「求人広告に記載されている内容と全く違う」
「理想としている仕事が一切できない…」
「早く仕事を辞めたいけど辞められない…」
などと、求人広告に記載されている内容と、入社して会社で仕事をしていると「あれ?全く理想としている仕事と違う…」と感じたことはないでしょうか?
昨今は、どこの会社も人材不足です。そのため、求人広告の内容を少し盛って記載する企業が増え、入社後とのギャップに苦しむ方が年々増えてきました。
なので、今回は人材会社で求人広告のライターをしていた坂本さんに「”ぶっちゃけ”求人広告は嘘だらけな理由」について、インタビューさせて頂きました。
求人広告の記載には様々な落とし穴があるので、しっかりと理解した上で就職・転職活動をすることをオススメします。
では、早速ですがまいりましょう。
どうして求人広告は嘘だらけなのか?

どこの会社もメリットしか求人広告に載せない

求人広告が嘘だらけの理由の1つに、どこの会社も自社のメリットしか求人に載せないため、魅力的な言葉に惹かれ「ここの会社面白そう…」といった理由だけでプレエントリーをしてしまう求職者が多いです。
というのも、昨今は人材不足の企業が増えてきたため、求人広告で過度な表現を用いて採用活動をする会社も増えていました。そのため、入社したはいいものの、「自分の思っていたのと違う…」といったようにミスマッチが増えています。
企業側は多くの人材を確保し、自社の売り上げや利益を伸ばすことが使命課題になります。いかに自社の魅力を伝えられるかが採用活動において重要なのです。そのため、盛った内容を求人に記載する会社が沢山あるのが現実です。
そのような要因も重なり、年々離職率が上がり人材の流動が激しくなっているのです。求人広告の見方として、「メリットしか記載されてないけど、デメリットって何だろう?」と思いながら、会社を選ぶことが大切です。
デメリットは専門用語を上手く使ってごまかす

求人広告が嘘だらけだと思う理由の1つに、デメリットの部分は専門用語を多用し、まるでメリットかのように上手に求人広告に記載されていることが挙げられます。
例えば、
「御社は成果主義です」=「数字が取れないと給与が全く上がらない」
「25歳で年収1000万円」=「ありもしないような理想論」
「20代で事業部長になれる」=「1000人に1人の確率or希望してる」
など、言葉1つとってもしっかりと本質を見なければ、求人広告の誘い文句に惹かれて入社してしまうことがあります。
また、大半の求人広告には「こんな人材が取れたらいいな〜」といった「理想論」が記載されているケースが多いです。
あなたのミスマッチが無くなるように、「この会社いいかも!」と思ったら、徹底的に自分で調べることから始めましょう。
会社の悪い評価をSEO業者を使って隠す

求人広告が嘘だらけという理由の1つに、企業は資本家や株主の支援があってこそ経営ができています。
そのため、何1つデメリットや悪い評価を求職者にも思われたくない側面があります。
そのため、求人広告を見て「この会社いいな〜」と興味を持った企業があって、インターネット上で「もっとメリット、デメリットを知りたい」と思っても、メリットしか出てきません。
会社の悪い評価というのは、しっかりとお金を使ってSEO対策をしているからです。SEO対策とは、「検索した時に自社の悪い評価の記事を削除。もしくは、3,4ページ後に記載」するといったシステムです。
ただ、「みんなの就職活動日記」「転職会議」「2ちゃんねるのスレッド」などには会社の本音が記載されていることも良くあるため、求人広告だけではなく、自分でしっかりと調べることが大切です。
就職・転職エージェントは使用しない方がいい!

「求人広告は嘘だらけだから、転職エージェントを利用すればいいじゃん!」と思われる方もいらっしゃいますが、エージェントで取り扱う求人は「不人気企業」もしくは「ブラック企業」がほとんどです。
なぜなら、転職エージェントの求人は「求人広告(リクナビ・マイナビ)などに掲載しても採用できなかった企業が、同時に転職エージェントに頼む」とったケースが多いからです。
つまり、「人材不足でなかなか人を採用できない企業」が転職エージェントを使用しているのです。
転職エージェントも営業マンですから毎月の予算を達成するために、半ば強制的に「この企業いいと思いますよ」とオススメしてきます。
また、取り扱う求人数も少ないため、限られた求人の中からしか選ぶことができません。転職エージェントよりも求人広告の方が絶対にいいです。
求人広告は嘘だらけ?見極めるポイントについて紹介!
求人広告と入社後のミスマッチが多いため、「嘘だらけじゃん…」と思われているでしょうが、しっかりと見極めるポイントがあるので把握しておきましょう。
ずっと募集している。通年採用の企業はブラック企業が多い

