「会社を辞めようとしたら引き止められた!」ときの対処法5選を紹介!

会社を辞めたいけど引き止められる

自分でもどうしたらいいか分からない

辞めたいけど辞められないもどかしさ…

などと、会社を辞めたいけど同僚や上司に引き止められてしまい、なかなか転職できずに自分のキャリアについて思い悩んでいる方は沢山いらっしゃいます。

また、「お前は欠かせない人材だから残って欲しい」だとか「辞めるのははもうちょっと待って…」などと言われるとどうしても情が働いてしまう方もいるでしょう。

なので、今回は「会社を辞めようとしたら引き止められたときの対処法」について、徹底解説していくので参考にして頂ければと思います。

では、早速ですが参りましょう。

そもそもどうして会社を辞めたいのに引き止められるの?

会社の都合で判断している

会社を辞めたいのに引き止められてしまう理由の1つに、会社の人材不足や人員整理のため、急な離職者を出してしまうとまた採用活動をしないといけないため、面倒だという理由が挙げられます。

このようなケースは、比較的中小企業の従業員が少ない会社にありがちな傾向なため、会社の都合であなたの退職を止めていることがあり、「もうちょっと待って欲しい…」と言われることもあります。

また、会社のルールで1ヶ月前から退職届を出さなければ受理してくれない会社もあるため、あなたが本当に会社を辞めたいと思うなら、覚悟を持って「辞める意思」を上司に伝えることが大切です。

どうしても、会社を辞めたいのに引き止められてしまうとズルズルと時間が経ち、いつの間にか半年以上が経過していたということもあるので、辞めたい気持ちがあるなら早めに行動することが大切です。

欠かせない人材だから残って欲しい

会社を辞めたいのに引き止められてしまう理由の1つに、「お前は会社にとって欠かせない人材だから残って欲しい」というように、年収アップや役職を上げるという条件を提示されて、退職しないで欲しいと言われるケースがあります。

この場合は、「あなたのキャリアアップ(将来の希望)があるのか?」という判断軸を持ち、今の会社から提示された条件と、新しく転職する会社の提示された条件をしっかりと見定めることが大切です。

例えば、今の会社で役職や年収が上がったとしても将来性がある会社なのか?それとも、新しい転職先の会社の方が幅広く事業を展開しているので将来性があるのか?など、自分のしっかりとした軸を持ち判断しましょう。

大抵の場合、それほどまでに残って欲しい会社側の気持ちがあるのは、会社には優秀な人材が枯渇している証拠です。そして「自分がいなければ会社が回らない」というような会社は、まだまだ未発達の会社だと言えます。

同僚から寂しくなるからと言われる

会社を辞めたいのに引き止められてしまう理由の1つに、社内で仲良くなった同僚(親友)から「寂しくなるから行かないでくれ…」と言われ、転職せずに今の会社に残るという人達も少なからずいらっしゃいます。

どうしても、新卒入社でずっと成長し合ってきた仲間とは、仕事の悩み、恋愛の悩みなどを相談してくれた仲ですし、仲間がいたからこそ厳しい社会の中でやってこられたという「情」が働いてしまい、なかなか転職できないようです。

ただ、自分の将来は自分で決めなければいけません。なので、仲間に寂しがられたり、行かないでくれと言われても、「俺は転職してもっとキャリアを積みたい」という気持ちが強いのであれば、自分の新年に従って行動することが大切です。

というのも、歳をとった時に「あの時転職してチャレンジすればよかった…」といったような後悔をしてしまうともったいないので、自分の意見に従い、後悔せずに自分の人生を楽しんだ方が幸せになりますよ。

恋人や結婚相手から引き止められてしまう

会社を辞めたいのに引き止められてしまう理由に、家族や恋人から「今の会社は安定してるんだから辞めないで…」と言われてしまい、なかなか新しいことにチャレンジすることに躊躇いが生じてしまういことが挙げられます。

というのも、女性にありがちですが「安定・安心」を望む方が多いため、夫や彼氏が新しいことを始めることに不安な気持ちが芽生えてしまい、少し否定的なことを言ってしまうケースがよくあります。

このような場合はまずは恋人や結婚相手に「転職した後のビジョン」を明確に伝え、今よりもっと豊かになるというメリットを詳細に説明する必要があるでしょう。

すると、顔色が変わったように「それなら転職してもいいんじゃない?」と言ってくれるケースもあります。なので、将来を決めるときは恋人や結婚相手に包み隠さず伝えた方が信頼関係を築けますし、仕事もプライベートも充実するでしょう。

会社を辞めようとしたら引き止められたときの対処法5選!

