留学して就活に失敗した体験談:大学卒業後に留学に行ってはいけない理由

こんにちは、僕はとある都内のFラン大学に通っていた27歳の男です。

実は僕は、大学卒業と同時にフィリピンのセブ島へと短期留学に行きました。

留学先では「英語を話せるように絶対になろう…」と意気込んでいましたが…。

案の定誘惑に負けてしまい、毎晩のようにクラブやバーに日本人の生徒達と入り浸っていました。

それが故に、英語のスキルも付かず、ただ単に”人生の夏休み”のごとく半年間を過ごしてしまいました。

今思うと200万円ほどの投資は、”もったいなかった”と後悔しております。

また、日本に帰国してからも人事からは、「お前遊んできただろ?」と思われ、就活で全落ちしてしまいました。

なので、今回は、「大学卒業後に留学して就活を失敗しないための心得」を僕の体験談を元にお伝えしていきます。

では、早速ですがまいりましょう。

留学して就活に失敗してしまった要因とは何なのか?

まずは留学して就活で失敗した僕の要因をお伝えしていきます。

しっかり、把握しておけばあなたも同じ羽目にならずに済むので抑えておいてください。

❶ 自制心や覚悟がなかった

留学して就活で失敗した僕の要因の1つ目は、覚悟がなかったということです。

僕は大学卒業後にフィリピンのセブ島へと留学しました。

留学に行く前は「絶対にTOEIC800点取れるようになってやる」と、自宅や図書館、電車の中で英語の勉強をしてました。

ただ、留学先へ行くと一番低いクラスに配属されたため、同世代の日本人ばかりだったことを覚えています。

そのため、フィリピンに来ているにも関わらず、日常会話は日本語になってしまい英語が全く上達しませんでした。

留学に行く前はあんなに勉強していたのに、セブ島に行ってからは、夜遊び三昧になってしまいました。

ただ、女の子を口説きための英語は身に付けました。ですが、TOEICでは500点くらいで留学が終わってしまいました。

なので、これから留学したいと考えている方は、「もう日本に戻ってこない」という覚悟を持って留学に行ってください。

そうしないと僕のように、日本に帰って来てから会社の人事から馬鹿にされますし、情けない思いをしてしまいます。

❷ 留学先で彼女を作ってしまった

留学して就活で失敗した僕の要因の2つ目は、留学マジックというヤツです。

僕は実は留学先で大阪出身の可愛い女の子と仲良くなり、彼女を作ってしまいました。

というのも、半年間も非日常をフィリピンで楽しんだため、ノリと勢いで告ったらOKをもらえたのです。

ただ、その子は日本に元彼がおり、その男のことを忘れられない気持ちを抱いていました。

案の定、日本に帰国して遠距離恋愛が始まると、喧嘩が増えてしまい、僕はメンタルがやられてしまいました。

なぜなら、その女の子はこっそりと元彼とデートをしていることを友達から聞いたからです。

それが故に留学が終わって就活しようとしましたが、心の病が悪化して就活どころじゃなったことを覚えています。

なので、あなたがもしこれから留学に行くのであれば、絶対に留学先では彼女を作らないようにしてください。

そうしないと僕と同じように人生がめちゃくちゃになってしまいますからね…。

企業が留学生を優遇してくれると思った

留学して就活で失敗した僕の要因の3つ目は、企業側が留学生に対して優遇してくれると勘違いしていたことが挙げられます。

というのも、留学する際エージェントに「留学するだけでも企業からしたら欲しい人材になれるよ」と言われたことを真に受けていたのです。

今思うと留学エージェントも営業ですから、「数字欲しさに言ってきたのかな?」って思いました。

それが故に、「まっ英語のスキルは少し付いたからいいっしょ?」と軽い感じで思っていた節がありました。

そのため、日本に帰ってきたら、やはり履歴書でTOEICやTOEFLの点数を書かなければならず、エントリーシートの時点で落とされてばかりでした。

これだと「日本で英語の勉強してても同じじゃん…」と思ったのが実際のところです。

なので、留学すると決めたら就活で失敗しないためにも、しっかりとTOEICやTOEFLで結果を出す必要があると感じました。

❹ 留学先は思いのほか誘惑が多かった

留学して就活で失敗した僕の要因の4つ目は、色々な誘惑に負けてしまったことが挙げられます。

特に留学先は刺激的なことで溢れてました。

例えば、

  • セブ島の綺麗な海でダイビングをする
  • フィリピンの可愛い女の子と飲み会をする
  • クラブでワンチャンしてワンナイトラブ
  • 大学生のリア充のように浜辺でBBQ
  • 毎日の学校が終わってクラスの人と遊ぶ

などなど、「家に帰って英語の勉強したい…」と思っても、必ず誘ってきます。

すると、「まぁ皆んなが遊んでるんだから、俺も遊んじゃおう」という気持ちになります。

そのため、留学に来てるのではなく、ただ単に海外で半年間遊んでいる状態になってしまいます。

なので、これから留学に行くのであれば、僕と同じように就活に失敗しないために英語を伸ばすことに注力してください。

留学して就活に失敗…人事から言われたことを紹介します

僕は半年間フィリピンで大学生以上に遊びまくってました。

それが故に会社の人事からは、このように言われてしまいショックでした。

  • どうして大学在学中に留学に行かなかったのかな?
  • 君全く業界・業種の理解をしてないね
  • 留学生は英語のスキルがないと評価されない
  • 留学生の君より卒業後に就職した人の方が能力が高い
  • 履歴書を見る限り、遊んできたとしか考えられない
  • 英語以外のスキルって何か持ってんの?
  • うち海外支部あるが、TOEIC700点以上だんだけど…

