テレアポを辞めたい!心身共に疲弊してしまい転職を考えているあなたへ

こんにちは、私はとあるIT会社でテレアポのお仕事をしていた26歳の男です。

実は、テレアポの仕事に心身共に疲弊してしまい、1年半勤めた会社を辞めた経緯があります。

テレアポの仕事は、毎日毎日コールして数字を追う仕事なので、メンタルがやられてしまう方が非常に多いイメージがあります。

なぜなら、私が勤めていた会社でも、月に何人も辞めていき新しく入社してくる人が多く、入れ替わりが激しかったからです。

というのも、私もそうでしたが、結果が出ない「数字取らないと…」と焦りを感じ、悪循環に陥ってしまうことがありました。

実際にテレアポで働いているあなたも、一度は辞めたいと感じたことはあるのではないでしょうか?

なので、今回は「テレアポを辞めたいけど、なかなか辞められない…」というあなたに向けて、転職で失敗しないための心得をお伝えします。

では、早速ですがまいりましょう。

そもそも、どうしてあなたはテレアポを辞めたいの?

まずは、そもそも「どうしてテレアポを辞めたいの?」か自己分析することから始めましょう。

というのも、しっかりと退職理由を明確にしておけば、納得して辞めることができますからね。

数字に追われるのが辛い

テレアポが辞めたい理由の一つに、毎日のコール件数や成約件数に追われることに辛さを感じることが挙げられます。

特にテレアポは、”数打ちゃ当たる”といった気持ちが大切な仕事なので、中にはメンタルをやられてしまう人もいます。

例えば、

  • お客さんからクレームが来てしまう
  • 数字が取れないと上司に怒られてしまう
  • 同僚よりも数字が取れないと焦ってしまう
  • 単純作業なので仕事中に居眠りすることも

