コンビニを辞めたい男女へ!辞める理由を明確にし納得して退職しよう

対面の接客が得意!

大手の会社に入りたい!

安定した職業に就きたい!

このような思いを描き、コンビニで接客の仕事に就いた人は多いのではないでしょうか。

ただ、実際に働いてみると、思い描いていた仕事とのギャップで予想以上にストレスに感じている方も多いです。

そのため…・

  • コンビニを辞めたい…
  • 心身共に疲弊してしまった…
  • 人間関係に問題があるかも…

と考えている人も少なくはありません。

私自身も2年間コンビニで働いていた経験があるので、コンビニスタッフで働く人の苦労や悩みが良くわかります。

なので、今回は私からコンビニを辞めたいあなたに向けて、転職で失敗しないための心得をお伝えしていきます。

ぜひ参考にして、できる限りストレスがかからず、少しでも楽しく仕事ができる働き方を実現させていきましょう。

そもそも、どうしてあなたはコンビニを辞めたいの?

まずは「どうしてコンビニを辞めたいのか?」しっかりと把握しておくことが大切になります。

なぜなら、辞めたい理由を明確にしておけば、納得して退職できますし、次の転職先へスムーズにいきますからね。

仕事量がとても多い

コンビニ店員・店長の仕事と聞くと、「レジ会計」をイメージする人が多いでしょうが、それ以外にもコンビニでは多岐に渡る仕事があります。

例えば、スナック類や荷物の発送や受け取り、各種の代金収容代行屋チケット発売など、現代のコンビニでは幅広いサービスを展開しています。

そのため、コンビニ店員・店長はそれら全てを把握しておかなければいけないため、仕事量が多すぎて辛いと感じている方が沢山いらっしゃいます。

また、仕事量が多すぎると、精神的にも身体的にも疲弊してしまい参ってしまい、「コンビニを辞めたい…」と思ってしまうようです。

毎日のノルマがある

特に大手のコンビニチェーン店で働くコンビニ店員は、毎月季節ごとに様々な戦略を立て、本部から各店舗に「やるべきこと」が通達されます。

例えば、お正月のお中元、バレンタインデー、節分の恵方巻き、ホワイトデー、父の日、母の日、お盆やクリスマスなど様々なイベントがあります。

そのため、「どのくらいの予約数が取れるのか?」といったノルマという形で厳しく設定されており、月の売り上げ目標を追う事に辛さを感じています、

なぜなら、営業職のようにコンビニ店員も「ノルマ」という形で厳しく設定されており、達成しないと自分の成績に反映されたり、昇進が厳しくなることもあります。

休みが取れないこともある

コンビニの店長や社員として働く人は、コンビニは年中無休で営業しているため、アルバイトを雇って店を回して行かなければなりません。

特にアルバイトは、社員ほどの責任感を持たず仕事をする方が多く、自分の都合次第で平気で休んだり辞めてしまうことも多いです。

また、突然連絡が途絶えてしまったり、連絡がつかない状況になるため、休日に出勤しなければいけなくなることがあります。

そして、店舗にアルバイトがいなくなり、新しくアルバイトの募集を出しても、思いのほか人が集まらないことも多々あります。

すると結局は店長が休日を返上して出勤しなければいけなくなり、精神的にも身体的にも疲弊してしまうコンビニ店員が非常に多いです。

また、お店にトラブルがあると自分が出勤せざる負えなくなるため、仕事とプライベートが充実できずコンビニを辞めたいと思ってしまうようです。

深夜業務が辛い

コンビニを辞めたい人の中には、夜から早朝まで働く深夜業務に辛さを感じているケースがよくあります。

特に人手不足や時給の高さから、深夜にシフトを入れた経験がある方もいらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

