「会社を早く辞めたい!」
「でも辞めることを伝えられない」
「毎日会社に行くのがシンドイ…」
などと、今すぐにでも会社を辞めたいけど、なかなか退職願を上司や部下に伝えることが億劫だと感じているのではないでしょうか?
昨今では、どこの会社でも人材不足と嘆いている企業が後を絶ちません。そのため、会社を辞めたいと伝えると止められることもよくあります。
また、会社側が退職願いを出せないような雰囲気をわざと作っていることもあるため、あなたが勇気を持って行動するしかありません。
なので、本記事では「早く会社を辞めたい人が取るべき行動」について紹介してきますので、自分でも行動に移して実践してみてください。
Contents
そもそも、どうしてあなたは会社を早く辞めたいの?
人間関係に問題がある
早く会社を辞めたいと考える会社員の多くは、上司や部下との人間関係に疲弊してしまい、転職したい気持ちを持つ方が大半を占めます。
特にお取引先との人間関係は良好なのにも関わらず、 いざ社内の人間関係になると悩みを持つ方が後を絶たないのが現実です。
また、人間関係の悩みで退職する理由が最も多いとされており、最近では入社してから数年以内で辞めてしまう方が増えてきました。
とはいえ、人間関係に悩みを抱えていて早く会社を辞めたい気持ちがあったとしても、なかなか退職届けを出せずにいる方が多いです。
給料が年齢に見合ってない
早く会社を辞めたい理由の1つとして、ボーナスもなく、なかなか給料が上がらないため転職したいと考える方が多いです。
最近では年功序列や終身雇用を辞める企業が相次ぎ、しまいには中小零細企業ではボーナスがない会社が大半を占めるようになりました。
1つここでデータを紹介します。大阪シティ信用金庫がまとめた「ボーナス調査結果」のデータです。
ボーナスを支給すると回答した中小零細企業は全体の「59.6%」とされており、さらにボーナスがあってもごく僅かといった傾向があるようです。
なので、給料が年齢に見合っておらず低いといった理由で、「早く会社を辞めたい」「早く転職したい」気持ちを持つ方が多いようです。
俗に言うブラック企業である
早く会社を辞めたい理由に、長時間労働の割に福利厚生が気薄でかつ給料も低いといったブラック企業だからという理由があります。
昨今はブラック企業が増え続けており、会社側は労働監督署にバレないようにこっそりと法律の穴を潜って長時間労働をさせる企業が増えています。
そのため、特に20代前半から30代半ばにかけての会社員がこのような悩みを抱えており、精神的に疲弊してしまう若い方が年々増えています。
中には数字が取れていなければ土日出勤という会社も存在するため、早く仕事を辞めたくても転職活動の隙すら与えない悪徳企業も存在します。
土日が休みの仕事に就きたい
早く会社を辞めたい理由の1つに、接客業や飲食業で働く方に多いですが、土日休みの仕事に就きたいという理由があります。
どうしても、平日出勤のお仕事だと正月、GW、お盆、クリスマス、年末などのイベント時には、必ずシフトを組まれてしまいます。
これは、業界によってはしょうがないことですが、恋人や家族、友達との関係を大切にしたい人にとっては重要なことです。
また、中には「平日休みだと休んだ気がしない」「仕事とプライベートの区別がハッキリしない」といった悩みを抱える方もいます。
いずれにせよ、仕事とプライベートを充実させたい人が、土日休みの会社に転職したいと考えている傾向があります。
やってみたい仕事を見つけた
早く会社を辞めたい理由の1つに、「自分のやりたい仕事を見つけた」もしくは、「チャレンジしたいことができた」といった人達です。
このような人達はとても行動力があるため、「早く会社を辞めたい」と思えば、すぐに直談判して退職届をすぐに出すタイプが多いです。
ただ、思い立ったらすぐ行動してしまうため、 会社を辞めたはいいものの、アルバイトや派遣社員として数ヶ月働くケースが多いようです。
転職する時にも少なからずお金が掛かります。例えば、家賃、光熱費、食費、交通費など、1人暮らしであれば毎月10万円は必要でしょう。
なので、しっかりと自分の貯金残高を把握した上で、計画性を持って転職活動や自分の夢にチャレンジするべきでしょう。
ただ単に仕事がつまらない
早く会社を辞めたい理由の1つに、「ただ単に仕事がつまらない」「毎日刺激がない」「このまま歳をとっていくのは嫌だ」と考えているケースです。
特に単純作業の多い、工場勤務、販売職、接客・サービス業、受付スタッフ、エンジニア、事務職などが挙げられます。
また、 単純作業の仕事はなかなかお給料が上がらないため、何をモチベーションに仕事をしていいのか?分からない方も多いです。
すると日々の仕事が単調になり、「もっとワクワクした仕事をしたい」「成果主義の仕事に就きたい」と思う特に20代の男女が多いです。
上記では「早く仕事を辞めたい!」気持ちを持つ人達の仕事の悩みを紹介してきました。
あなたにも当てはまる部分がありましたか?
