「人間関係に問題を抱えている…」
「精神的にも身体的にも疲弊した…」
「早く転職して新職場に行きたい…」
といったように、仕事をしていると、人と接しなければいけないため人間関係に悩みを抱え退職する人が多いです。
それもそのはず、会社を辞める理由として一番多いのは、社内での人間関係が一番多いと言われております。
そのため、社員の中には「実は転職も考えてる…」「上司が嫌で仕事を辞めたい」と考えている人もかなりいます。
ただ、なかなか会社を辞められず、自分を鼓舞して毎日仕事に通う方が大半なのが実際のところです。
こんな私もですね、以前のIT企業の営業職として働いていましたが、人間関係に悩みを抱え辞めた経験があります。
なので、今回は私の経験談も含めて、「人間関係が原因で仕事を辞めたい人に向けて、転職で失敗しない心得」を紹介していきます。
では、早速ですがまいりましょう!
どうしてあなたは人間関係に疲弊し仕事を辞めたいの?
まずは、そもそもどうしてあなたが人間関係に悩みを抱え、仕事を辞めたいと感じているのか?自己分析することから始めましょう。
なぜなら、しっかりと仕事を辞めたい原因を自分で理解しておくことで、納得して退職できますし、次の転職先を迷わず選ぶことができます。
なので、下記では世間の男女達がどんなことで人間関係に悩みを抱え仕事を辞めたいと思うのか?についてお伝えしていきます。
少なからず自分にも当てはまる部分があると思いますので、「自分もそれ思う…」といったように参考にして頂ければ幸いです。
上司とのソリが合わない
人間関係で仕事を辞めたい理由の一つに、直属の上司とのソリが合わず、仕事をしていても楽しくないといったことが挙げられます。
特に上司は部下の成果次第で自分が社内で評価されるようになるため、部下に対して強く当たってしまう方も少なくありません。
中には暴言を吐いてきたり、暴力を振るってきてパワハラをする上司もいるため、精神的にも身体的にも疲弊してしまう方が多いです。
また、上司との人間関係が上手くいっていないと、仕事の成果も出ませんので、悪循環サイクルに陥ってしまうケースもあります。
いじられキャラになってる
人間関係に悩みを抱え仕事を辞めたい人の中には、社内でいじられキャラ扱いされるようになっているケースが挙げられます。
特に営業職では毎日ピリピリしているため、場の雰囲気を盛り上げるために、誰かしらいじられキャラになってしまう現実があります。
これは例えていうなら、ドラえもんのいじめっ子のジャイアンと、いじめられ役ののび太のような感じになってしまいます。
いじられキャラというレッテルを貼られてしまうと、もう後戻りはできないため、それで人間関係に悩みを抱えてしまうようです。
特に新入社員や変わってる人、成果が上がらない社員などがこのようないじられキャラになってしまうようです。
人格否定をされている
人間関係で仕事を辞めたい理由の一つに、上司や他の社員から根本的な人格を否定されているケースが挙げられます。
例えば、「お前の親の育て方が悪い」「Fラン大学出身だから仕事ができない」「お前アスペルガーなんじゃない?」と言って人格を否定してきます。
このような上司は、若い20代30代の方上司が部下に対して言ってくることが多く、何度も言われ続け自暴自棄になる方も少なくありません。
何度も何度も人格否定をされ続けると、「自分はできない奴」「なんて情けないんだ自分は」と自分を責めるようになってしまいます。
これだと仕事もプライベートも悪循環になってしまうので、あなたが人格を否定されているなら今すぐ会社を辞めるべきです。
社内で仲間外れにされる
人間関係が原因で仕事を辞めたい理由の一つに、自分だけが社内で仲間外れにされ、職場の居心地が悪いといったケースが挙げられます。
どうしても、会社では”類は友を呼ぶ”という言葉があるように、成果が上がっている人同士でグループになってつるむことがよくあります。
そのため、社内で成果が上がっていないと「できない奴」というレッテルを貼られ、自分だけが仲間外れにされることがよくあります。
すると飲み会も自分だけ呼ばれなかったり、お昼時もランチに誘われなかったり、しまいには悪口を叩かれるようになってしまいます。
なので、社内の人達との人間関係に問題を抱えてしまい、毎日仕事に通うことが辛いと感じ、仕事を辞めたいと思う方が多いです。
社内で苦手な人がいる
人間関係で仕事を辞めたい理由の一つに、上司に限らず社内に苦手な人がいるといったケースが挙げられます。
このような人は、社内で愚痴や悪口を平気で言っていたり、人のディスクやロッカーなどを平気で見てきたりします。
また、個人的にイジメをされたり、仕事のミスを人のせいにしたり、悪い評判を流したりすることもあります。
ただ、このような人に反抗したくてもできない人も多く、精神的に参ってしまう方も沢山いらっしゃいます。
社内で苦手な人がいるというのは、自分の仕事のパフォーマンスを最大限に発揮できないため仕事を辞めたいと思ってしまうようです。
冷遇されたり無視される
人間関係で仕事を辞めたい人の中には、周りの社員から信頼されておらず、「この人と関わっちゃだめ」というレッテルを貼られてしまったパターンです。
同僚や会社仲間から、「あの人と一緒にいたら自分も変な目で見られそうで嫌」という理由から、冷遇されたり無視してきたりします。
このレッテルをはられてしまったら終了なので、またゼロからの人間関係を構築した方が、今後のあなたのキャリアのためになるでしょう。
なので、「何か自分だけ浮いてる気がするかも…」と思い、人間関係に悩みを抱え仕事を辞めたいと思うようになってしまうようです。
人間関係が原因で仕事を辞めたいと思ったときの対処法5選!
