「人材会社は残業当たり前…」
「数字が命なので土日出勤も…」
「20代で成長したい人が多い…」
などと、人材会社に入社したはいいものの、ブラックな環境過ぎて辞めたい人や就職する前に知っておきたい人が多いのではないでしょうか?
また、会社によっても特徴が違うので、しっかりと求人広告を見てOBの方の話を聞いてから就活を始めた方が効率的にできるのでオススメです。
では、今回は「どうして人材会社はブラックと言われているのか?」「あなたのこれからの進路」について、徹底的にお伝えしていきいます。
では、早速ですがまいりましょう。
Contents
どうして人材会社はブラックだと言われているの?特徴について…
人材会社は法人営業だだから?
人材会社がブラックと言われている理由の1つに、人材会社は主にBtoBの業界なので、相手の会社の都合に合わせながら商談を進めたり、取引が交わされることが多いです。
※BtoBとは、法人会社を相手にして事業の商取引を行う会社のことをBtoBと言います。
そのため、相手の会社からの連絡がくるたびに早急な対応が求められるため、「23時まで仕事…」ということ毎日のようにあり、そんな労働環境に心身共に疲弊してしまう人も少なくありません。
また、人材会社に入社する人達はブラック企業だと承知で入社してくる方も多く、20代のうちに成長したいと熱い気持ちを持っている人材会社の営業マンの特徴です。
法人営業は「人を扱う」お仕事のため、スケジュール通りにいかなかったり、何かしらのハプニングが起きたりと様々な理由が重なって、労働時間が増え「人材会社=ブラック」だと思われることが多いです。
人材会社は競合他社が多いから?
人材会社が世間でブラック企業が多いと言われる背景に、競合他社が多いという理由が挙げられます。というのも全国は17,000箇所も事業社があるため、競争の激しい業界と言えるでしょう。
そのため会社では、「数をこなせ」「量は質を凌駕する」という言葉が口癖になり、他社に負けじと労働時間を気にすることないため、徐々に労働環境が悪化してしまい、早期に転職する方も多いです。
特にベンチャー企業の人材会社は超ブラックな環境と言われています。なぜなら、打刻19時に強制的にさせてから、23時近くまで営業させたり、社外に出たら近くのカフェで社員が集い仕事をするケースも多々あるからです。
また、そのようなベンチャー企業は福利厚生も気薄で、ボーナスもなく、インセンティブがあるといっても到底届きそうのない数字が設定されているため、今後転職・就職する際には、ベンチャー企業の人材会社は避けた方がいいでしょう。
人材会社は赤字社員をすぐに切り捨てる傾向がある
人材会社が世間でブラックだと言われる理由の1つに、他業種と比べると人材会社は社会情勢にすぐに影響されてしまうため、赤字社員をすぐに切り捨てるというリスクヘッジをとる業界だと言えます。
というのも、人材会社は営業職がメインですが、営業職は入社して2,3年で結果が出なければ「営業職に不向き」と判断される傾向があります。そのため、営業で成果を出せなければ部署移動もしくは転職を勧められたりします。
また、社会情勢で会社の経営方針が変わることがあるため、いい人材であれば柔軟性があり、すぐに新しい事業にも成果を出しやすいです。ですが、赤字社員は成功体験が少ないため、その業界の波についていけず乗り遅れてしまうことがあります。
そのため、いい人材には優遇処置を与えて残ってもらえるようにし、赤字社員は不遇な対応になり、どんどんその溝(年収の格差)が深まることで、精神的にも肉体的にもやられてしまい、自分から退職届を出す方が多いです。
なので、人材会社は離職率がとても高く、世間では「ブラック企業」と言われているという背景があるので、あなたが人材会社に入社したいなら、このようなことも頭の片隅に入れて覚悟を持って就職活動・転職活動をすることが大切です。
人材会社はブラックだと感じる現役社員達の生の声を紹介
では、次に人材会社で働く20代の男女30名に直接インタビューしてきた生の声をお伝えしていきます。※人材系(人材紹介営業、求人広告営業、人材派遣営業の男女が対象)
現役社員の生の声を聞くことで「本当に自分は人材会社に向いているのか?」「もっと違う業種に就くべきなのか?」と見極めることができるので参考にしてみてください。
早朝出勤や残業が当たり前
人材会社は競合他社が多く、「人」を取り扱う仕事のため、残業は当たり前にあるという意見が多くありました。
また、プライベートを重視したい人よりも、「20代は仕事一筋」という方が向いているかもしれません。
ただ、仕事もプライベートもどちらも充実させたいと思う方は、人材業界で勝ち残ることは難しいかもしれません。
人間関係に疲弊してしまう
人材会社は「数字が命」「結果が命」の世界のため、どこの業界よりもブラックだという意見がインタビュー時に多く頂けました。
ただ、反対にいうと「ブラックな環境だからこそ成長できる」ということもあるので、受け取り方次第で変わるでしょう。
ただ、人材会社は他業種と比べて離職率が非常に高いので、その点も頭の片隅に入れながら転職・就職活動をしましょう。
人材会社は出世競争が激しい
上記の意見では「人材会社は出世競争が激しくて精神的にやられてしまう…」という方が多くいました。そういった要因も重なり、人材会社は離職率が高い傾向にあるのでしょう。
では、次に下記で「ブラックの環境でも人材会社に進みたい方」もしくは、「人材会社ではなく、他業種を探したい方」に今後のオススメの進路についてお伝えしていきます。
ブラックの環境でも人材会社で20代から活躍したいあなたにオススメの進路
ブラックの環境でも人材会社に進みたい方
人材会社はブラックな労働環境だと理解した上で、人材業界で活躍したいと考えているあなたにオススメな会社は、株式会社リクルートホールディングスです。
ただ、競争率が高いため、なかなか採用されるのは難しいので、マイナビやエンジャパン、キャリアデザインセンター、indeed、など同時並行して探すことが大切。
また、直販を販売する会社以外にも、代理店として有名な人材会社であるネオキャリア、ONE groupなども積極的に営業職を採用しているのでオススメです。
新卒入社の方はリクナビとマイナビ転職を使用しましょう。
転職組はリクナビ転職とマイナビ転職を使用して会社を探しましょう。
人材会社ではなく、他業種を探したい方
人材会社はブラックな労働環境なので、他業種を探したい方は、今後数十年で伸びてくるような業界の職業に就くことをオススメします。
例えば、「人工知能を開発している会社」「WEBサービスを展開している会社」「未経験プログラマーとして活躍できる会社」などが挙げられます。
数十年のうちに伸びてくる業界は「IT業界」なので、ここの業界に絞り、転職・就活活動をすることをオススメします。
IT系の職種に強い転職サービスは@typeとエン転職です。
新卒入社の男女にオススメなのは、マイナビとリクナビです。