仕事1つとっても、様々な悩みを持つ方が沢山いらっしゃいます。
とはいえ、 早く仕事を辞めたい気持ちがあるなら、一気転身して他業種への転職も考えてみることをオススメします。
早く会社を辞めたい気持ちがあると精神的に追い込まれやすい?
では、次に「早く会社を辞めたい気持ちがあると様々な事象が起こり得る」といった注意点についてお伝えします。
というのも、最近は仕事の悩みのせいで、精神疾患に陥る方が増えていますからしっかりと抑えておきましょう。
仕事の悩みは仕事でしか解決できない
早く会社を辞めたい…。その気持ちは分かります。ただ、仕事の悩みは仕事でしか解決できないのが実際のところ。
そのため、いくら休日に趣味に没頭したり、恋人との時間を楽しんでも仕事の悩みというのは取れないのが人間です。
自分の会社に不満を持っていたり、人間関係に悩んでいるなら、いっそのこと環境を変えなければ人間は変わりません。
なので、あなたが寝る間も惜しんで夢中になれる仕事を探すことができれば、仕事の悩みがすぐに解決できるでしょう。
辞めたい気持ちがあると周りに伝わる
会社を辞めたい気持ちがあると、同僚や上司、部下や取引先に無意識に伝わってしまうことがあります。
例えば、「最近元気ないね」「いつも暗い顔してるね」「何か悩み事があるの」などと表情や仕草で周りに伝わります。
いくら周りにバレないように自分を偽ったとしても、上司や部下にはすぐにわかってしまうでしょう。
すると、職場内で余計な心配を掛けてしまい、ますます会社を辞めるタイミングが分からなくなってしまいます。
なので、あなたが「早く会社を辞めたい」と思っているなら、まずは上司に相談するべきでしょう。
仕事のパフォーマンスが落ちる
仕事を心の底から楽しんでいる人と、いずれ会社を辞めたいと思いながら仕事をする人とでは、仕事のパフォーマンスに大きな差が出てしまいます。
例えば、前はできていた仕事が手につかなくなってしまったり、仕事に対しての積極性に欠けてしまうため、それが顕著に数字にも現れてしまいます。
すると、上司から「もっと数字取ってこい」「最近ダラけてきたか?」と思わせてしまい、会社を辞められない雰囲気を自分で作ってしまいます。
これだと本末転倒になってしまいます。どうせ会社を辞めるのであれば、結果を出して良い気持ちで退職することが理想ですよね。
ただ、そうは言ってられない方も中にはいると思いますので、自分の仕事のモチベーションが下がる前に、しっかりと会社を辞める主を伝えることがベストです。
重大なミスをしてしまう
早く会社を辞めたい気持ちを持ちながら職場に通っていると、いつもできていたことが急にできなくなることもよくあります。
それだと重大なミスを犯してしまう確率がグッと上がってしまい、お取引先からのクレームや上司から罵声を浴びることに繋がります。
誰もが嫌な気持ちを引きずったまま会社を辞めたくないでしょう。
会社を辞めたい気持ちがあっても、グッと堪えてオンとオフをしっかりと切り替えることが大切です。
仕事もプライベートも悪循環になる
早く会社を辞めたい人が陥りがちなのが、仕事で上手くいっていないため、仕事もプライベートも悪循環になってしまうケースです。
例えば、職場に行くといつも怒られてばかり…。休日に恋人とのデートや友達との遊びでも、喧嘩や言い争いをしてしまうなんてことも…。
いずれにせよ、プライベートが問題があって仕事にも支障をきたすことより、あなたの仕事に問題があってプライベートが充実しないケースが多いです。
なので、「ここの職場は自分に合ってない…」と思っているなら、早めにその環境から抜け出して新天地に転職することをオススメします。
よくスポーツ選手で移籍した途端に活躍し始めた選手を聞いたことはないでしょうか?
これと同じように会社を変えるだけで、あなたも活躍できる確率は高まります。
ただ、「ここの会社で結果が出ない奴は、他のところにいってもダメだよ」といった声を聞いたことがある人も多いはず。
このようなことを言ってる上司は問題外です。俗に言うドリームキラーなので耳を閉じて右から左に流してくださいね!
早く会社を辞めるメリットとは?転職した後の未来を想像しよう
では、次にもしあなたが今の会社を辞めて転職したらどんな未来が待っているのでしょうか?