もう本当にご理詰めされてしまい、メンタルがやられてしまったことを覚えています。

やっぱり留学生に対しては、求めることが多くて、英語のスキルが無いと普通の学生と同じだと判断されました。

もう本当に後悔しましたね…。

合計で30社ほど面接を受けましたが、なかなか優良企業では雇ってくれませんでした。

なの知れた楽天やGoogle、Amazonやサイバーエージェント、といったIT企業は全落ちしました…。

採用してくれたのは、ノリで受けたユニクロなどの接客業や携帯電話営業などの反響営業の仕事ばかり…。

もしあなたが留学して就活で強みにしたいと考えているなら、しっかりと英語のスキルは付けておきましょう。

僕のように就活で失敗してしまうと、「留学する意味なかったんじゃない?」と自暴自棄に陥ることもありますからね。

留学して就活に失敗しないための対策とは?

では、次に僕の体験談をもとに、留学して就活で失敗しないための対策をお伝えしていきます。

大学在学中に留学する

僕は大学卒業後に留学に行ってしまったため、遊んできたと思われてしまうことがよくありました。

なので、留学を考えているなら、休学をしてでも大学在学中に留学に行くべきです。

そうしないと、「コイツは就活で失敗したから留学に行ったのかな?」と思われてしまいますからね。

少しはリスクを取らないと、人事からはあまり良い評価をもらえないことが分かりました。

なので、留学する前にある程度の英語のスキルを身に付けておく必要があります。

TOEICを700点以上取る

やっぱり留学に行ってきたなら、TOEICで700点以上は取らないといけませんね…。

僕は全く英語のスキルが付かなかったため、この結果さえあれば、優良企業に就職できたかもしれません。

また、人事は「コイツは遊んできたのか?」「それとも真剣に学んできたのか?」と、篩にかけると思います。

というのも、面接時に色々と質問してきて、尋問を受けてるかのような圧迫面接がほとんどでしたからね…。

そこで僕は「コイツは遊んできた奴」とレッテルを貼られ、一時面接で不採用にされることが多くありました。

なので、あなたが留学すると決めたら、就活を失敗しないためにも、TOEICで結果を出す必要があります。

日本人とは一切連まない

特に日本人は英語ができない人が多いため、留学先で日本人と一緒になるケースが非常に多いです。

なので、留学する前に日本人のいない留学先を選ぶか、日本人と一切連まないようにする必要があります。

というのも、意外と短期留学といっても半年間はあっという間ですからね…。

その時期をグッとこらえて、英語だけ真剣に勉強していれば、TOEICなら700点はいけるでしょう。

ただ、留学先は色々な誘惑があるので、自制心を持つ必要がありますよ。

そうすれば、後々帰国しても留学の経験が活かせる仕事に就けますし、就活が失敗に終わらずに済むでしょう。

留学したら帰国しない気持ちで外に出る

一度留学すると決めたら、「英語が話せるようになるまで、もう俺は日本に帰らない!」という気持ちで望みましょう。

これは家族や友達、大学の教授などにも堂々と宣言しておきましょう。

というのも、プレッシャーを与えることで、「やらなきゃいけない!」と強い意識を持てます。

すると、学ぼうとする気持ちが強くなるため、自然と外国人と交流を持つ機会が増えるメリットがありますからね。

英語スキルを付ける以外の所を作る

僕がもっとしとけばよかったこととして、英語を学ぶことは当たり前で、それ以外のところです。

なぜなら、人事からは「英語力はわかったから、あとは何かないの?」と言われることが多くありました。

僕は現地のセブ島で遊びまくっていたため、何もしていなかったです。

ネットで見てみると、こういうことを留学先でやっておいた方がいいよ〜というものがいくつかあったので紹介します。

  • 留学先で起業してビジネスをする
  • 現地の人を巻き込んでイベントを開催する
  • 社会問題を見つけ組織を作ってボランティアする

上記の3つのうち1つでも経験しておけば、かなり企業からしたら欲しい人材になるようです。

僕は、上記の3つ何1つしてなかったため、英語のスキルも身につかず、他の学生と同じ評価にされてしまいました。

なので、あなたが留学して就活で失敗しないためにも、留学先で人を巻き込んで何かしらアクションを起こすことが大切です。

最後に…

僕は現在日本から出てオーストラリアで仕事しています。

ただ、学生ビザのワーキングホリデーです…。

というのも、内定はもらいましたが、思っていた仕事に就けなかったので、もう日本に戻らない気持ちで外に出ました。

それに加え、留学先で作った彼女とも別れてしまったので、もう躍起になってしまったのもあります。

ただ、そのおかげで以前よりか英語のスキルが上がり、外国人と日常会話や仕事でも使えるようになりました。

改めて、僕のように留学で遊びまくって、就活で失敗しないためにも、計画性を持って留学することが大切です。