一般的に深夜業務では、暇な時間と睡魔との戦いです。

忙しいよりも暇すぎる方が辛かったり、昼夜逆転してしまうことが多いため、体調を崩しやすい傾向があります。

また、深夜帯のため怖い人やヤンキーなど、普段接することのない人を接客しなければいけないこともあります。

それが故に、強盗や犯罪に合うリスクが高く、深夜業務で働くことに辛さを感じ辞めたい気持ちが芽生える人が多いです。

お客様からのクレームが辛い

コンビニ店員は様々なタイプの人と接しなければならず、時には暴言を吐かれたり、理不尽にクレームを言ってくるお客様もいらっしゃいます。

最近はタバコやお酒の購入時に年齢確認をしなければならず、「身分証明書お願いします」と伝えると、イライラするお客様が非常に多くトラブルに発展することもあります。

そのため、仕事で疲れている時にお客様とのいざこざが起きたり、クレームがくるとコンビニを辞めたいと感じるようです。

店内掃除が辛い

コンビニ店員は、陳列する商品整理だけではなく、トイレやモップがけ、ゴミ捨てやトイレ掃除、調理に使用した油の処理など、店内を清潔に保たなければいけません。

店内清掃は接客の合間に行われることが多く、アルバイトスタッフが少ない店舗では、なかなか作業が終わらずに残業してしまうこともよくあります。

一般的に男性が店内清掃を任されることが大半なので、汚いゴミやトイレ掃除などに苦手意識を持ってる方はコンビニを辞めたいと思うことがあるようです。

コンビニでの仕事を辞めたいのに、辞めさせてくれない…

コンビニでの仕事は、重労働の割に賃金が低い傾向があります。

そのため、重労働が故に心身共に疲弊してしまい仕事をやめるケースが多いです。

ただ、コンビニでの仕事が辛くて辞めたいと思っていても、なかなか辞めさせてくれないことは実はよくあることです。

なので、下記ではその理由について詳しく紹介していきます。

費用と時間をかけて教育してきたから

コンビニで人を教育させて一人前の人間にするには、とてつもない費用と時間が掛かるのが現実です。

なぜなら、月の予算の達成やお客様とのコミュニケーション、さらには様々な幅広い仕事を身に付けなければいけません。

アルバイトならまだしも、正社員のコンビニ店員の方が辞めるとなればなおさらです。

なので、あなたが本気でコンビニを辞めたいなら、強い意思を持って伝えることが大切になります。

人手不足になると仕事量が増えるから

コンビニを辞めたいからと思っていても、店舗側はあなたが抜けた穴を埋めなければいけません。

するとアルバイトや社員の一人当たりの労働量が増えてしまうため、繁忙期の退職は止められてしまうことがあります。

また、店舗側は退職者を出すと随時求人を出さなければいけないため、求人の費用と手間が掛かってしまいます。

正直店長からすると面倒だと思われてしまうため、数ヶ月前にコンビニを辞める旨を伝えることが大切です。

次々に退職者を増やしたくない

コンビニ店員は他の仕事に比べ離職率が激しかったり、音信不通になり無断で退職するケースが多いです。

それに加え、友達などと一緒にコンビニで働く学生も多く、1人が辞めたら次々に退職者を出してしまうこともあります。

そのため、退職者を増やしたくないために、無理矢理でも「もうちょっと働いてほしい」と言ってくることがあります。

なので、雇われている側もしっかりと会社側に立って考え、コンビニ店員を辞めたい旨を伝えることがマナーになります。

コンビニを辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの?

コンビニを辞めたいと思っても、次はどんな仕事に就こうかな?と思われている方もいらっしゃるでしょう。

なので、下記ではコンビニ店員を辞めた人は、比較的にどんな仕事に就くケースがあるのか?紹介していきます。

単純作業じゃない仕事

コンビニ店員はある程度仕事を覚えると、毎日同じ繰り返しをするため、単純作業だと感じてしまう方も少なくありません。

特に正社員の方は約2,3年間はアルバイトのようにコンビニスタッフとして働かなければいけないため、仕事のやりがいを感じれない方もいます。

また、毎日コンビニという箱の中で仕事をしなければいけないため、もっとワクワクした仕事に就きたいと考え転職する方も中にはいらっしゃいます。

そのため、コンビニ店員を辞めて接客のお仕事ではなく、IT企業の営業職や不動産、証券会社などの法人営業の会社に転職するケースが多いです。

成果主義の仕事に就きたい

コンビニ店員はある程度の収入が決まっているため、自分の成果次第で収入が上がる成果主義の会社に転職するケースがあります。

特に20代の若い男女は好奇心旺盛でアクティブな方が多いため、もっと若いうちに成長したいと考えている方も少なくありません。

そのため、ベンチャー企業や自分の実績次第で収入が高くなる、インセンティブのある会社に転職するケースが多いです。

コンビニを辞める前に準備しておくこととは?

コンビニ店員の仕事を辞めたいと思ったら、いきなり辞めずにあらかじめ準備しておくことがマナーです。

なぜなら、社会にはルールがあり、企業によってはどのくらい前に退職届を出さなければいけないかなどのルールがあります。

なので、下記ではあなたがコンビニを辞めたいと思っているなら、実際に退職する前にすべきことについて紹介して行きます。

前もってチェックし、今からしっかりと準備を進めておけば、スッキリと仕事を辞めることができますよ。

辞める時期の目安を考えておく

コンビニを辞めたいと思ったら、まずはいつまでに辞めるか大体の目安を考えておきましょう。

なぜなら、辞めたい気持ちを持ちながら仕事をダラダラやっていると、思わぬところで仕事のミスが出てしまいます。

なので、「2ヶ月以内に辞める」「3ヶ月以内に辞める」と決めておくことが大切です。

そうすることで、仕事のモチベーションも上がりますし、退職願いを伝える目処も立てることができますからね。

仕事をしながら転職活動をする

コンビニを辞めたいと思ったら仕事に通いながら、こっそり誰にもバレずに転職活動をし、新しい職場を決めておきましょう。

どうしても、会社を辞めた後に転職活動を始めると、貯金を切り崩しながらの生活になるため、不安な気持ちになってしまいます。

なので、退職する前から転職活動をしておけば、いまの会社を辞めたと同時に新しい職場へスムーズに転職することができますよ。

意外と仕事を辞めた後に転職活動をする方が多いですが、仕事に通いながらでも転職活動できるので、会社に遠慮せず自分を第一に考えましょう。

有給休暇を使い切って辞める

コンビニを辞めたいと思ったら、まずはあなたが6ヶ月以上働いたかどうかチェックしておきましょう。

なぜなら、6ヶ月以上その会社で働いていれば、10日間以上は有給休暇はもらえているはずだからです。

特に会社側は退職願者に対して、有給休暇についてはあまり触れてこないのが現実です。

というのも、有給を使用されると、あなたの空いた仕事の穴を誰かが埋めなければいけず労働量が増えるからです。

なので、会社側からすれば有給休暇を取らずに辞めてほしい気持ちがあるため、あまり有給については言ってきません。

もし会社側から有給休暇について言ってこないのであれば、勇気を出して店長や会社に直接聞いて見ることをオススメします。

会社から必ず離職票を頂く

コンビニを辞めたいと思ったら、必ず会社から離職票を受け取るようにしてください。

なぜなら、離職票がないと失業保険や再就職手当など、国から無償で頂けるお金を受け取れません。

なので、退職時に何週間経っても会社から離職票を送ってこないのであれば、メールや電話で問い合わせましょう。

稀に(パワハラ、モラハラ、セクハラ)などが原因で退職者が出た場合は、離職票をわざと出さない会社もあります。

そのため、あなたの不利益にならないためにも、遠慮せず会社を上手に利用して、転職活動を成功させましょう。