【体験談】会社がブラックです。ブラック企業の特徴と退職方法を紹介!

ブラック企業最悪…

残業未払いとかやってられない…

早く転職したいんだが…

などと、会社がブラックのため精神的にも肉体的にも疲弊してしまい、「この会社辞めたい…」と思ったことのある方が多いのではないでしょうか。

また、ブラック企業は都内に数多くあり、労働基準監督署の目を盗み「打刻時間を早める」「パワハラ部署がある」などの特徴があります。

このような会社は求人情報では明るような雰囲気を漂わせていますが、入社したら「全く違った…」というようなミスマッチが多い会社と言えます。

なので、今回はブラック企業に勤めていた飯塚さんの体験談を紹介しながら、ブラック企業の特徴と退職方法を紹介していきます。

では、早速ですが参りましょう。

入社した会社がブラックだった飯塚さんの体験談

飯塚さん
25歳の飯塚と申します。 以前私は新卒入社でとある新宿の「IT×人材」のベンチャー企業に営業職として一年間勤めていました。 初めは、「ここの会社で仕事できるなんて魅力的!」と思っていたのですが、徐々に裏切られることに…。 私の一年間の格闘の日々を紹介していきます。

今回は直属に飯塚さんに一時間ほどインタビューさせて頂きましたので、その内容を元に細かく紹介していきます。これから就職活動、転職活動する方に何かしらのアドバイスになればと思います。

会社がブラック企業だと知らずに入社してしまった

飯塚さん
私は会社がブラックだと知らずに入社してしまったのが大誤算でした。 というのも、しっかりと検索すれば「ここの会社はやめておいた方がいい…」と多くの口コミがあったと仕事を辞めてから知りました。 また、会社がブラックなのは求人広告からでも見破ることができます。 例えば、「20代でも部長になれる」「カタカナ用語が多い職種の募集が多い(コンサル系)」などです。
補足説明

「2ちゃんねる」「みんなの就職活動日記」「ツイッター」「転職会議」には多くの会社の評判や口コミが書いてあるので参考にしてください。

入社一年目の私は、右も左も分からなかったにも関わらず、直属の上司からは「お前電話の使い方も知らね〜のか笑」と言われたり、「営業職はおでこを出せ!」と言われ髪の毛を引っ張られたりと散々だったことを覚えています。

また、求人広告には会社の本当の事実は載っていないんだと理解しました。だって、朝は6時出勤の23時退勤ですからね…。本当に死ぬかと思いましたよ。

そんなこと求人広告には記載されていなかったので、「この会社絶対に辞めてやる!」と思っていましたが、1年以上勤めないと会社を辞めた時に失業手当がもらえないと知り、我武者羅に1年間仕事していたことを覚えています。

会社がブラックな環境で辛かったことと特徴とは?

飯塚さん

いくつかあるので紹介します。結論からお伝えすると、

  1.  朝6時出勤23時退社
  2. 毎月の予算の目標が高い
  3. 影で悪口を言う人が多い
  4. パワハラは日常茶判事
  5. 常にイジメ対象を探す
  6. 飲み会が死ぬほど嫌だった

 

では、詳しくお伝えしていきます。

❶ 朝6時出勤23時退社が超大変だった

「この会社本当にブラックだな…」と思ったのが、従業員を駒のように扱う社風です。というのも、朝は必ず6時出勤で必ずチャットワークの画面に自分の打刻した時間をスクリーンショットをして載せるという文化がありました。

1分1秒でも遅刻するとグループ朝礼で「お前遅刻してんじゃね〜よ!情けねんだよ!」と怒られる方が後を絶たなく、毎朝起きるたびに上司の顔が思い浮かべられ、「早く会社に行かないと怒られる…」と思うようになりました。

なので、たまに学生時代の友達と仕事の話になると「お前の会社ブラックじゃん」「その会社辞めた方がいいよ」と言われることも多く、人は環境に慣れてしまうとそれが当たり前になってしまうんだな…。と常々思っていました。

❷ 毎月の予算の目標が高い

「この会社ブラックだな…」と思った出来事は、以上に毎月の予算の目標設定が高いことが挙げられます。目標が高いというのはいいことだと思いますが、数字に押しつぶされて何人も新卒入社の同僚達が辞めていく瞬間を目撃しました。

というのも、自分の予算が目標額にいっていない時は、土日出勤も当たり前にしますし、23時に退社してからも24時間営業のカフェで仕事したり、会社の近くにある漫画喫茶に泊まっていお仕事していた方も沢山いました。

また、月末になると予算が達成できなかったメンバーを面談室に呼び出しては、罵倒や暴力を浴びさせられらことには本当にビックリしてしまい、正直「この会社は根っからのブラックだな」と思うことがよくありました。

