「工場を辞めたい…」
「重労働の割に給料が…」
「楽して稼ぎたいのが本音…」
といったように、工場で働く人は離職率が非常に高いと言われており、仕事の悩みを抱えている人が沢山いらっしゃいます。
また、期間工と言われる期間契約社員の数も多く、正社員になろうと頑張っても、なかなか車内試験をパスできない人も多いです。
こんな私もですね。実はとある自動車工場で約2年間期間工として働いていたので、その気持ちは深く理解しています。
本当に何度も何度も社内試験に挑戦したにも関わらず、パスできずに断念して、工場とは全く違い業界に転職しました。
なので、今回は工場を辞めたい人たちに向けて、私からの励ましのメッセージを送らせて頂きたいと思います。
では、早速ですがまいりましょう。
そもそも、どうしてあなたは工場を辞めたいの?
まずは、どうしてあなたが工場の仕事を辞めたいと思っているのか?自分の仕事の悩みを把握することから始めましょう。
というのも、しっかりと工場を辞めたい理由が明確であれば、納得して退職できますし、次の転職先へスムーズに行けるからです。
なので、世間の工場勤務で働く人達がどのような仕事の悩みがあるのか?自分と照らし合わせて見て参考にしてください。
キツイ・キケン・キタナイ
工場で働く人達は「3K」と言われており、「キツイ・キケン・キタナイ」と業界内ではよく騒がれています。
そのため、「ガッツリ稼げる」と言われていますが、生半可な気持ちで入社してしまい仕事が続かない人が多いです。
特に契約社員などは寮などに入れられますが、毎日の重労働に耐えきれず、夜逃げしてしまう方も少なくありません。
理由としては、工場を辞めたい人は、毎日命との危険と隣り合わせで仕事をこなしているため心身のダメージが非常に強いです。
特に工場は立ちっぱなしの仕事が大半なので肉体労働であるため、「もっと楽な仕事に就きたい」という理由で退職する人が多いです。
期間契約社員だから辞めたい
工場で働く人の大半は「期間工」と呼ばれる、寮に入り一定期間の間契約して期間契約社員として多く働いております。
特に自動車工場では期間工の求人数は非常に多く、お金を稼ぐためにあらゆる県から出稼ぎにくる方が男性達が多いです。
ただ、会社に入社したとしても、正社員にはなれるとは決まっていないため、不安な気持ちを抱えながら仕事をする人も多いです。
いくら働いても、契約を更新して5,6年は働いたとしても、正社員になれないことも多いため、その理由から工場を辞めたいと思うようです。
人間関係に悩みを抱えてしまう
工場を辞めたい理由の一つに、工場という限られた小さな箱で毎日同じ作業をし、同じ人と接することにストレスを抱える人が非常に多いです。
特に工場にはお金稼ぎにくる労働者が多いため、何かしらのワケありの人がいたり、苦手な人との人間関係に悩みを抱えてしまうようです。
また、これといって期間工の人達と一緒に飲み会やイベントを開いたりする訳でもないため、コミュニケーションがあまり取れない現状があります。
ただ、自動車工場の中には積極的に社員と期間工同士で飲み会を開く会社もありますが、期間工の方はあまり参加しない方も多くいらっしゃいます。
そのため、人間関係に悩みを抱え入社して、早くて一週間から数ヶ月以内で退職する方が多いため、とても入れ替わりの激しい業界になります。
社内試験をパスできない
工場を辞めたい理由の一つとして、期間工として入社したはいいものの、社内試験をパスできず会社を去っていく人も少なくありません。
というのも、社内試験では日頃の仕事に向き合う姿勢などの勤務態度が重視されるほか、社員になるための技術試験に合格しなければなりません。
特に工場は正社員の人材がとても多いため、「これ以上増えてもしょうがない」と考えている人事や経営陣は思っていたりします。
そのため、社内試験をパスするハードルが非常に高いといったことに加え、社員になりたい期間工が多いためライバルがかなりいます。
なので、工場を辞めたいと思うようになり、「頑張っても社員になれないのであれば転職します」と言って去る方が非常に多くいるのが現実です。
工場を辞めたい人達はどんな仕事に就きたいと考えてる?
工場を辞めたいと思って、どんな仕事に就こうか考えてしまいますよね。
なので、下記では工場を辞めた人達がその後どんな仕事に就いているのか?紹介していきます。
今後あなたが工場を辞めて新しい職場へと転職するための一つの材料として考えてみてください。
正社員として活躍できる仕事
工場を辞めたい人達は、正社員として安定したお給料を頂ける会社ならどこでもいいと考えています。
なぜなら、期間工などで働く人達は、「正社員になりたい」という夢を持って入社してくる人も結構多いです。
そのため、今の工場を辞めた後は、飲食業やアパレル業、営業職などの仕事に就くケースがよくあります。
比較的お給料が高い仕事
そもそも工場で働こうと考える人は、「稼げるから」という理由で入社してくる方が大半です。
そのため、工場を辞めた後も比較的お給料が高いお仕事に就こうと考え、施工管理や提案営業/反響営業、店舗スタッフの仕事に就くケースも多いです。
また、人と接するよりも1人で仕事を淡々にこなしたいと考えている方も多く、一からトラック運転手の免許を取得してドライバーになる方もいます。
昨今はどこの会社の人手不足なので、やる気次第ではお給料が高い仕事に就ける可能性が非常に高いので、積極的に高給がもらえる仕事に転職活動をしてみてください。
未経験でもできる仕事
工場を辞めたい人は、比較的明日からでも働いてお給料をもらいたいと考えています。
そのため、「でできる仕事であれば何でもいい」と考えている方も多く、転職先はどこでもいいと思っています。
ある意味良い意味でこだわりがないため、転職活動を始まると、すんなりと新しい職場に決まることがあります。
そのため、工場勤務時代よりも収入が高い仕事に就きたいというより、正社員として安定した収入を確保したい人もいます。