「入社一年目だけど仕事を辞めたい…」
「職場の人間関係に疲弊してしまった…」
「入社後の仕事内容にギャップを感じた…」
などと、あなたは入社一年目から仕事の悩みを抱え込み、できれば今すぐにでも会社を辞めたいという気持ちを持ち本記事まで辿り着いたと思います。
というのも、最近はどこの会社も人材不足です。「いかに新卒社員を採用できるか?」が使命課題なので、求人広告ではメリットだけしか記載せず、まんまと口説き文句に誘われて入社してしまいます。
すると、入社後に「この会社はちょっと違うな…」「居心地が悪い職場だな…」とギャップに苦しみ、入社一年目から仕事を辞めたいと感じる新卒社員が年々増えているのが実際のところです。
なので、今回は「どうして入社一年目から仕事を辞めたいと思うのか?」「退職してからのオススメの進路」について、詳しく紹介していきます。
では、早速ですがまいりましょう。
入社一年目だけど仕事を辞めたい人達の特徴とは?
求人広告と入社後の仕事にギャップを感じた
入社一年目で仕事を辞めたい人の特徴として、リクナビやマイナビで掲載してある求人広告の内容と、入社後のギャップに差があり「思っていた仕事と違う…」という気持ちを持つ方に多いです。
新卒採用をする会社は、「いかに多くの人材を採用できるか?」が目的なので、求人広告ではメリットの部分を全面に打ち出し、”大胆に盛っている”内容を記載することで、人材を確保しようとする狙いがあります。
例えば「20代で頑張れば役員になれる」「成果を出せば出すほど収入が上がる」と記載されていたり、カタカナ用語(コンサルタント、マネージャー、ソリューション)などの言葉が多用されているる求人広告は”裏がある”と思っていいでしょう。
というのも、新卒は「いかにカッコいい仕事に就きたい」という願望を持つ方が多いため、そんなカタカナ用語や、モチベーションを上げる言葉に踊らされてしまい、会社に入社してしまうケースが多々あります。
そのため、「求人広告と入社後の仕事内容にギャップ」を感じてしまい、入社一年目でも仕事を辞めたいという気持ちに芽生える人も少なくありません。
内定欲しさに焦って会社に入ってしまった
入社一年目で仕事を辞めたい理由の1つに、就活中になかなか内定が貰えず、第一志望の業界ではない会社に内定欲しさに入社してしまったことが挙げられます。
どうしても、就活中に内定が貰えずダラダラと就活をしていると、日に日に焦りが増してきますし、周りの友人が「第一志望に内定が決まった」と聞くと自暴自棄に陥る方も多いです。
そのため、誰でも内定が貰えそうな会社に入社してしまい、今の仕事に不満を持つようになったり、刺激が足りないと感じ、入社一年目で仕事を辞めたいという気持ちに芽生える方も少なくありません。
なので、内定欲しさに焦って会社に入ってしまうと、「自分の思っていた仕事と全く違う…」と思うようになるケースが多いため、若いうちに自分のやりたい仕事を見つけることをオススメします。
自分の希望する部署に配属されなかった
入社一年目で仕事を辞めたい理由の1つに、理想とする会社に入社したはいいものの、「自分の希望する部署に配属されなかった…」という理由で、職場に通いながらも転職活動をする方も少なくありません。
例えば、マーケティング部署を希望していたのに、苦手な営業職に配属された。正社員という肩書きはあるが派遣社員のような勤務体系。商品企画を希望していたのに経理職に配属された。などなど…。
自分のやりたい仕事ができない部署だと「どうしてこんな仕事しなければいけないの?」と思ってしまうため、仕事のモチベーションが下がったり、仕事でミスを連発してしまうこともあります。
すると、自然と「仕事を辞めたい…」「自分の希望する仕事をやりたい…」と思うようになり、入社一年目で早期退職する新卒社員も多いです。
上司との人間関係に悩みを抱えてしまった
入社一年目で仕事を辞めたい理由の1つに、直属の上司との人間関係や職場の雰囲気に悩みを抱え、精神的にも身体的にも疲弊してしまう新卒社員の方が多いです。
というのも、20代30代の上司は「お前こんな仕事もできないのか…」「人としてができてない…」などと平気で人格否定や上から目線でマネジメントしてくるケースがあります。
特にこのような特徴のある業種は営業職に多く、自分の仕事で手一杯にも関わらず、部下のマネジメントに手が回らないため、感情的に部下にアドバイスをするケースが挙げられます。
中には蹴りや殴るなどの行為をし、パワハラが日常茶飯事の会社もあります。なので、もし、上司から理不尽な無理難題を押し付けてきたり、暴力を振るわれているなら、その職場から一刻も早く抜け出すことを考えましょう。
入社一年目からでも、職場の人間関係に悩む新卒社員は沢山います。また、職場の雰囲気が合わないのに黙々と職場に通う方も多いです。少しでも居心地が悪いとp感じているなら、早く辞めることをオススメします。
今の仕事に将来性を感じなくなった
入社一年目で仕事を辞めたい理由の1つに、「今の仕事をこのままやっていて、本当に大丈夫なのか?」とふとした時に感じたり、「もっと将来性のある仕事に就きたい!」と思うようになるという理由が挙げられます。
このような特徴は「単純作業が多い仕事」や「年功序列の会社」に当てはまります。時代の流れに合わないような職場環境だと、新卒社員は敏感なので、「この会社は将来性ないな…」と考え、入社一年目でも早期に退職する方も多いです。
また、職場内に憧れる上司がいなかったり、ワクワク仕事をしていない上司を見ると「こんな上司達にはなりたくない…」と思うようになり、入社一年目でも仕事を辞めたいと思う新卒社員も出てきます。
なので、「20代でもバリバリと働ける職場環境に転職したい」「もっと憧れる先輩方が沢山いる職場に転職したい」という気持ちを抱え、今の職場に通いながらも転職活動を始める若者も年々増えています。
入社1年目で仕事を辞めたい男女の生の声を紹介!
