助産師を辞めたい!心身共に疲弊し他業種への転職を考えているあなたへ。

太田

こんにちは、助産師を辞めたいと思い、毎日仕事行くことに疲弊してしまいました。

そのため、辞めたいと思い始めて6ヶ月後に退職する旨を上手に伝えた41歳の女です。

私は実はとある病院で助産師と働いていましたが、先輩との人間関係に悩みを抱えて辞めてしまいました。

特に助産師は、精神的にも身体的にも疲弊してしまう女性が多いため、離職率も非常に激しい職種の一つです。

また、中には助産師を辞めたいけど辞められない、そんな悩みを持っている女性もいらっしゃると思います。

ですが、勇気を振り絞って辞める旨を伝えることで心がスッキリしたため、私の体験談を含め辞める方法をお伝えします。

では、早速ですがまいりましょう。

そもそも、どうしてあなたは助産師を辞めたいの?

まずは、自分が「どうして助産師を辞めたいのか?」について、しっかり自己分析しておきましょう。

なぜなら、退職理由を明確にしておけば、納得して辞められますので次の転職先へスムーズにいきます。

ハードな勤務体系が辛い

助産師を辞めたい理由の一つに、とてもハードは勤務体系に思い悩む方が非常に多いことが挙げられます。

なぜなら、日本の助産師は看護師と助産師の資格を持っているため、看護師としての役割も同時に求められます。

例えば、産科の助産師だけで手が回らなくなれば、看護のお仕事を中断し、産科業務を手伝うこともあります。

そのため、二つの資格を持っているが故に、仕事内容が増えて夜勤回数も多くハードに感じる助産師も沢山います。

ただ、お給料は高く設定されていますが、心身共に疲弊してしまい、助産師を辞めたいと感じてしまうようです。

時代によって常識がすぐ変わる

助産師の仕事は時代によって常識がすぐに変わるため、若い人と年配の方との認識の違いで人間関係の摩擦が生じることが多いです。

例えば、50代の助産師の場合…

  • 赤ちゃんが泣いてたらミルクを足す
  • お風呂の後はお白湯を飲ませなさい
  • おっぱいをよく出すためお餅を食べなさい

といったことが常識でしたが、今と昔では全く常識が異なります。

そのため、子育てをしている若い人は、本に書いてある情報と現場での情報とで混乱が生じてしまうことがあります。

医療の業界は変化が早いため、助産師が昔苦労して付けたスキルや、知識が全く通用しないことも多々あるのです。

なので、職場内で若い人と年配の方の間でミスコミュニケーションが発生し、助産師を辞めたいと思う若い方が多いです。

若い人に対して指導が厳しすぎる

助産師を辞めたい理由の一つに、職場内の先輩方からの指導が厳しくて、毎日仕事に行くのが億劫という声もありました。

助産師は命と隣り合わせのお仕事のため、職場内はピリピリしていることもあり、常に緊張感が漂う職場もあります。

中には先輩から、「なんで、そんなこともできないの?」と後輩に対して強く当たってしまう先輩もいらっしゃいます。

そのため、毎日先輩にビクビクしながら、職場に通うようになり、心身共に疲弊してしまう助産師の方も多いです。

特に助産師の職場は、小さなコミュニティで人間関係を構築していかないといけないため、ストレスに感じるようです。

大半の助産師は上司や先輩との人間関係に悩みを抱え、辞めたいと感じる方が沢山いらっしゃいます。

不規則な勤務体系が辛い

助産師のお仕事は、お産に時間がかかる人もいれば、早い人もいるため、助産師は不規則な勤務体系になりがちです。

というのも、大半の出産は実際よりも予定通りに生まれることがほとんどなく、早産や予定を過ぎても生まれないことがあります。

お産はいつ始まるのか?いつ終わるのか?が分からず、助産師側はいつでも対応できるように万全の体制でいかなければなりません。

ただ、大きな病院であれば勤務時間を過ぎたら交代できますが、自分の受け持ちの妊婦さんには責任感があるため離れられないことも多いです。

それが故に、仕事にやりがいは感じるが今後のことを考えると、勤務体系がネックになり助産師を辞めたいと思う方もいらっしゃいます。

人命を預かるプレッシャーがある

助産師のお仕事は、喜ばしいことだけではなく、時には悲しいできことに見舞われることもあります。

というのも、中には元気な産声をあげてこない赤ちゃんもいるのが実際のところです…。

多くの人が喜びに沸く明るい産科だけに、悲しみは色濃く浮き上がり、プレッシャーに耐えきれない助産師の方もいらっしゃいます。

そのため、命の誕生を手伝うお仕事は自分の死生観に大きな影響を与え、助産師の経験が浅い方は思い悩んでしまうことがあります。

そういった仕事の小さな積み重ねがストレスに感じるようになり、心身共に疲弊してしまい助産師を辞めたい感じるようになるようです。

現役の助産師に聞いいた辞めたい理由8選を紹介

では、次に現役の助産師のぶっちゃけた生の辞めたい理由をお伝えします。

苦手な先輩がいるから辞めたい

25歳

私の職場には、ガミガミと注意してくる嫌いな先輩がいます。