未来を想像するだけでも、引き寄せの法則のように思ったことが現実しやすいので想像しておきましょう。
無我夢中で仕事に取り組める
よく天職という言葉を聞いたことがあると思いますが、寝る間を惜しんでまで仕事に没頭できる人のことを指します。
なので、今の会社を辞めて天職に就くことができれば、仕事に悩みを持たず、無我夢中で仕事に取り組めるでしょう。
ここでポイントなのが、「自分のやりたい仕事」「やってみたい仕事」「ワクワクする仕事」を選ベば天職は見つかりやすいです。
ただ、若い人が陥りがちなのは、「収入が高い」「モテそう」「成果主義」「名が通ってる」といった単純に会社を選びがちです。
新しい仕事に就く時は、数ヶ月という時間が経ってしまってもいいので、しっかりと自分の素直な声を聞いて新しい会社を探しましょう。
人間関係に悩みが一切なくなる
あなたが会社を辞めて、自分の適正にマッチした仕事に就くことができれば人間関係の悩みなど考えなくなります。
というのも、現実的にはどこの会社に入社しても、「この人とは合わないな…」と思うことは必ずあります。
ただ、自分のやりたい仕事や好きな仕事であれば、人間関係の悩みにフォーカスする時間がなくなるケースが多いです。
それよりも、今の仕事のプロジェクトの方に夢中になれるため、以前と比べてこうパフォーマンスが発揮しやすいです。
仕事は向き不向きは必ずあります。例えば、以前は不動産の営業をしていたから、次も不動産業界と考えてはいけません。
もっと視野を広げることが大切です。転職を機に人生を変えるためにも、自分の適正にマッチした仕事を探しましょう。
仕事もプライベートも好循環
上記でも少しお伝えしましたが、仕事が上手くいけば、恋人や家族、友達とも良好な関係を築くことができます。
すると以前の会社に勤めていた頃に比べて人生が豊かになりますし、気持ちも穏やかになり常にポジティブに考えられるようになります。
自分自身が会社を上手く利用する気持ちを持つことが大切なので、仕事を通じて自分の幸福度が感じられる仕事に就くことが大切です。
早く会社を辞めたい人が取るべき行動3選を紹介!
では、次に「早く会社を辞めたい人が取るべき行動」について詳しくお伝えしていきます。
下記の3つの項目をあなたが実践すれば、今すぐにでも会社を辞められると思うので試してみてください。
会社に通いながら転職活動をする
早く会社を辞めたいなら仕事をしながら転職活動をすることです。
というのも、一昔前に比べて平日でも土日でも対応してくれる会社が増えてきました。
そのため、隙間時間を上手に利用して、気になる会社の説明会を聞いたり会社に訪問して面接をすることができます。
特に20代の若い男女は、仕事に通いながら通勤時間にこっそりスマホで新しい転職先を探すケースが増えています。
最近では履歴書も手書きではなく、インターネットでPDFとして送るケースが大半なので気軽に転職活動ができますよ。
注意点としては、同僚や上司には絶対にバレないようにすることです。
退職届を出し会社に通わない
大半の会社が「1ヶ月前までしか退職願の受理していない!」といった会社独自のルールが存在します。
ただ、直前に会社を辞めてしまっても、何も法律に違反することではないので問題ありません。
ですが日本人特有の文化が根強くあるため、会社のルールに従わないといけないという気持ちを持つ方が多いです。
最低限は退職届を出した理由を上司に電話でもメールでも入れておくだけで大丈夫です。
このケースは、「早く会社を辞めたい」という悩みを持つ男女にとっては、一番手っ取り早い辞め方でしょう。
退職代行サービスを使う
早く会社を辞めたいなら、最近流行りの退職代行サービスを利用して仕事を辞めることです。
退職代行サービスでは、「仕事を辞めたくても辞められない」といった悩みを持つ方が使用しています。
昨今はどこの会社も人材不足のため、「他の社員を入社させてから辞めさせたい」という会社側の思惑があります。
そのため、退職日を数ヶ月以降に勝手に伸ばしたり、「必要な人材だから…」とストップをかけるケースがあります。
ただ、退職代行サービスを使用すれば、行政書士さんが代わって退職願を出してくれるので何もする必要はありません。
すんなりと、会社に未練なくおさらばできちゃいます。ですが、2,3万円のコストがかかってしまうのが現実。
ですが、「本気で早く会社を辞めたい!」と思っているなら、少しの費用が掛かっても頼んでみる価値はあるでしょう。
最後に…
会社を早く辞めたい気持ちがあるのに、グズグズとずっと会社にいると居心地が悪くなってしまいます。
すると、仕事もプライベートも悪循環に陥ってしまい、精神疾患に見舞われてしまう可能性も少なからずあります。
「仕事の悩みは仕事でしか解決できない」と言われているので、この機会に決意を決めて辞める決断をするのもアリです。
昨今は転職ブームですし、どこの会社も人員不足なので容易に新しい職場に転職できるでしょう。
上司や部下、同僚との人間関係、そして会社の風土や理念がマッチしていないなら、他の会社に転職してみるのもアリです。
貴重な時間を無駄に過ごさないためにも、あなたが最大限パフォーマンスが発揮できる職場に転職することをオススメします。