こんにちは、私は仲居として3年間ほど働いた26歳の女です。
実は、仕事中にギックリ腰になってしまい退職した経緯があります笑
仲居のお仕事は、結構重労働ですし女将の指導が厳しくて、心身共に疲弊してしまう女性が私の職場では多かったです。
なので、中には入社して早々に退職してしまう方や、手紙を置いて逃げてしまう方もいらっしゃいました。
そんなハードな仕事の仲居ですが、やっぱり辞めたくても辞められない女性って結構多くいましたね。
私も実際そうでしたから…。
実際にあなたも仲居の仕事としていて、「辞めたい…」と思ったことが一度はあるのではないでしょうか？
なので、今回は「仲居を辞めたいけど辞められない…」という女性に向けて、転職で失敗しないための心得をお伝えします。
では、早速ですがまいりましょう。
そもそも、どうしてあなたは仲居を辞めたいの？
まずは、そもそも「どうして仲居を辞めたいのか？」について、自己分析することから始めましょう。
なぜなら、退職理由を明確にしておいた方が、納得して仕事を辞められますからね。
心身共に疲弊してしまった
仲居を辞めたいと感じる理由の１つに、働きすぎで腰を痛めてしまうケースが挙げられます。
なぜなら、座りながらやる仕事はほとんどないからです。
例えば、荷物の運搬や布団の上げ下ろし、配膳や重いものを持つこともあるため、肉体労働が大半です。
そのため、身体的にやられてしまい、仲居を辞めたいと感じてしまう女性が沢山いらっしゃいます。
どんな時も笑顔になるのが辛い
仲居を辞めたいと感じる理由の１つに、いつどんな時もお客様に対し、笑顔で接しなけらばならない理由が挙げられます。
というのも、仲居は様々な層に応じた接客する必要があり、細かな配慮が求められるため気疲れしてしまう人が多いです。
例えば、高齢者には身体的なサポートをしたり、乳幼児には布団や食事などに気を遣い、外国人には英語で接しなければいけないなど…。
また、相手に応じた接客をすることに苦労を感じたり、中にはクレーム対応をしなければならないため、メンタルをやられてしまいうことも。
”おもてなし”の要素が強い仲居という職業は、常にお客様目線で考えなければならないため、疲労感がどっと溜まってしまうため辞めたいと思ってしまうようです。
厳しい礼儀作法にメンタルがやられた
仲居を辞めたい理由の１つに、仲居特有の和服での身のこなしで行う、厳しい礼儀作法にメンタルをやられてしまうようです。
特に仲居は、日本文化特有の”おもてなし”のプロフェッショナルである、仲居の所作をを体得するまでは苦労しなければなりません。
それに加え、旅館にいる女将さんの厳しい指導に耐えきれなくなってしまい、中には入社して間も無く逃げてしまう方もいます。
仲居を辞めたい理由は様々ありますが、やはり一番は厳しい指導に耐えきれず、心身共に疲弊してしまい退職してしまうことが多いです。
土日休みの仕事に就きたい
仲居は一般的に平日休みが多いため、一般的な会社員のように、土日休みの仕事に就きたい女性が非常に多いです。
なぜなら、平日休みだと家族と一緒にいる時間が合わなかったり、恋人とのすれ違いが増えてしまうからです。
なので「もっとプライベートを充実させたい…」という気持ちから、仲居を辞めたいと感じてしまうようです。
そのため、土日休みのデスクワークのお仕事などに就いて、ワークライフバランスを大切にする若い女性が多いです。
仲居を辞めたい現役社員の生のぶっちゃけた意見を紹介します
では、次に仲居を辞めたい現役社員の女性達の生の声を紹介していきます。
人間関係に悩みがある
私は正社員として、とある旅館で仲居として働いています。
ただ、先輩は3つ年上のアルバイト社員なので、私に冷たく当たってきたり時には強く当たってきます。
毎日仕事に行くのが辛いです。正直転職も考えており、数ヶ月以内には仲居を辞めたいと思っています。
給料が高い仕事がしたい
私の職場はサービス残業があるため、重労働の割りにお給料が低いです。
職場によってそれぞれあると思いますが、26歳で手取りが19万円です！
ちょっと私的には低いので、今年中には仲居を辞めたいと考えております。
この前、学生時代の友達達との飲み会があったので参加してきました。
