「大きな仕事や責任ある役職を任され、緊張や息苦しさを感じる。」
「たくさんの人の前でプレゼンする機会があり、かなりのプレッシャーを感じる。」
「一度ミスしてしまったことがトラウマになり、会社に行くこと自体が怖い。」
そんな風に仕事に対して、プレッシャーやストレスを感じてしまってはいませんか?
仕事をしていると、どうしてもプレッシャーやストレスを感じてしまう場面はあるもの。
ごくわずかに、そこから自分を奮い立たせてモチベーションをあげることができる人もいます。
しかし、ほとんどの人はプレッシャーをストレスに感じ、不安や息苦しさを感じてしまうことことが多いのが実際のところです。
そのようなプレッシャーやストレスは、決してあなたが弱いから感じてしまうというわけではありません。
今回は、そんなあなたに向けて、どうやってストレスやプレッシャーに対応していくべきなのかお伝えします!
ぜひ参考にして、少しでもプレッシャーから解放され、穏やかに過ごせるよう行動してみましょう!
そもそも、どうして仕事でプレッシャーを感じてしまうの?
まずは、あなたがなぜ仕事でプレッシャーを感じるのか考えてみましょう。
この部分をじっくり考え、今の自分の現状を把握しておくことで、解決策が見つかりやすくなります。
自己評価と求められるレベルが釣り合っていない
まず考えられるのがこのケースです。
特に、自分にこんな仕事はできない、そこまでの能力はないなど周りの扱いに反して自己評価が低いという場合が考えられます。
このような書き方をすると、自己評価が低いわけじゃなくて自分は本当にできないのに!
いつも能力以上のことを求められて本当に辛い・・・
などと感じる人もいるのではないかと思います。
そう考えてしまうと、与えられた仕事を達成できなかったらどうしようという恐怖心。
この仕事を失敗したら怒られたり、辞めさせられてしまうのではないか、などという不安感など、どんどんネガティブな思考になっていってしまいます。
そういった理由から、自分で自分を追い込み、プレッシャーに感じてしまっている人は多いです。
周りの目を気にしすぎてしまう
任された仕事に対して、ひとつこなすのに時間をかけすぎだと思われていないだろうか・・・
クオリティが低いと思われたらどうしよう・・・
などと、必要以上に周りの目を気にしてしまい、それが無意識にプレッシャーとなり本来の力をうまく発揮することができないという場合も良くあることです。
また、同期や後輩など同年代や年下に仕事ができる人がいることでプレッシャーを感じてしまうこともあります。
同期や年下から仕事ができないやつだと思われたらどうしようと不安に思ったことはありませんか?
実は、そういったことで不安に感じてしまう人は、意外と多いので、人は人、自分は自分と割り切って考えられることが大切です。
新しいこと、新しい環境からくる緊張感
例えば、後輩が入ってきて初めて教育担当を任されたり、イベントや担当案件のグループリーダーを任されたり。
今までやったことのないことや、初めて会う人と仕事をするときに緊張感やプレッシャーを感じるということも良くあることです。
仕事でプレッシャーを乗り越えるための対処法
では、そのような仕事のプレッシャーを乗り越えたり、軽減させるためにはどうしたらいいのでしょう。
今すぐできる対処法から、どうしても辛くて逃げたいと感じるときのアドバイスについてご紹介します。
人に相談する癖をつける
自分にはできない!
できる能力がないのになんでこの仕事を任されたのかわからない!
などと一人で苦しんでいる場合、人に相談してみましょう。
一度ネガティブな思考になってしまうと、自分一人ではどうにもならなくなってしまうということは良くあります。
そのように、狭い視野で考えてしまわずに、
「なぜ上司はこの仕事を自分に振ったのか」
「なぜ役職やリーダーを自分が任されたのか」
一度上司や担当者に聞いてみることがおすすめです。
あなたに仕事や役職を任せた上司も、あなたを苦しめたくて頼んだのではありません。
あなた自身が気づいていなかった、あなたのいいところや能力に気付くチャンスなのかもしれません。
やるべきことを細かく具体的に書き出してみる
例えば、新商品の機能を社内で共有するためのプレゼンを任されたとします。
30人の前で話さなければならないと、任されたその時はとても不安でプレッシャーに感じると思います。
任されたその時は、時間内にどんな伝え方で何を話せばいいのか何も決まっていないので、不安に思うのは当たり前。
その不安を解決するために、プレゼン当日までにやるべきことを細かくリスト化することがおすすめです。
新商品の特徴、ターゲット、価格などプレゼンで伝える内容の部分や、時間配分、資料やスライドなど用意すべきことなど、全て書き出してみましょう。
リスト化すると、初めはやることが多いと感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、ひとつひとつこなしていくことで、自信に繋がったり、ここまで準備したから大丈夫だと少しずつ不安も消えていきます。
人は、何をやればいいのかわからない、ゴールが見えないものに対しては不安を感じます。
逆にゴールがわかっているものに対しては、不思議となんとかなるかもしれないと思えるものなのです!
自分に寄り添い、自分自身が自分の1番の味方でいる
不安に感じていても、その気持ちを相談できる人が誰もいないという人も安心してください。
自分の一番の味方は自分自身です。
特に、不安に感じていることや、自分自身の本音をノートに書き出してみることがおすすめ。
思っているだけではなく、文字にしていまの気持ちを「見える化」するだけでも、かなり気持ちが楽になります。
その時、日記のように書くのではなく、自分の感情にフォーカスし、感情が動いた瞬間がどのような時だったかを確認してみましょう。
上司に言われた一言がきっかけで、プレッシャーを感じ始めてしまったのかも・・・
同僚との飲み会がきっかけで、自分に自身がなくなりかけてたのかも・・・
など、漠然と不安やプレッシャーを抱えているのではなく、書き出すことでそのきっかけに気づくことができる場合も多いです。
そういったきっかけに気づくことができたら、無意識に自分と比べてしまっていた同僚とは、できるだけ距離をおいたほうが自分の心が安定するのかもしれない。
などと、不安に対する解決策を考えることもできます。
睡眠と食事をしっかりとって心と体を安定させる
仕事に対してプレッシャーやストレスを抱えている時は、その不安から無意識に睡眠や食事がおざなりになってしまっているということが多いです。
朝ごはんはきちんと食べていますか?
バランスの良い食事を取れていますか?
十分な睡眠を取れていますか?
この部分をきちんとするだけでも、かなり精神的に安定して来るはずなので、ぜひ改善してみましょう。
それでも仕事のプレッシャーが辛い今の環境から逃げたいなら…
上記の対処法を試してもほとんど効果がない、辛すぎてとにかく現状から逃げたいと思っている場合、退職や休職、転職を考えてみることもおすすめです。
仕事でのプレッシャーやストレスで夜も眠れない、毎日恐怖で仕事に行きたくないなどと感じていることもあると思います。
その環境に耐え続けて、いつか楽しく働ける日がくるならまだしも、我慢の限界がきて体を壊すということがあったら元も子もありません。
特にプレッシャーやストレスに晒され続けると、メンタル面での不調に陥りやすくなってしまうこともあります。
そのため、我慢しすぎず、一度退職や休職などで心と体を休ませたり、転職して今とは違った環境に身を置くことも考えてみましょう。
何よりも大切なのは、仕事ではなく自分自身であるということを忘れないでください。