「休日の接待が面倒…」
「給料も全く上がらない…」
「転職したいけどできない…」
といった悩みを抱え、本記事まで辿り着いた方が多いのではないでしょうか?
会社員でいる以上は飲み会や接待はつきものですが、最近では休日での接待は一切なしという会社も出てきています。
一昔前の昭和の価値観がまだ残る会社は休日に接待が行われることが多いので、いっそのこと転職するのもアリです。
ずるずると仕事の悩みを抱えながら仕事に通っていると精神的に追い込まれてしまうので要注意ですよ。
では、今回は休日に行われる接待に行くメリット・デメリット。そして、世間の人達の悩みをお伝えしていきます。
どうして休日の接待が面倒だと思うの?
まずあなたがどうして休日の接待が面倒だと思うのか?しっかりと自分で把握しておくことが大切。
下記では世間の男女が休日接待に対してどのような気持ちを抱いているのか紹介していきます。
貴重な休みを削られるから
お取引先との休日での接待は、休みだと思って休日のために仕事を頑張っていたのに、いきなり予定を入れられてしまうケースがよくありものです。
そのため、せっかく土日に友達と遊ぶ約束をしていたのにドタキャンする羽目になったり、恋人とのデートも仕事のせいでキャンセルせざるを得なくなります。
このようなケースは、昭和の働き方の価値観の人が多い職場にありがちで、皆んなが休日に接待してるから当たり前といった風潮がある会社が多いです。
特に若い20代の人からすれば、「ありえない…」「何なのその会社…」と思うことも当然ですが、まだまだこのような社風の会社が日本には沢山あります。
給料がもらえないから
お取引先とと休日に接待することになっても、そもそも従業員は休日扱いされているため、その分のお給料はもらえないと不満を抱く方が多いです。
ただ、お誘いされているのにも関わらず、接待という名の飲み会に足を運ばなければ社内の評価に影響してしまうので仕方なく行く方が大半です。
なぜなら、接待に行けば昇進のお話があったり、仕事のチャンスも恵んでくることもあるので、無理矢理でも頑張って行くようです。
もし接待に行かずに断り続けていると、ノリが悪いヤツというレッテルを貼られ、社内で浮く存在になり居心地が悪くなってしまうケースもあります。
気を使うのが面倒だから
正直接待はお取り引き様との飲み会がメインなので、お酒を汲んであげたり、つまらない話題に苦笑いして場を盛り上げなければいけません。
そのため、平日の仕事でも精神的にも肉体的にも疲弊しているのに、休日でも気を使わなければいけないとあって、疲労が取れない悩みも多いです。
ただ、上司にこのような相談をしても、「慣れれば大丈夫だよ」「俺だって昔はそう思ってた」「会社のルールだからね」と言ってくるばかり…。
上司も思考停止になっているケースが多く、誰にも相談できずに1人で仕事の悩みを抱え込んでしまい、精神疾患になってしまう方も少なくありません。
振替休日がないから
実際のところ、接待は会社側からすれば飲み会のお金を経費にすることはできますが、従業員は振替休日もなければ何もメリットがありません。
そのため、「一度あることは二度ある」ということわざがあるように、また来月も再来月も接待があったりするケースが良くあります。
すると、接待に行ってもなかなか給料にも反映することがないため、「うちの会社はダメだ…」と思い悩み、転職活動をする若者も増えています。
接待文化は日本独特の風習なので、長年続いている会社や、会社の上の人達が若者の気持ちを把握していないとミスマッチが起こるようです。
コネで入社してしまったから
特に親や大学の教授のコネなどで入社した職場では、会社を辞めたくてもなかなか辞められない雰囲気があるのが実際のところです。
というのも、20代で若いからという理由で毎月のように接待に行かされると、徐々に会社に対して不満を持つようになります。
すると、「会社のために仕事をしたいんじゃなくて、自分のために仕事をしたい」と強く思うようになり、仕事のモチベーションが下がってしまうことも…。
またコネ入社は、「嫌なことを正直に言えない」「転職したいけど言えない」といった悩みがあるため、身動きが取れない状態が続いてしまいます。
1人で悩むことが増えてしまうと、いわゆる不良社員になってしまうため、そうならないためにも誰かに相談に乗ってもらうことをオススメします。
セクハラまがいなことをするから
特に若い営業職の女性にありがちな接待”あるある”ですが、女性はお取り引き先と仲良くなるためのツールだと会社は考えています。
そのため、お取り引き先に可愛がられるために、何度も休日に接待に行かなければならずセクハラまがいなことをされることもあります。
ただ、上司は会社のために見て見ぬ振りをするケースがあるため、助けて欲しい視線を送っても無視されて、口をつぐむケースがよくあります。
なので、接待が終わった後に「〇〇さんからセクハラされました」と伝えても、「まじで?見てなかった…」と会社のためにホラを吹く上司も後を絶ちません。
休日の接待に行くメリット・デメリットとは?
どうしても会社員で働く以上は、休日でも接待に行かなければいけないことが多いでしょう。
下記では「接待に行けばどんなメリットがあるのか?」「行かないとどんなデメリットがあるのか?」お伝えします。
休日の接待に行くメリット
接待に行けばお取り先から可愛がられ、強固な信頼関係を築けると同時に新しい仕事をもらえるチャンスが増えます。
というのも、仕事のチャンスが貰えるのは、大抵は社外での人間関係の在り方によって大きく変わってくるのが現実。
そのため接待に行かないと社内で昇進できなかったり、なかなか給料が上がらないといった悩みが出てきてしまいます。
なので、極端な話「接待=仕事が増える」「接待=給料が上がる」「接待=昇進できる」と考えてもいいでしょう。
ただ、接待に対して苦手意識を持つ若者が増えてきたため、昭和の価値観を持つ会社から転職するケースも増えています。
休日の接待に行かないデメリット
休日に行われる接待が面倒だという理由で、誘われたのに行かないと会社からすればマイナスのイメージになってしまいます。
それもそのはず、上司は昭和の価値観を持つ方が多いため、休日の接待も仕事の一部だと考えており、それが当たり前になっています。
すると「アイツは仕事ができない奴だ!」というレッテルを貼られてしまい、職場でイジメられたり冷たくされたりすることもあります。
若者からすれば「休日なんだから休んでいいだろ」と思いますが、団塊の世代からすれば「仕事をサボった」というイメージを抱くようです。
というのも、日本の会社は「接待に行かない=仕事をサボる奴」という価値観を持つ方が多いため、そのギャップに苦しむ方が増えています。
どうしても休日の接待に行きたくないなら
あなたがどうしても休日の接待が多すぎて、面倒だと考えているならいっそのこと転職を視野に考えた方がいいでしょう。
というのも、ずっと仕事の悩みを抱えながら職場に通っていると、仕事もプライベートも悪循環になってしまいます。
すると休日の楽しみを得たいがために平日頑張って仕事するというサイクルになり人生の幸福度が下がってしまいます。
どうせなら自分で楽しい仕事をしながら、休日も楽しい時間を過ごした方がいいですよね…。
なので、ずっと仕事の悩みを抱えているくらいなら、一気転身してこっそり転職活動を始めてみてもいいかもしれません。
昨今は転職ブームなので、どこの会社も人材不足で嘆いているので、自分の適性に合った仕事を見つけやすい時代です。
まずは好きな仕事や得意な仕事、やってみたい仕事がどんなものなのか?探してみることから始めてみてください。