「いつになったらできるの?」「一度言われたことやってよ!」と毎日のように言われます。

自分も期待に応えようと頑張っているのですが、一度できてた仕事でもミスを重ねてしまいます。

その原因は、ビクビクしながら毎日仕事しているため、”あれもやらなきゃ”と思ってしまうからです。

そのため、今の助産師の仕事は向いてないんじゃないか?と思い辞めたい気持ちでいっぱいです。

26歳

職場内は常にピリピリしてて緊張状態が結構きついです。

それに加え、年配の50代の女性からいつも、馬鹿にされたり陰口を叩かれるのもきついです。

今の助産師の仕事は好きですが、職場は合わないので毎日辞めたい気持ちで通っています。

もう、本当にうんざりしています。

不規則な勤務体系が辛い

31歳

私には6児の子供がいますが、助産師の不規則な勤務体系のせいで、子供と過ごす時間が少ないです。

もっと家族といる時間を増やしたいと考えており、助産師の仕事を辞めたいと考えています。

意外と土日休みでかつ夜勤がない職場もあるようなので、そういった病院に転職しようと思います。

26歳

結構助産師の仕事はシビアだなと、毎日思いながらお仕事しています。

忙しい時は本当に忙しく、急に異常に転じて緊急手術になることも多いです。

特に夜勤は、スタッフの数が少ないため、トイレに行く暇もありません。

それが故に、私は体調を崩すことが多々あり、助産師の仕事を辞めようか悩んでいます。

心身共に疲弊してしまった

26歳

命を預かるお仕事なので、常に緊張感が職場内には漂っています。

夜勤なども多く体力的な激務も加え、精神的な疲れもあり、毎日一杯一杯なのが実際のところ…。

そのため、今後の将来のことを考えると、もっと落ち着いたお仕事に就きたいと考えています。

例えば、看護事務や看護師などがいいかな?と…。いずれにせよ、助産師を辞めたい気持ちはあります。

29歳

私が助産師をしてて思うのが、産後に立ち会う時は、自分が出産しているような気持ちになります。

そのため、「頑張って!」「もうちょっと!」といった感じで、毎日正直疲れ果ててしまいます。

給料は他業種よりも高いですが、心身共に疲弊してしまうので、ハードな仕事だと感じています。

土日勤務の仕事に就きたい

26歳

正直、助産師は忙し過ぎてプライベートが全く私はありません。

あるといっても、休日は仕事が疲れ過ぎて、家に一日中いるのが当たり前です。

私はもっとワークライフバランスを大切にしたいので、土日休みで夜勤がない仕事に就きたいと考えています。

29歳

今の仕事には誇りややりがいも感じていますが、毎日仕事仕事となると悩んでしまいます…。

正直私は丸ノ内で働くキラキラのOLさんのような、デスクワークで働きたいなって思っています。

ただ、せっかく助産師の資格を取ったので、それに縛られ辞めたいけど辞められない現実があります。

助産師を辞めたいなら、退職する前に準備しておく3つのこと

もしあなたが助産師を辞めたいと思うなら、職場を辞める前に準備しておくことがあります。

勢いで辞めてしまうと、得するものも損してしまうため、しっかりと抑えておくことが大切です。

職場に通いながら転職活動をする

助産師を辞めたいと思うなら、退職願の旨を伝える前に、新しい転職先に内定をもらっておくことが大切です。

そうすることで、退職した後に貯金を切り崩しながら、転職活動をすることにならないのでオススメです。

ただ、転職活動をしていることを同僚に話してしまうと、一瞬のうちに社内に広がり辞めにくになるので要注意です。

しっかり転職先が決まって数ヶ月後に入社できると決まったら、上司に来月に辞めさせて頂きます。と伝えてください。

有給休暇を全て使い切って辞める

助産師を辞めたいと思うなら、退職する前に自分には「どのくらいの有給休暇があるのか?」チェックしておくことが大切です。

なぜなら、6ヶ月以上働くと10日以上は有給がもらえる仕組みになっているので、有給を全て消化して辞めるようにしましょう。

例えば、来月末に退職が決まれば、来月は数日間だけしか出勤せず、いつも通りの月給を頂くことができます。

ただ、会社側は有給を消化せず辞めてもらいたいのが本音なので、上からは有給について触れてこないことが多いです。

上司に会社側に利用されないように、助産師を辞めたいと思ったら、まずは直属の上司に有給について相談しておきましょう。

職場を辞めたら離職票を必ず受け取る

今の職場を辞めたいと思ったら、抑えておくべきポイントとして、退職したら必ず離職票を受け取ることです。

なぜなら、離職票がなければ、国からの失業保険や再就職手当などがもらえず、損する結果になるからです。

例えば、失業保険は退職して数ヶ月後に月に6,7万円ほど手当てが頂けます。

また、再就職手当もあなたが新しい転職先が決まり、研修期間が終われば約20~30万円の手当てを頂けます。

なので、助産師を辞めたら必ず離職票を受け取り、ハローワークに提出するようにしてください。