では、次に人間関係が原因で仕事を辞めたい人に向けて、今からでもできる対処法についてお伝えしていきます。
人間関係の悩みは何かしら、あなたが行動しなければ変わることはないので、勇気を持って行動に移しましょう。
部長クラスの人に相談する
人間関係で仕事を辞めたいと思うなら、上司ではなくもっと上の役職に就く、営業部長や事業部長などに相談してみてください。
相談することで、心の荷が下りてスッキリしますし、直属の上司を変えてもらったり、他部署に移動することも可能でしょう。
人間関係の悩みは人になかなか相談することができませんが、勇気を持って誰かに伝えることで、改善することができますよ。
圧倒的な成果を出してみる
人間関係で仕事を辞めたい理由の一つに、成果が出ずに社内で社員から信頼されていないといったことを上記でお伝えしました。
ただ、特に営業職の場合、あなたが圧倒的な成果を出せれば、”それ見たことか”と信頼関係を築くことができ人間関係が改善できる可能性があります。
というのも、「仕事の悩み(人間関係も含む)は、仕事でしか解決することができない」と言われていますからね。
営業職は数字が取れている人ほど威張れるため、数字さえ取ってしまえば、人間関係の悩みなんて一瞬でなくなるでしょう。
苦手な人に反抗してみる
職場内であなたが苦手とする人がいるなら、「どうして〇〇なことをするんですか!」と社員達がいる前で問い詰めてください。
なぜなら、イジメ体質の人は、一度聴衆の場で笑い者にされたり恥をかかないと、自分がやっていることに反省しません。
なので、勇気を持って少し強い口調で伝えてみれば、次の日からイジメや無視、冷遇などをしてこなくなるかもしれません。
ただし、要注意なのは一度恥をかいた人から恨みをかってしまい、ますますいじめがエスカレートしてしまうことです。
でも安心してください。そういう時は部長クラスの人に報告すればすぐに対処してくれるますので、一度面と向かって注意してみてください。
友達や同僚に相談してみる
人間関係が原因で仕事を辞めたいと思うなら、一度学生時代の友人や職場の仲のいい同僚に相談してみるのもアリでしょう。
1人で悩みを抱え込んでしまうと精神的にも肉体的にも疲弊してしまうので、誰かしらにストレスを発散させることが大切です。
そうすることで、友人や同僚からアドバイスをもらうことができるため、少し心がホッとすると思いますよ。
厚生労働省のSNS相談
人間関係に悩みを抱え仕事を辞めたい人の中には、「社内の人には相談したくない!」という方も少なくありません。
そういった時は、LINEなどのやり取りで気軽に相談できる、厚生労働省が無料で行っている”SNS相談”を使用してみましょう。
- 一般社団法人
- 社会的包摂サポートセンター
- 一般社団法人 全国心理業連合会
- 特定非営利活動法人
- 自殺対策支援センターライフリンク
- 特定非営利活動法人
- 地域生活支援ネットワークサロン
上記の非営利団体が活動しており、親身になって相談に乗ってくれるので試してみてはいかがでしょうか。
転職して新しい職場に移る
人間関係に悩みがあると、どうしても会社に行きたくなくなったり、仕事のパフォーマンスが落ちてしまうことがあります。
すると本来の自分の力を発揮できずに、人間関係の悩みが自分の足かせになり、成果がなかなか上がらないといったこともあります。
それなら一層のこと転職して、自分の適正にマッチした職場で毎日楽しく仕事ができたら幸福度もアップすること間違いなしです。
ただし、転職するにあたって注意しておきたいことが2点ありますので簡単にお伝えしていきます。
「人間関係に悩みが原因で仕事を辞めたい」とは伝えてはいけない
一つ目は退職理由で「人間関係に悩みがあり仕事を辞めたいと思いました」と伝えるのはダメです。
なぜなら、今の会社と喧嘩別れしてしまいますし、応募先にも「また人間関係が原因で退職するのでは?」と思われてしまいます。
また、同業者の会社に転職しようとしても、電話などで「あの人はそちらの会社でどうでしたか?」と聞いてくる人事の方もいます。
なので、会社を辞めたいと思ったら絶対に喧嘩別れしないようにしましょう。後々あなたのキャリアにも傷がついてしまいますからね。
転職しても悩みが改善されないこともあるということを忘れずに
やはり人には価値観が合う、合わないは必ずあるため、転職先でも苦手な人が出てきてしまう可能性もあります。
なので、転職すると今の人間関係は一新されますが、転職先の人間関係の良し悪しは分からないという現実があります。
ただし、自分の適正にマッチした職種や業界、また口コミや評判が良い会社を探すことが大切になってきます。
また、同じ繰り返しをしないためにも、転職する時はしっかりとリサーチし準備してから始めましょう。
人間関係が原因で仕事を辞めたいなら、誰かに相談することが大切!
人間関係で仕事を辞めたいと思ったら、誰でもいいので相談してくれる相手を探すことが大切です。
1人で思い悩んでしまうと、自暴自棄に陥ってしまい精神的にやられ、精神疾患になってしまうこともあります。
また、他の人のアドバイスをもらうことで、視野が広がり、思わぬ側面から悩みを解決することもできます。
ちなみに、人に相談するということは、心の癒しにもなりますし、ストレス発散にもなるのデメリットばかりです。
ただ、どうしても人間関係で仕事を辞めたいと思うなら、一層のこと仕事に通いながら転職活動を始めるのもアリです。
気晴らしになりますし、自分の将来を明るく考えることもできるのでオススメです。