「毎日同じことの繰り返しでやりがいがない」
「仕事が暇すぎてやっているふりをするのが大変」
「人間関係に悩んでいるので仕事を辞めたい」
そのような仕事の悩みを抱え、本記事までたどり着いたのではないでしょうか?
動き回るよりもデスクワークの仕事がしたい、定時で上がれる仕事に就きたい、仕事よりもライフスタイルを重視したいなどの思いから希望する人は多いと思います。
しかし、実際に働いてみると、自分の思い描いていた事務の仕事とのギャップや、様々な面での不満やストレスに、「実は転職したいと考えている・・・」「事務職を辞めたい・・・」と考える人も少なくはありません。
実際に私自身も、事務職として働いていた経験があるので、事務職として働く苦労や悩みを抱える人の気持ちがよくわかります。
今回は、そんな私から事務職を辞めたいあなたに向けて、転職で失敗しないための心得をお伝えします!
ぜひ参考にして、できるだけストレスがかからず、少しでも楽しく仕事にのぞめる働き方を実現させましょう。
そもそも、あなたはどうして事務職を辞めたいの?
まずは、あなた自身がどうして事務職を辞めたいのか、はっきりと自覚しておくことが大切です。
なぜなら、新しい職場を探すときに、また同じような職場環境を選んでしまったら本末転倒ですからね。
下記では、実際に事務職として働く多くの人が抱える悩みについてお伝えしますので、共通する部分があるかチェックしてみましょう。
人間関係がうまくいっていないので辞めたい
事務所として働く場合、常に社内でのデスクワークが基本。
毎日一定の人としか関わらないということがほとんどです。
そのような限られた人の中で、気の合わない人や嫌味を言ってくるような上司がいると、それだけでストレスを感じたり、疲弊してしまってはいませんか?
人間関係で悩みすぎて辞めたいと感じるのは、実は良くあることです。
ストレスで体や心を壊してしまう前に辞めることは、「逃げ」ではありません。
自分が心地いいと思える環境で働くことはもちろん可能なので、辛いと感じていたら、環境を変えることを考えてみましょう。
やりがいがないので辞めたい
事務職として働いていると、お茶だしやコピー、資料の制作などいわゆる誰にでもできる仕事が多く、楽だけど毎日がなんとなくすぎる。
特別なスキルが身につくわけでもなければ、そこまでやりがいを感じることもないと、何か物足りなさを感じている人も多いです。
せっかく仕事をするなら、スキルややりがいのある仕事をしたいと感じ始めたのであれば、もしかしたらそれは転職を考えるべきタイミングだというサインかもしれません。
仕事量が少なすぎてやっているふりをすることが辛いので辞めたい
激務、長時間残業が辛いということはわかりますが、あまりにもやることがないということも、それはそれでまた辛いものがありますよね。
特に事務職として働いていると、あまりの仕事量の少なさに午前中にはやることがなくなってどうしたらいいかわからない・・・などと感じたことはありませんか?
周りのプログラマーさんや設計担当の方など、別の業務を担当している人はすごく忙しそうにしているのに手伝えることもないと、居心地が悪く感じてしまいますよね。
そのように暇すぎることが辛いと感じるのであれば、あなたはもっとやりがいのある仕事が向いているのかもしれません。
事務職を辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの?
事務職を辞めたいといっても、ほかにどんな仕事があるのかわからないし、どんな仕事についてらいいのか想像もつかない・・・・
特別なスキルもないし、いまの仕事をやめたらほかに雇ってくれる企業もないのでは?
そんな風に不安な気持ちを抱えていることと思いますが、安心してください。
世の中には、あなたが思っている何倍もの仕事があります。
ここでは、事務職にはなかった魅力のある仕事や、同じように事務職を辞めたいと感じている人が次の転職先として希望する仕事についてご紹介します!
やりがいのある仕事に就きたい
今よりもやりがいのある仕事に就きたい、事務職として働いてみたことで、実は自分はもっと向上心があるタイプなのかもしれないと感じた場合、そのような希望とマッチする仕事につくことをおすすめします。
例えば、営業職や企画職、デザイン系の仕事など自分自身で考えて企画や提案を行う職種の方が、もしかしたら合っているということもあります。
なかなか自分で探すことが難しいと感じた場合、転職エージェントを利用して、自分の適正にマッチした職場を見つけてみましょう。
事務職での強みを活かせる仕事に就きたい
会議のための細かな準備や会場のセッティングなどで重要な、気配りや柔軟性、上司や顧客からの指示に対して正確に業務をこなしたり、人をサポートする力など事務職として身につけた力をできるだけ生かした仕事に就きたいと思ったら、秘書やアシスタントなどのサポート役が向いているかもしれません。
もしくは、社内のサポートではなくお客様のサポートとして、コールセンターや接客などもおすすめです。
事務職を辞める前に準備しておくことは?
事務職を辞めたいと思ったらいきなり辞めずに準備をしておくことが大切です。
というのも、社会のルールというものがあり、企業によってどのくらい前に退職届を出さなくてはならないなど決まっているところがほとんど。
下記では、あなたが事務職を辞めたいと思ってから辞める前にしておくべき4つのことについてご紹介します。
ぜひチェックして、今からしっかりと準備を進めておきましょう。
辞めるタイミングを事前に考えておく
まずは、いつまでに仕事を辞めるかということについて、目安だけでもしっかり考えておきます。
4月から新入社員が入ってくるということで、その前後でやめるということもいいかもしれませんが、比較的年間を通して採用情報を行っているところも多いため、そこまで辞める時期について悩まなくても大丈夫です。
本当に辛い、一刻も早く転職したいと考えるのであれば、自分の体を壊したり、限界がきてしまう前に、しっかりと退職のタイミングを考えておきましょう。
働きながら転職活動をする
土日休みで定時退社ができることの多い事務職は、働きながらでも比較的転職活動しやすいと思います。
そのため、仕事終わりや仕事が休みの土日を使って履歴書を書いたり、面接の予定を入れたりと積極的に転職活動を進めていきましょう。
なぜなら、仕事をやめた翌々月からお給料が振り込まれなくなります。
貯金を切り崩しながらの生活や転職活動は、思っている以上に負担になることもあるので、今の仕事と並行しながら転職活動ができたら安心です。
溜まっていた有給を消化しよう
事務職で働く人は、比較的有給も取りやすい傾向にあるため、そこまで有給が溜まっていないという人もいるとは思います。
しかし、念のため自分の有給が後のくらい残っていて、辞めるいつ頃から使えるのかあらかじめ確認しておきましょう。
6ヶ月以上働いた場合10日以上の有給がもらえているはずです。
離職票の届け出を出そう
これは、実際に仕事をやめた後の話になりますが、仕事を辞めると退職後に離職票が送られてきます。
この離職票は、転職・再就職をする際に、とても大切なものになりますので、万が一もらえないということがあれば、必ず問い合わせましょう。
仕事をやめた後、決められた期間内にハローワークへいき、離職票を提出してから転職活動を始め、新しい職場が決まった上で条件を満たしていれば、国から再就職手当を受け取ることもできます。