求人広告の掲載期間は1ヶ月〜半年などプランによって決められています。
にも関わらず、募集期間がやたらと長かったり、いつ見ても掲載されている企業には要注意です。
というのも、予定した募集人数に届かず、追加料金を支払って掲載している場合や、離職率が非常に高いとったケースがあります。
なので、「あれ?いつでもこの企業掲載してる。どうしてかな?」と思ったら、その会社は何かしらの問題を抱えている企業です。
問題を抱えているということは「過酷な労働環境」「給与が低い」「福利厚生が気薄」「ブラック企業」の可能性が高いです。
このように思ったら、一度インターネットで自分なりに調べたり、退職者の声を聞いてインプットしておく必要があります。
ただ、中には内定が貰えず、焦ってブラック企業にエントリーしてしまう方もいます。しっかりと心得ておきましょう。
カタカタ用語の多い職種ばかり募集している企業は怪しい

求人広告の嘘を見極めるポイントとして、「カタカナ用語」ばかりの職種を募集している企業はブラック企業に多いということです。
特に20代30代の男女は「カタカナ用語の職種」=「カッコイイ」と思いがちのため、蓋を開けてみれば「ただの営業職だった…」ということがよくあります。
例えば、
「人材コンサルティング」=「人材の営業職」
「WEBコンサル」=「プロダクトの営業職」
「プランナー」=「企画営業職」
「コーディネーター」=「全体の調整や管理」
「アドバイザー」=「販売や営業」
などが挙げられます。
「〇〇の営業」と記載すればいいものの、カタカナ用語を使用することで魅力的に見せているのです。
このように記載されている企業は離職率が高かったり、過酷な労働環境の会社が多いという特徴があります。
後々「求人広告に騙された…」と思わないように、「この営業職何だろう?」と思えば、一度調べてみることをオススメします。
給与に幅がある。給与が高すぎる傾向がある

求人広告を見極めるポイントとして、他社に比べて著しく年収が高かったり、給与に幅がある会社には要注意です。
例えば、
「年収300万円〜1,000万円」
「20代で年収1,000万円も可能」
「結果次第では年収1,000万円」
などです。
このように記載されている企業は「成果連動給」で高く厳しく設定されたノルマをこなした場合に高給になります。
また、見なし残業手当が含まれていたり、ノルマが達成できなければ給与が低くなるといったことも挙げられます。
そのため、実際の労働時間よりも少ない手当しかもらえないといった事態になりかねません。
年収で釣る企業は大半がブラック企業です。もっと、会社の理念やビジョンを重視して求人広告を見るようにしましょう。
入社した後に「あれ、年収高くないじゃん…」「超ブラックじゃん…」と思わないように、前もって下調べすることが大切です。
「裁量制度があります」という記載に要注意

よく20代でバリバリ活躍したいと思い「裁量制度」がある会社に魅力に感じ、就職・転職活動をする若い男女がいます。
ですが、今一度「裁量制度」について、理解しておくことが大切。
というのも、「裁量制度」を重視している会社は、総じて労働時間の割に合わない収入になる傾向があります。
なぜなら、自分の仕事の結果に対して給与が定められているため、結果が出ないと全く給与が上がりません。
特に20代前半の若い方は「裁量制度」があるからと入社してしまいますが、最初の3,4年はなかなか結果が出ません。
「20代で〇〇の年収か…低いな…」と思う方が多いため、「裁量制度」を重視して入社することは控えましょう。
根性論が記載されている企業はブラック率が高い

求人広告の嘘を見破るためのポイントとして、「根性論」「精神論」をやたら記載されている企業には要注意です。
特に営業職に多いですが、「絶対に負けられない戦いがある」「やる気さえあれば給与が高くなる」「根性がある人は大歓迎」と記載されてる企業は無視しましょう。
このような会社はパワハラやセクハラなども当たり前のようになり、飲み会では大学のサークルのようにどんちゃん騒ぎするケースがよくあります。
「The 体育会系」の男女が多くいるので、職場環境に馴染めず、入社したはいいものの早期退職してしまう方も少なくありません。
やる気や根性が記載されている企業は時代遅れです。求人広告に書かれてある言葉1つとっても、様々なことを連想することができます。
ミスマッチを防ぐためにも、気になった用語を見つけたら、インターネットで逐一チェックすることが納得して会社に入社できると思いますよ。
私は以前都内にある大手人材会社に3年間勤めていました。
今回は「求人広告のリアル」について詳しく紹介していきますね。
安易に会社を選んでしまうと、ミスマッチが起こるので慎重に…。