「トヨタを辞めたい…」
「ノルマがキツすぎ…」
「人間関係に問題が…」
といったように、トヨタの自動車ディーラーは様々な職種の中でもブラックな労働環境だと言われています。
特に最近は車が売れない時代になってきたため、なかなかノルマが達成できず疲弊している若者も多いようです。
そのため、離職率が非常に高く人材の流動が激しい業界だと言われています。
こんな僕もトヨタでディーラーとして働いていましたが、毎日数字を追う生活に参ってしまい退職した経験があります。
そのため、僕はノルマが一切なくて給料が高い仕事につきたいと思い、未経験エンジニアになることを決意しました。
なので、今回は僕から「トヨタを辞めたい人にオススメの転職先」について簡単に紹介していきます。
では、早速ですがまいりましょう。
そもそも、どうしてあなたはトヨタを辞めたいの？
そもそも、どうしてあなたはトヨタを辞めたいのか？まずは自分の仕事の悩みを明確にすることから始めましょう。
なぜなら、しっかりと悩みを把握していれば納得して辞められますし、次の転職先を安易に決めることがないからです。
ノルマがかなりキツイ
トヨタのディーラーは、毎月予算を立てられ、自分の目標とする売上高を設定して毎日数字を追っていく仕事になります。
そのため、順調に売り上げを取れる月もあれば、未達成で終わってしまう付きもあり、毎日大きなプレッシャーと戦っています。
自動車ディーラーは個人のノルマが設定されるため、数字を取れないと上司や上の人達からゴリ詰されるため、トヨタを辞めたいと思う人も少なくありません。
特に店舗で働くディーラーは見込み採用をする会社が大半なので誰でも入社できると言われており、非常に入れ替わりの激しい職種になります。
自動車を1台売るにも何百万円と高額な商品なので、すぐに売れる商品ではありません。それが故に精神的に疲弊してトヨタを辞めたいと思うようです。
土日は必ず出勤しないといけない
トヨタを辞めたい人の中には、必ず土日は出勤しなければならず、平日休みに嫌気がさしている方も少なくありません。
というのも、ディーラーでは月曜〜水曜のいずれかが定休日なので、どこで働く社員は必ず土日は出勤しなければいけません。
そのため、平日は街に出れば人混みがないため、ゆっくりと休日を楽しめますが、人によっては土日休みがいいと考えている方もいます。
その多くは友人と一緒に遊ぶ時間がなかったり、恋人と休みが合わず、連休が取りにくいためにトヨタを辞めたいと思うようです。
クレーム対応やお客様の相談が多い
トヨタを辞めたい理由の１つにクレームを受けてしまい、お客様との人間関係に悩みを抱えてしまうケースが挙げられます。
というのも、自動車販売をしていると様々な人と接するため、苦手な人もいれば、価値観が合う方も中にはいらっしゃります。
ただ、お客様に誠実に接しているつもりでも、お客様からしたら、「この営業マンは嫌だ」というように理不尽に扱われることもよくあります。
仕事を辞めたいと思う理由の一番多い原因は人間関係と言われているため、お客様のクレームや上司と気が合わないと悩んでしまうようです。
そのため、トヨタを辞めたいと思うようになり、入社して数年以内に離職してしまう方が非常に多いようです。
仕事の帰りが遅くなることも
トヨタでのディーラーのお仕事は、車を購入してもらうということは、人生で大きな出来事なので慎重にやり取りを重ねなければいけません。
そのため、早出勤しなければいけなかったり、22時くらいまで社内で資料を作成するなどするため、帰宅するのが遅くなることがあります。
特に3月はトヨタの決算月でかつ、学生であれば高校や大学を卒業して4月から社会人になる方や転勤が増える時期になります。
また、9月も仮決算月なので、車を購入する人が増えるため繁忙期はとても忙しく、休日を返上してお客様先に足を運ぶこともあります。
そのため、仕事もプライベートも充実感を感じず、精神的にも身体的にも疲弊してしまい、トヨタを辞めたいと思ってしまうようです。
数字が取れなくなってしまう
トヨタを辞めたい理由として、急に数字が取れなくなってしまい、「いまの仕事してても大丈夫かな…」と思い悩んでしまうことがよくあります。
特に一度泥沼から抜け出せなくなると、スポーツ選手のようにスランプに陥ってしまい、なかなか抜け出すことができない人が多いです。
すると社内で同世代の人との競争に負けてしまい、収入格差に繋がり、「何て自分は情けないんだ…」と自暴自棄になる方もいます。
トヨタの自動車ディーラーはノルマに追われることが多いため、精神的に追い込まれてしまう方は少なくありません。
なので、このままトヨタの自動車ディーラーで働くのが辛いなら、他業界へと視野を広げ、転職を考えることも大切です。
トヨタを辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの？
トヨタを辞めたいと思っても、次にどんな職場に転職しようかな？と悩みを抱えている方もいるでしょう。
なので、下記ではトヨタの自動車ディーラーを辞めた人はどんな仕事に就いているのか紹介していきます。
比較的トヨタを辞めた営業マンは様々な業界にチャレンジしていますのでお伝えしてきます。
全く違った業界に足を踏み入れる
トヨタを辞めたい方は、今まで経験したことのない未知の世界へと足を踏み入れる方が沢山いらっしゃいます。
なので、自動車ディラーの経験を生かせるような仕事ではなく、未経験採用でも雇ってくれる職場に就く傾向があります。
これは自動車ディーラーで死ぬほど営業をやってきたため、転職するなら畑違いの仕事をしたい気持ちがあります。