上記のように、テレアポという仕事に様々な悩みを抱えています。

また、「思ってた仕事じゃなかった…」と思い悩んでしまい、入社して早々に辞めたいと感じる方もいらっしゃいます。

いずれにせよ、毎日数字に追われる仕事を辞めてしまい、他業種へ転職していく人達が非常に多い職業の一つです。

毎日同じところに居たくない

テレアポを辞めたい理由の一つに、毎日同じ場所で仕事するので、ストレスが発散できないといったことが挙げられます。

というのも、人それぞれですが、毎日同じ場所で座って仕事することができないタイプの人達が中にはいらっしゃいます。

そのため、同じ時間に同じ場所で同じことを繰り返す仕事に、つまらなさを感じたり、集中力が保てないことがあります。

それに加えて数字が取れないとなると、「自分に向いてない仕事かも?」と思い、テレアポを辞めたいと思うようです。

職場の環境は一番重要な部分なので、もしあなたがこのような悩みを持っているなら、転職してみるのもアリでしょう。

リストの奪い合いが面倒

テレアポを辞めたい原因に、同僚や先輩とのリストの奪い合いが面倒で、それが人間関係の悩みに発展するという理由が挙げられます。

特に営業職のテレアポは、いかに優良企業のリストをゲットして、お客様と仲良くなり、契約を結べるかが成果に直結してきます。

そのため、社内でリストの奪い合いが勃発し、「あの会社のリスト取られた…」と、バチバチの関係になりやすいのが現実です。

それが故で、影で陰口を叩かれたり、冷たく接してくるようになったりと、人間関係が原因でテレアポを辞めたいと思う方も多いです。

単純作業が多くてつまらない

テレアポを辞めたい理由の一つに、永遠にコールをする仕事なので、単純作業が多くて”つまらない”と感じてしまうことが挙げられます。

一般的な営業職はテレアポでアポイントを取ったら、提案書を作成し営業先へ直接足を運び、お客様との関係構築をしていきます。

ただ、テレアポは電話営業がメインのため、お客様との顔が見えず、人間性のところで自分に付加価値を与えることができません。

それが故に「この仕事にやりがいが感じられない…」「このままずっと何年もテレアポか…」と単純作業を億劫だと感じてしまうことも…。

特に数字が取れていればやりがいを感じられますが、数字が取れないとテレアポを辞めたいと感じ、モチベーションが探す方が多いです。

思ってた仕事と違った

特に新卒社員や中途で入ってくる人にありがちなことですが、「自分の思ってた仕事と違った…」といったケースが挙げられます。

例えば、営業職を募集してる求人広告を見て、やっとの思いで入社したはいいものの、テレアポの部署に配属されてしまったことが多いです。

初めは、「まぁ、やってみないとわからないから頑張ろう」と思っていても、後々「やっぱ自分には向いてない…」と感じてしまうことも…。

特に入社した会社の1ヶ月の研修期間中に、テレアポを辞めたいと思うようになり、入社して早々に退職してしまうケースが沢山あるのが現実です。

テレアポが辞めたい現役社員の生の意見を紹介します!

