調理師を辞めたい!現役社員人聞いた仕事の悩みと今後の進路について!

調理師を辞めたい…

重労働で体力がもたない…

楽な仕事ってあるのかな?

などと、調理師として働いているが、精神的にも肉体的にも疲弊してしまい今後の将来に不安を感じていたり、新しい職場に転職を考えている人も多いでしょう。

また、中にはせっかく調理師の免許を取ったはいいものの「土日休みのスーツを着た職種に就きたい」「社内のオフィスワークで楽な仕事をしたい」などと考えている方もいます。

なので、今回は「調理師を辞めたいという男女の仕事の悩み」「仕事を辞めた後のオススメの進路」について、徹底的に解説していきます。

では、早速ですがまいりましょう!

調理師を辞めたいという男女の仕事の悩みとは?

勤務時間が長い

調理師を辞めたい理由の1つに、職場の勤務時間が長いため仕事をする上で一番大変だと感じる方が多いです。飲食の現場では早出残業は当たり前ですし、しかも手当が付かない会社がほとんどです。

また、調理師によっても様々な仕事体系がありますが、入社して数年のうちは朝早くから夜遅くまで作業があり、プライベートがほとんどないと嘆く20代の若い男女が沢山いるのが実際のところ。

そして、特に女性は重い食材を運んだり、立ちっぱなしで数時間仕事を続けるため、腰痛を抱えてヘルニアになったり病気になる方も少なくなく、「自分は調理師に向いていないんじゃないか?」と思うようになり辞めていく方も多いです。

職場の人間関係に疲弊する

調理師を辞めたい理由の1つに、職場の人間関係やお客さんのクレーム対応に疲弊してしまい、調理師を辞めたいと思うようになる方も結構いるようです。

というのも、調理師の職場環境は「社員」「アルバイト」「契約社員」が同じ条件(勤務時間)で働くケースがあるため、条件に満足できず、職場内でいざこざが起こることもあります。

また、特に女性の職場の”あるある”として、「20代30代の男女」「40代50代の男女」と職場内で別々のコミュニティーを形成するため、歳の離れた職場の人の悪口を言い合う関係になりやすいです。

そのため、影で悪口を言われるようになったり、職場内で理不尽な扱いをされるようになるとストレスが溜まることで精神的に疲弊してしまい、調理師を辞めたいと思うようになる方も少なくありません。

重労働なので体力的にきつい

調理師を辞めたい理由の1つとして、仕事の拘束時間が長い上に常時立ち仕事をする重労働な職種のため、体力的に疲弊してしまい、「仕事をしたい気持ちはあるものの体が付いてこない…」という悩みを抱える方も多いです。

というのも、一般の会社員のように椅子に座ってパソコンで仕事をするのではなく、野菜やお肉を切ったり、大きな荷物を運んだり、巨大な鍋をかき混ぜたりと体全身を使って仕事をするため体力的にきついといったことが挙げられます。

特に学校給食を作る給食調理員の女性達は、40代50代で活躍する方が多いです。そのため、徐々に歳をとるにつれて体力的に疲弊してしまい、仕事を辞めていく方も沢山いらっしゃるのが実際のところです。

また、中には体力的に疲弊してし職場中にクラクラしてしまい、誤って自分の指を包丁で切ってしまう方がもいます。調理師は体が資本のため、怪我と隣り合わせの仕事です。体力的にきついと感じたら転職も視野に入れておきましょう。

労働量に比例し給与が低い

調理師を辞めたい理由の1つに、「朝から晩まで働いてもこの収入か…」といったように、労働量に比例して給与が低いといったことが挙げられます。そのため、収入が高い職場に転職したいという気持ちになる方も多いです。

というのも、調理師は職場によって収入の差が激しい業界と言われているため、人の入れ替わりがとても激しいです。なので、あっちに行ったりこっちに行ったりと職場を転々とする方も少なくありません。

また、20代30代の若い調理師の男女の”あるある”ですが、職場の労働環境よりも「どのくらいの収入が得られるのか?」という基準で会社を見定め入社してしまうため、そのギャップに苦しみ、早期に退職する若い方も多いです。