そのため、今まで自分がやりたかった仕事や、興味がある仕事、好きな仕事に就く方が非常に多いです。
例えば、未経験エンジニア、IT企業の営業職、アパレル店員や海外を飛び回る商社営業マンなど様々な業種に転職します。
なので、トヨタを辞めたいと思うなら、まずは自分の適正にマッチした仕事は何なのか？探すことから始めましょう。
ノルマに追われない仕事に就く
トヨタを辞めたい人の中には、転職して今後はノルマに追われない営業職以外の仕事に就くケースが多いです。
例えば、事務職や飲食業界、受付スタッフ、地方公務員、コールセンター、データ入力、工場作業員などがあります。
また、中には”人とあまり接したくない”という理由から、比較的に1人でも仕事ができる職種を選ぶ方も少なくありません。
特にトヨタの自動車ディーラーで社内の人や、お客様との人間関係が原因で仕事を辞めた人が、これらの仕事に就くことがあります。
土日休みの仕事に就く
やはりトヨタを辞めたい人の中には、プライベートをもっと充実させたいという理由から、土日休みの仕事に就きたいという人も多いです。
特にトヨタの自動車ディーラーは平日休みが大半ですし、店舗によっては、なかなか有給休暇を使用できない雰囲気もあるのが実際のところ。
そうすると、「もっとホワイトな企業で働きたい」「もっと恋人や家族と一緒にいれる時間が欲しい」と思い転職してしまうようです。
また、「トヨタ＝優良企業」だと思って入社したはいいものの、ブラックな労働環境の店舗もあるため、数カ月以内で退職する方もいます。
公務員にチャレンジする
トヨタを辞めたいと思う人の中には、給料はそこそこいいけど、自分の成果が上がらないと給料が上がらないという悩みがあります。
やはり営業職は成果主義なので、毎日数字を追うことに疲弊してしまい、ノルマが全くない公務員になりたい方も非常に多いです。
なので、一念発起して消防士や警察官、都道府県・市町村の役所などで働く職員になる若い方が結構いらっしゃいます。
公務員のため毎日ノルマに追われなくて済みますし、給料も中小零細企業よりも良く土日休みがあったりと安定性は抜群です。
トヨタを辞める前に準備しておくべきこととは？
トヨタを辞めたいと思っても、退職する前にしっかりと準備しておくことが何点かありますので紹介していきます。
なぜなら、いざトヨタを辞めようと思っても、会社にはそれぞれルールがあるので把握しておく必要があります。
というのも、中には夜逃げのように仕事をほっぽり投げて、職場から消えてしまう方もいらっしゃいます。
それだと、トヨタにも迷惑がかかりますし、次に転職するときに悪い評判が人事の間で出回ってしまうので要注意。
人事間で裏で繋がっていることが多く、転職するときに「〇〇さんはどうでしたか？」と聞くこともあります。
なので、あなたがトヨタを辞めたいと思うのであれば、下記でお伝えする４つのことを退職前に準備しておきましょう。
退職する前に引き継ぎをしておく
トヨタを辞めたいと思ったら、退職前にしっかりと部下や上司にお客様の引き継ぎを行っておく必要があります。
引き継ぎをせずに自分勝手に仕事を辞めてしまうと会社に迷惑を掛けてしまい、後味が悪い結果になってしまいます。
そのため、1人の社会人として、しっかりとルールを守って引き継ぎを済ませてから退職しましょう。
そうすることで、納得して退職できますし、心がスッキリして次の転職先にいけるので新しい職場も決まりやすいです。
仕事をしながら転職活動をする
トヨタを辞めたいと思ったら会社に通いながら、転職活動をして退職する前に新しい職場を決めておくことをオススメします。
そうすることで、退職した後に貯金を切り崩しながら転職活動をする必要も無くなりますし、スムーズに新しい職場に行けます。
また、一度退職して会社に通わない期間を過ごすと転職のモチベーションが低くなりがちですが、退職後に職場が決まっていれば安心です、
ただ、会社からバレてしまうと注意されてしまい、辞められない雰囲気になってしまうので、誰にも言わないようにしてください。
意外と親友だと思っていた同僚でも、あなたのいない飲みの席などでポロっとお酒に酔った勢いで言ってしまう方もいますからね。
有給休暇を使い切っておく
トヨタを辞めたいと思ったら、退職する前に自分の溜まっている有給休暇を全部使いきっておくことが大切になります。
会社を辞める時に会社側からは有給についてあまり言ってこないことが多いので、あなたから聞くようにしましょう。
なぜなら、有給を使用されると、あなたの仕事を誰かが埋めなければ無くなり労働量が増えて生産性が落ちてしまいます。
なので、有給について触れられたくない気持ちがあり、できれば有給について知らないまま退職して欲しいのが企業です。
トヨタで６ヶ月以上働いている場合10日以上の有給はあるため、一度どのくらいの有給があるかチェックしてください。
もし会社から有給について何も言ってこないなら、あなたから勇気を持って上司に有給消化について相談しましょう。
離職票を必ず会社から受け取る
トヨタを辞めたいと思ったら、退職時にもらえる離職票を必ず会社から受け取るようにしてください。
この離職票がないと、失業保険や再就職手当がもらえないので損してしまうことになります。
というのも、離職票をハローワークに提出するだけで、就業先が決まらなければ数ヶ月後に失業保険が6万円ほど貰えます。
また、あなたが転職先が決まれば国から20万〜30万ほど貰えるため、トヨタを辞めたら必ず離職票を受け取るようにしてください。
”知識がない人は搾取される”という言葉があるように、知っている方は得しますし、知らない方は損をしてしまうので要注意です。