では、次にテレアポを辞めたい現役社員の本音について迫っていこうと思います。

下記では、テレアポ部隊の部署に配属された、10名の社員にインタビューさせて頂いた本音を紹介します。

共通する仕事の悩みがあるかもしれませんので、世間の男女がどんな悩みを持っているのかチェックしておきましょう。

毎日100件以上のコールが辛い

24歳

毎日毎日毎日、100件以上コールすることに疲弊しちゃいました…。

何度も電話しては断られて、しまいには上司に怒られ、モチベーションが下がってしまいました。

私はテレアポの仕事が向いてないと思っているので、半年以内に辞めたいと思っています。

25歳

正直毎日同じ場所で同じ作業を永遠とこなすことにストレスを感じています。

最初は「テレアポか…頑張ってやってみよう」と思いましたが、僕には向いていませんでした。

だって半年やって一件しか獲得できなかったので、毎日テレアポを辞めたいと思いながら仕事に通ってました。

現在は今の会社を辞めて、なるべくテレアポがない営業職を探して転職活動中です。

直接顔を見て営業をしたい

29歳

やっぱりテレアポをしていると、直接お客様のところに足を運んで営業したいって思いますね。

だって、私は人に好かれやすい性格なので、もっと自分という人間を知ってもらいたいからです。

そっちの方が絶対に成果がもっと上がると思っています。

ただ、今の仕事は電話内だけで終わるため、もどかしさを感じて仕事に通っているのが現実です。

25歳

以前の会社はお客様に電話して、アポイントが取れたら自分で足を運ぶスタイルの営業でした。

ただ、今の会社ではアポイントという概念がなく、電話先で営業して成約を上げるスタイルです。

なので、なかなか成約が取れず、四苦八苦している状態です。

毎日数字に追われたくない

29歳

今日は何件のコール数で、今月は何件の成約を上げなければいけないのか?毎日数字に追われるのが辛いです。

休みの日も家に帰って休んでいる時も、常に今月の目標が頭にチラつくため、心身共に疲弊してしまいました。

私はテレアポを辞めたいですし、心底今の仕事が向いてないと思っているので転職を検討しております。

24歳

以前の会社はアパレルショップだったので、店舗の売り上げについていつも考えていました。

ただ、転職してテレアポ部隊に配属されたら、予想以上に毎日数字のことを考えなければいけず大変です。

数字が取れているときは気分がいいですが、数字が取れていないとプレッシャーに押し潰されそうです。

なんせ、テレアポは成果主義なところもあるため、数字が取れなければ社内で評価が上がりませんからね…。

人間関係に悩みがある

25歳

テレアポって意外と自分のメンタル次第なところもあって、人間関係に悩みがあると当然のごとく数字が取れません。

私は同僚と仲が悪くて、いつもはぶられてしまい、職場内で居心地の悪さを感じています。

多分そういった理由から、全く数字が取れなくなりました。

なので、テレアポの仕事は好きですが、人間関係が原因で仕事を辞めたい気持ちがあります。

27歳

上司がいつも隣で僕を観察しているため、無意識なプレッシャーから数字が取れません。

案の定その上司がいないときに、数字が取れることがよくありますからね…。

なので、そういったところも気遣って欲しいです。そうすればもっと数字が取れるのではないか?と思います。

押売り営業が苦手

25歳

いわゆるプッシュ型の営業は、私の性格上苦手だとテレアポを通じて分かりました。

例えば、こっちのプランを紹介した方がいいのに、数字を上げるため高プランを紹介する的なところですかね…。

お客さんに対してちょっと嘘を付いてるみたいで、罪悪感と同時に虚しさを感じてしまっています。

なので、今の情報商材のテレアポ営業を辞めたいですし、プッシュ型の営業じゃない仕事に就きたいです。

26歳

自分で言うのもアレですが、私は人に優しくする素直な性格のタイプの人間です。

そのため、テレアポ営業時にどうしてもその性格が出てしまい、お客さんに上手に提案できません。

営業はコンサルタントのように上から伝えた方が良いって理解してますが、なかなか難しいです。

多分テレアポは私の性格に見合ってないと感じているので、数ヶ月以内に仕事を辞めたいと思います。

10人の現役社員の生の声を紹介してきました。

人それぞれ様々な悩みがありましたが、あなたにも共通する悩みがありましたか?

特にテレアポの仕事は離職率が非常に激しい業界なので、入社して早々に退職してしまう人も多いようです。

もし「自分にこの仕事は向いていないんじゃないかな?」と思うなら、一度自己分析してみてくださいね。

テレアポが辞めたいなら、退職する前に準備しておくこととは?

では、次にもしあなたがテレアポを辞めたいと思うなら、退職する前に準備しておく3つのことを紹介します。

なぜなら、勢いやノリで辞めてしまうと、”得するものも損してしまう”可能性が非常に高いからです。

最低限のことを抑えておけば、仕事を辞めた後に、スムーズに新しい職場へ転職できるので要チェックです。

退職する前に転職先を決めておく

テレアポを辞めたいと思ったら、退職する前に転職活動をして、新しい職場を決めた後に辞めるようにしてください。

なぜなら、退職した後に転職活動をすると、貯金を切り崩しながらの転職活動になるためメンタルがやられてしまいます。

仕事に通いながら転職活動をするのは、法律に違反してません。ただ、ちょっとした罪悪感を感じるだけです。

また、退職する前に職場の同僚に転職活動について言ってしまうと、職場内で噂になることもあるので要注意です。

すると辞めたくても辞められない雰囲気を作ってしまうので、必ず転職先が決まった後に伝えるようにしてください。

有給休暇を全て使い切って辞める

テレアポを辞めたいと思うなら、必ず今の職場でどのくらいの有給休暇が貰えるのかチェックしておくことです。

というのも、有給休暇は今の会社で6ヶ月以上働いていれば、必ず10日以上の有給をもらえる法律がありますからね。

ただし、会社側の思惑としては、なるべく退職者に有給を消化してもらいたくないため、有給について触れないことが多いです。

なので、退職する旨が決まったら、まずは必ず上司に「有給休暇はどのくらいありますか?」と聞いておくことをオススメします。

有給を消化した後に退職できれば、次月も先月と同じお給料がもらえる上に、2,3回の出勤だけで済むことがあるためメリットだらけです。

退職したら必ず離職票を受け取る

テレアポを辞めたいと思ったら、抑えておくべきポイントとして、退職したら必ず離職票を受け取るようにすることです。

なぜなら、離職票をハローワークに提出しない限り、失業手当や再就職手当が受け取れません。

失業手当は、あなたが退職して一定の期間が過ぎたら、月に6,7万円の手当を国から頂けます。

再就職手当は、あなたが転職先で就労を始め研修期間が終わった後に、20~30万円の手当を国から頂ける法律です。

この法律を理解しているのとしていないのでは、得することができるのに損してしまうこともあるので要注意です。

特に若い方は勢いで退職してしまうことが多いため、上記の3つのポイントを退職する前に準備しておいてくださいね。