では、次に入社一年目で仕事を辞めたいという「現役の新卒社員」と「一年目で退職した新卒社員」の仕事の悩みについて、40人の男女にアンケート調査を実施させて頂きました。
ここでは、多くの意見があった3つの項目について、生の声を紹介していきます。あなたも共感する部分があるかもしれないので、参考にしてみてください。
職場の雰囲気に嫌気がさした
私はとある不動産会社の営業職に内定をもらいました。ただ、職場環境が自分とマッチせずに4ヶ月ほどで退職した経緯があります。
というのも、職場内では「酒」「女」「金」と三拍子揃った欲深い人達が沢山いたため、イケてる男女達が沢山いました。
私はマイペースな穏やかな性格をしているため、欲に目が眩んだ人達との仕事には常にストレスを抱え込んでしましい、入社して4ヶ月で早期退職しました。
現在はWEB系の会社でパソコン作業をしながら、マーケティング職に就いています。
(23歳/元不動産会社)
職場の人間関係に疲弊してしまった
私はとある大手企業のアパレル会社に勤めていましたが、上司との人間関係に悩みを抱えて10ヶ月で会社を辞めた経緯があります。
というのも、上司がとても感情的な方だったため、何かと私を殴ってきたり、蹴ってきたので、精神的に病んでしまいました。
私も新卒1年目ということもあり、なかなか仕事が覚えられなかったことも理由の1つだと思いますが、暴力をしてきたのは辛かったです。
(22歳/ファーストリテイリング)
私はとある広告代理店に勤めていましたが、ちょうど一年が経った4月に会社を辞める決断をしました。
というのも、私は営業が苦手だったため、未達になることも多かったです。
そのため、社内での私の立ち位置は「仕事ができないヤツ」「職場のガン細胞」でした。
社内では信用されていないと感じた私は、「もうこの会社にいてもダメだな…」と損切りをして転職することにしました。
ちなみに、入社一年目の7月頃から仕事を辞めたいという気持ちになったことを覚えています。
(22歳/広告代理店)
思っていた仕事と全く違った
私は新卒入社でとあるWifiのサービスを売る会社に内定をもらい、スーツを着てバリバリ営業をしたいと思い胸を躍らせていました。
ただ、入社したら正社員という肩書きを持ちながら、派遣社員のような働き方で、都内の家電屋に送り込まれるようなお仕事をしてました。
「あれ?思っていた仕事と違う」と思った私は、求人広告を再度拝見したところ、「営業」とは書かれていましたが、「法人営業」とは書かれていませんでした。
内定が貰えた嬉しさから、細かい部分をチェックしていなかった私の甘さが露呈したと思い、入社して2か月で会社を辞めました。
(22歳/セントメディア)
私は大手のIT企業に内定を頂き、エンジニアとして活躍したいという希望を出しました。
ただ、研修結果から配属された部署が営業職(SE)でした。「こんなはずでは!!」と思った私は人事に直談判したことを覚えています。
そしたら、「決まったことなので部署移動はダメです」「成果次第では部署移動も考えます」と言われてしましました。
なので、「自分のやりたい仕事ができない!」と思い、入社一年目の研修が終わった7月に仕事を辞めたいと思うようになり、退職届を出しました。
現在は同じIT企業でエンジニアとして活躍しています。
(23歳/元SE)
私は新卒でとある人材会社に入社しましたが、体育会系の職場で「仕事」と「飲み会」ばかりの環境に嫌気がさしました。
週に2回3回飲み会があり、毎日のようにサービス残業…。
とてもじゃないけど、ここの会社には何年もいられないと思いました。
私は大学のサークルのような雰囲気は苦手だったので、入社一年目の8月頃に会社を辞めたいと思い始めました。
(23歳/人材系)