その時に仕事の話になって、お給料についてとか色々話した時に私が一番低かったです笑。
それに情けなさを感じ憂鬱になり、「もう仲居を辞めたい…」と思うようになりました。
ちなみに現在は転職活動中です…
腰を痛めてしまった
結構仲居は重労働ですよ…女将も厳しいですしね笑
私は仲居として３年ほど働きましたが、腰を痛めてしまい退職することになりました。
仲居として楽しい仕事だったので良かったのですが、体調不良が原因でデスクワークの仕事に転職しました。
私はまだ27歳なのにギックリ腰なってしまいました。”おばちゃんかよ”って話ですよね笑
客室への荷物の運搬とか布団の上げ下ろしをしている最中に、グイって腰をやられてしまいました。
全治数カ月だったので、仲居の世界に戻ろうかな？と思ったのですが、その機会に転職することにしました。
もう絶対に腰を痛めたくないと思い、体を使うよりも頭を使うライターの仕事に転職しました。
もっと楽な仕事がしたい
正直毎日仕事に通うことに億劫さを感じています…。
別に職場の人とも良好な関係を築けてますし、給与もまあまあいいので納得してますが、
もう体がボロボロです。仲居を辞めたい気持ちと、続けたい気持ちの両方を感じています。
男性なら余裕だと思いますが、女性の肉体労働は本当に大変です。
私は体を使う仕事じゃなくても、もっと頭を使う仕事がしたいです！
例えば、アパレルとか接客とかはもう無理。
事務や経理、広報や受付、ライターなどの仕事に就きたいです！
仲居を辞めたいと思ったら、退職する前に準備しておくこと
あなたが仲居を辞めたいと思ったら、退職前に必ず準備しておくことがあります。
というのも、前もって把握しておくのとしないとでは、得するものも損してしまうことがあります。
なので、今の会社を辞めるとなったら下記の3つは必ずやっておきましょう。
職場に通いながら転職先を探す
仲居を辞めたいなら、退職する前に職場に通いながら新しい転職先を探しておきましょう。
なぜなら、退職した後に転職活動をすると、貯金を切り崩しながらになってしまいます。
すると、お金の心配をしながらの転職活動をするため、メンタルがやられてしまうことがあります。
なので、新しい転職先を無事決まったら、直属の上司に退職する旨を伝えるようにしてください。
また、退職する前に同僚などに転職活動をしていることを伝えてしまうと、社内に一瞬で広がってしまうので要注意です。
なぜなら、辞めたくても辞められない雰囲気を作ってしまうため、必ず転職先が決まった後に伝えるようにしてください。
有給休暇を全て消化して退職する
仲居を辞めたいなら、退職する前に「どのくらいの有給休暇を取れるのか？」チェックしておいてください。
なぜなら、有給休暇を全て消化した後に退職した方が、損ぜずに得することができますからね。
ただし、会社側は退職者に対して冷遇するため、あまり有給について触れて来ようとはしてきません。
というのも、あなたが退職すると会社側は、その穴を埋めなければならず、労働量が増えてしまいます。
そのため、なるべくだったら有給を全て消化されずに、すんなりと退職してもらいたいのがベストなのです。
ただ、最後まで会社側に利用されないように、あなたはあなたでしっかりと有給について上司に相談しておきましょう。
退職したら会社から離職票を受け取る
仲居を辞めたいと思うなら、抑えておくべきポイントとして、会社から離職票を受け取るようにすることです。
というのも、退職した後に離職票をハローワークに提出しないと、失業手当や再就職手当が受け取れません。
失業手当とは、あなたが退職して一定期間が過ぎた時点で、月に6,7万円の手当を頂ける法律です。
また、再就職手当とは、あなたが新しい転職先が無事決まり、研修期間が終わったところで20~30万円の手当がもらえる法律です。
ただ、このような法律があるにも関わらず、特に若い20代の男女は理解しておらず、損している場合がかなり多いです。
なので、もしあなたが退職したら、まずは会社から離職票を受けとって、次にハローワークに提出するようにしてください。
正直女将さんとの関係に悩んでいます…。私が仕事ができないのが悪いんだけど…。
でも毎日職場に行くことが億劫になってしまったので、仲居を辞めたいと思っています。