入社する前は会社の従業員数が2,000~3,000名程度いたので、「さすがにブラックじゃないだろう…」と思っていましたが、完全にドストライクのブラック企業だと実感しました。

❸ 影で悪口を言う人が多い

「この会社ブラックだな…」と思ったのは平気で人の悪口を言う人が後を絶たなかったということです。私と2人きりになると他の人の愚痴や会社の文句ばかり言ってきたので、本当に驚くことばかりでした。

私は「社会人てこんなにも大変なのか…」と思っていましたが、友達に聞くとやはり「異常の会社だよ…」とよく言われていたため、「普通の会社ってどんな会社なんだろう?」と常々思っていたことを覚えています。

ちなみに、面白いエピソードを1つお伝えすると、仕事帰りにカフェで上司と一緒に仕事をしていたら、2人組みの同じ部署の人間が私の上司の悪口を言っていました。上司の顔を見たら「真っ赤にリンゴのように赤くなっていた」のは面白かったです。

❹ パワハラは日常茶判事

「この会社はブラックだな…」と思ったことは、パワハラが日常茶判事に行われることです。何か部下がミスをすれば蹴ってきたり、ネクタイを引っ張ってきたり、しまいにはクレームが来れば顔に唾を吐かれるなどをしていました。

「この雰囲気がブラック企業なのか〜」と思いながら私もパワハラされている人の姿を観察しながら、黙々と仕事に取り組んでいたことを覚えています。ブラックな会社は数字が全てなので暴力も厭わないという特徴があります。

また、私の通っていた会社では2018年の8月頃に殺人事件があったようです。私は2018年4月末に退社したので、自分が被害者にならなくてよかったと心の底から思っています。

会社がブラックなのは、精神的にも肉体的にも疲弊してしまうので、絶対に入社しないでくださいね。

❺ 常にイジメ対象を探す

ブラックな会社では特に営業職の部署に多かった、イジメの対象を常に見つけているということが挙げられると思います。

というのも、ブラックな会社はどうしても数字が取れていない社員をターゲットにして、弱いものイジメをしていた姿を何度も見かけたからです。

これは学生時代のクラスのように、強いものがいれば弱いものがいるという弱肉強食の世界がブラックの会社にはあると思うようになりました。

また、今まで数字を取っていた人がいきなり未達を繰り返すと、その人もイジメの対象になってしまうこともあり、「数字を取らなければイジメられる」という恐怖が会社に漂っていたことを覚えています。

なので、あなたが今現在ブラックな会社に務めているなら、その環境からいち早く抜け出して、新しい職場へと転職することを私はオススメします。

❻ 飲み会が死ぬほど嫌だった…

「この会社はブラックだな…」と思ったのは、毎月事業部ごとに行われる全員必ず出席しなければいけない飲み会です。

というのも、ブラック企業の特徴として、「女」「酒」「仕事」と三拍子揃ったことを美徳としていたため、飲み会の席で仲良くなった女性と不倫する人も多くいました。

ただ、不倫関係の男女は会社から追放されましたが、それが1年間に2回もあったので、「これがブラックな社会か…大変やな」と思っていました笑。

また、私はお酒が飲めない体質だったにも関わらず、上司が飲め飲めとお酒を注いできては頭を殴られたりしたのは会社に通うよりも地獄でした。

ブラックな会社の退職方法を紹介

飯塚さん
ここでは、私が勤めていたブラックな会社の退職した方法と、一般の人でも簡単に退職できる方法を紹介していきます。

私(飯塚)はブラックな会社をパワハラされたので当日に辞めました

私は適度に上司からの暴力をされて困っていたところに、2ヶ月間未達成になり、「お前は組織のガンだ」と言われ面談室に連れ込まれ、ボコボコにぶっ飛ばされたことがあります。

それに嫌気をさした私は、社内に戻りパソコンで退職届をコピーして記載し、ハンコを押しました。そして、机の中にあるものを全部処理し、社用携帯、パソコン、社員カード、などを置いて会社から出て退職しました。

後々人事部の方から「30万円を払うから見過ごして欲しい」という退職する際の書類を書き会社をおさらばしました。

なので、私のようにブラックな会社で精神的にも身体的にも疲弊しているなら、当日に辞めてしまうのもアリでしょう。だってブラックな訳ですし、労働基準監督署の目を盗んで経営している会社であれば何の問題もないでしょう。

再度お伝えしましが、ブラックな環境の会社で働くあなたは明日から会社にいかなくていいです。「上司に辞めます」と伝えるだけで大丈夫です。

後々、見ず知らずの接したこともないような優しそうな人事と2人きりでカフェで話すだけで終わりますからね。