残り数ヶ月で辞めますと強い意志を伝える

会社を辞めたいのに引き止められるようであれば、「あと数ヶ月で辞めさせて頂きます」という強い鉄の意志を固めて、上手や部長に伝えることが大切です。

というのも、中途半端に「仕事辞めたいんですけど…」とナヨナヨした感じで伝えてしまうと、「お前ならできるから大丈夫だ!」などと、なぜか励ましの言葉をもらったりしてしまいます。

なので、しっかりと退職したい気持ちを伝えるために手紙を渡してもいいですし、面談室で真剣に伝えるのもいいです。また、飲み会に誘い個室席で退職の意思を伝えるのもいいでしょう。

相手から「こいつはもう退職の意思が固まってるな…」と思わせることが大切なので、あなたが転職したい気持ちが芽生えたなら、前もって上司に退職の意思を伝える言葉を考えておきましょう。

人生は自分で決断するという気持ちを持つ

会社を辞めるには強い覚悟と決断力が必要になります。というのも、何か新しいことを始めるのは「ちっぽけな勇気とほんの少しのお金だけ」という言葉があるように、自分の人生を自分で決断をする必要があります。

誰だって何かしらの決断をするのは、胃がヒリヒリするような緊張感と、将来の不安を感じてしまいます。ただ、自分の人生なのですから他人に決断を委ねるのではなく、最終的には自分で決断しなければいけません。

なので、会社を辞めようとしたら上司に引き止められてしまっても、「私は転職して新しい世界に行くんだ!」という強い気持ちを持っていれば、自分の軸がブレることなく意思に従うことができるでしょう。

そのため、あなたが転職したいという気持ちが芽生えてきたのであれば、今一度「なぜ転職したいのか?」「転職したらどんな会社に入社したいのか?」はたまた、「年収や福利厚生は今の会社よりもいいのか?」などと徹底的に調べる必要がありますよ。

恋人や家族に納得してもらえるようにきちんと伝える

会社を辞めたいのに引き止められてしまうなら、先述でも少しお伝えしましたが、あなたに恋人や結婚相手、家族がいるのなら「自分はどうして転職したいのか?」という将来を伝え、まずは安心させてあげることが大切です。

例えば、

「人間関係に疲弊して転職したいから?」

「今の仕事に魅力を感じないから?」

「他者からの誘いがあったからか?」

などと、正直に伝えることが大切です。ただ、中には「男のプライドが…」と思われる男性もいらっしゃるでしょう。

ですが、何が原因で仕事を辞めて転職したいのか?包み隠さず伝えた方が、「この人は私を信頼してくれてる…」と思ってくれるので心得ておきましょう。

仕事をしながら転職活動を始めちゃう

会社を辞めたいのに引き止められてしまうなら、社内の人たちにバレずにこっそりと転職活動を始めちゃうのも1つの手段でしょう。

ポイントとしては第三者の責任で仕事を休む嘘を付くことが大切です。例えば、有給休暇を消化させたて面接に行ったり、同僚の結婚式だと嘘をついて午後に会社の説明会に行ったりなど小手先のテクニックを使いましょう。

「風邪で休む」という嘘を付くよりも説得力があるので、信じてもらいやすいため、あなたがどうしても転職したい気持ちがあるのであれば、無理をしてでも新しい就職先を探してみましょう。

というのも、仕事を辞めた後に転職活動を始めてしまうと数ヶ月無給で就活しなければいけないので、なるべく「収入がない時期をなくしたい」という気持ちがあり、貯金を減らしたくないという方も多いです。

自分の将来のビジョン(キャリア)を明確にする

会社を辞めたいのに引き止められてしまうと、「やっぱり今の会社の方がいいかな?」と思ってしまったり、「お前は欠かせない人材だから」という言葉で説得されると、なかなか転職活動が始められないという方も少なくありません。

そのため、あなたが「転職したい!」という気持ちが芽生えたら、まずは自分の将来のビジョン(キャリア)を真剣に考えて明確にすることから始めましょう。そうすれば、相手の意見に翻弄されず、自分の人生を自分で決められるようになります。

すると、上司から「辞めないでくれよ…お前はいいやつなんだから」と言われても、自分のビジョンが明確なので、「私は〇〇系の職種に就いて〇〇がやりたいんです」と強い気持ちを伝えれば「そっか…」と上司も納得してくれるので、強い意志を伝えることが大切ですよ。