまうこともあるため、お笑い芸人の仕事の悩みでもあります。
ただ、芸人の中には「贅沢な悩みだな…」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、不規則な勤務体系で思い悩む売れっ子芸人は実は多くいます。
お笑いが全く取れない時
お笑い芸人を辞めたいと思う瞬間として、お笑いが全く取れなくなってしまった時です。
これはお笑い芸人にとっては致命傷ですが、相方の不一致や自分のお笑いレベルが落ちてしまったことに原因があるようです。
すると、「どうしてスベってしまったのか?」とお互い相方のせいにしてしまい、コンビ仲にヒビが入ることも少なくありません。
また、お笑い芸人は面白いだけでは食っていけないため、それに悩み混んでしまい、スランプに陥ることも少なからずあります。
見えない苦労がとても多い
お笑い芸人を辞めたい人は、常に笑いを提供するという責任があるため意外とそれが重圧に感じてしまう芸人も多いです。
ただ、どんなに辛いことがあっても裏で苦労をしていても、表に立つときは楽しい存在でいなければいけません。
また、ストレスが溜まるようなことがあっても、笑い話として昇華してネタにするぐらいでなければ芸人としては務まりません。
そのため、人気のあるお笑い芸人であればあるほど、本当の苦労は自ら口にしてはいけないため見えない苦労がとても多いです。
先輩や同期との人間関係
お笑い芸人を辞めたい瞬間として、先輩や同期との人間関係に悩みを抱え込んでしまうケースがあります。
というのも、やはり芸人の世界では可愛がられるタイプとそう出ないタイプの人がいるのが現実です。
すると…。
- アイツは可愛がられているのに俺は…
- アイツは売れてるのに俺は売れてない…
- 先輩になかなか持ち上げてくれない…
と自暴自棄に陥ってしまうこともあり、人間関係の悩みからお笑い芸人を辞めたいと思うことがあるようです。
また、吉本総合芸能学院には毎年1400人が入学していますが数年で半数以上がお笑い芸人を辞めてしまうのが実情です。
借金を抱え込んでしまう
お笑い芸人を辞めたい理由として、アルバイトと芸人のお給料じゃ食えていけず、借金をしてしまうことも少なくありません。
というのも、一度借金をしてしまうとそれが癖になってしまい、二度三度と消費者金融に繰り返し借りてしまうこともあります。
すると所属事務所の方にも借金取りがきてしまい、会社側に迷惑をかけ懲戒解雇される芸人も中にはいらっしゃるのが現実です。
事務所から冷遇される
芸人を辞めたい理由として、どんなに仕事が増えたとしても給料が上がらず、事務所から冷遇されてしまうことも少なくありません。
特に最近は事務所と芸人との摩擦が起きており、特に若手芸人は会長や社長を怖がって、なかなか自分の意見を言えないことも多いです。
また、上層部が関西出身ではないお笑い芸人達は、事務所側から冷遇されていると感じている人も少なくありません。
そのため、所属事務所を辞めて他社に移動したり、独立して自分の事務所を作るお笑い芸人もいらっしゃるのが現実です。
お笑い芸人を辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの?
お笑い芸人を辞めたいと思っても、他にどんな仕事があるかわからないし、どんな仕事に就いたらいいのかもわからない人も多いでしょう。
また、お笑い芸人として働く人は、学生時代からずっと芸人として成功を収めるために努力してきた人が多いため、芸人を辞めたら他に雇ってくれる会社はあるのか?
などと、不安な気持ちを抱えている人も多いと思いますが安心してください。なぜなら、世の中にはあなたが思っている以上に沢山の仕事があります。
ここでは、お笑い芸人としての魅力を保ちつつ、あなたと同じように芸人を辞めたいと感じている人が次の転職先として希望するオススメの仕事を紹介します。
営業職(BtoC営業)
芸人を辞めた人達は比較的に営業職に就くことがよくあり、特にBtoC営業という個人のお客さんと契約を結ぶ仕事が多いです。
例えば、化粧品営業、不動産営業、アパレル店員、車のディーラーなどのお仕事に就いて、目覚ましい活躍を遂げる人も少なくありません。
なので、あなたがお笑い芸人を辞めたいと思うのであれば、このような個人のお客様を相手にするお仕事を選んでみることをオススメします。
なぜなら、個人のお客様相手であればお笑い芸人としての話術を上手に使うことができるので、好ぱオーマンスを発揮できますよ。
構成作家・放送作家
芸人を辞めた人達は、一気転身して構成作家や放送作家になる方も少なくありません。
芸人から構成作家になるメリットとして「面白い、頭がキレる」というのは当然のこと、人当たりが良く気遣いが必要になります。
ただ、芸人は上下関係をしっかり叩き込まれているため、構成作家になったとしても芸人よりもお給料が高いケースが多いです。
しかしながら、芸人さんのようにテレビに出る訳ではありませんが、自分の名前で作品が世の出る訳ではないことを抑えておきましょう。
あえて全く違う仕事に就きたい
芸人として頑張っても頑張っても芽が出ずに活躍できないこともあるかもしれません。
ただ、大好きな仕事なのに精神的にも身体的にも疲弊してしまい、転職したいと考える方も少なくありません。
なので、あなたがそんな風に感じているなら、思い切って一度芸人の仕事から離れてみることをオススメします。
世の中には沢山の職種があるので、別の仕事を経験してみたら、今まで辛かったことが改善させるかもしれません。
あなたが、人と接することが好きであれば、あなたの芸人としてのスキルを活かすことができるのでBtoCの営業職をオススメします。