そのため、最近では「調理師資格を持つことにこだわらない」という方も増えてきているので、調理師の肩書を捨て、土日休みの一般の会社員やアパレル職に就く20代30代の若者が増えています。

繁忙期は朝から晩まで仕事

調理師を辞めたい理由の1つに、ランチタイムやディナータイムなどお店が繁盛する時間帯は、調理師は秒刻みで時間との戦いになるため、朝から晩まで働き通しということもあります。

そのため、忙しい時は食事をする暇や休憩する時間などなく、一日中立ちっぱなしのため、精神的にも身体的にも疲弊してしまう方が多いです。

そのため、「このまま今の仕事をしていていいのかな?」「もっと労働環境がいい職場に転職したい」とふと将来に不安に感じてしまう調理師の方もいます。

また、ホテルやレストランの場合は、ディナータイムの関係で勤務時間が深夜に及ぶこともあるため、調理師といっても様々な勤務体系があることを抑えておきましょう。

調理師を辞めたい現役社員の男女の生の声を紹介

では、次に調理師を辞めたいという気持ちを持つ現役社員の男女30名にアンケートを実施しました。

そこで、「どんな所に仕事の悩みを抱えているのか?」多くの意見が届いた3つをピックアップして紹介していきます。

あなたにも共感できる部分があると思うので、今後転職活動を始めるときの参考程度に頭の片隅に入れておいてくださいね。

職場の人間関係に嫌気がさして辞めたい

Nさん

私は日高屋の社員として働いている者です。

いつも、アルバイトと一緒に働いているため、マネジメントが大半です。

アルバイト達からは文句や愚痴を私の影で言っていることをよく聞きます。

職場の人間関係に嫌気がさしているので、調理師を辞めたい気持ちが日に日に増していっています。

(27歳/日高屋社員)

Fん

私は学校給食を作る給食調理員のチーフとして働いています。

職場内では女性スタッフが20名ほどいますが、職場内の雰囲気が最悪です。

というのも、いくつかのコミュニティーに分かれているため、影で人の悪口を言う方も少なくありません。

女性は影で愚痴を吐きたい生き物なので、しょうがないと思っていますが、人間関係に悩みを抱えている方も多いです。

(39歳/給食調理員)

勤務体系が複雑なので調理師を辞めたい

Aさん

私はホテル内でランチやディナーを調理する料理人です。

ただ、勤務体系が平日休みの土日出勤が大半ですし、夜勤も多々あります。

また、重労働の割に合わない収入なので、それも悩みの1つであります。

なので、調理師を辞めたい気持ちもありますし、異業種に転職してみたいというチャレンジ精神もあります。

まだ、20代なので今のうちに「自分の本当にやりたい仕事」を現在探しております。

(25歳/ホテル料理人)

Tさん

朝の6時出勤の22時退社の毎日に体力的にも精神的にも疲弊してしまい、調理師を辞めたい気持ちが日に日に増しています。

また、週に一度の休日しか与えてくれないお店ですし、このまま調理師としてやっていくことに不安を感じています。

まだ、専門学校を卒業したばかりなので、今のうちに調理師ではない仕事に就いてみようかな?と模索しています。

(21歳/洋菓子店)

収入がとてもじゃないけど低い

Wさん

調理師として働くようになって3年。収入は手取りで14万円です。

とてもじゃないけど、暮らしていけませんし、家族も作れません。

「調理師ってこんなに収入が低いの?」と毎日インターネットで調べています。

一般の会社員として働いた方が安定した生活が送れると思うので、調理師を辞めるつもりです。

(25歳/病院内調理師)

Sさん

私は社員で学校給食を作る仕事をしています。30代でも手取りは20万円です。

ちなみに、大学時代の友人はバリバリ都内で働くキャリアウーマンです。

先日あった時に年収を聞いたら、驚いたことに800万円をいっていました。

「こんな仕事していていいのかな〜」と思うようになり調理師を辞めたい気持ちが芽生えました。

それなので、友人にオススメの転職サイトを聞き、今は新しい職場を探しています。

(31歳/給食調理員)