
実は私は、高校卒業後に警察学校に入り、交番勤務を3年間務めましたが、上司との人間関係が嫌で退職しました。
警察官になることは幼い頃からの夢でしたが、入社してみると、理想と現実のギャップにやられてしまいました…。
例えば、「不規則な勤務体系」「犯罪者と出会うこと」「上司との人間関係」など、思いのほかストレスだらけでした。
なので、今回は、そんな私から警察官を辞めたいあなたに向けて、転職で失敗しないための心得をお伝えしていきます。
ぜひ参考にして、できるだけストレスがかからず、少しでもワクワク楽しい仕事に就けるように頑張りましょう!
Contents
そもそも、どうしてあなたは警察官を辞めたいの?
まずは、「どうして警察官を辞めたいのか?」自分の仕事の悩みを明確にしておくことが大切です。
なぜなら、辞めたい理由を知っておけば納得して退職できますし、次の転職先へスムーズに行きますからね。
では、下記では世間の元警察官達の仕事の悩みについてお伝えしていきますので、共通点があるか探してみてください。
部活動のような上下関係
警察官の職場は歴史があり、良くも悪くも昔ながらの伝統を重んじる風潮があるため、学生時代の部活動のように上下関係が厳しいです。
なので、立場的に一番下っ端である新人警察官や若手警察官は、特にキツイ仕事だと思います。
特に私が一番嫌だったのが、体育会系の職場なので、パワハラや暴力的なことをされて指導されたのが本当に辛かったことを覚えています。
そのため、毎日職場に行くのが嫌で嫌で蕁麻疹ができるほど…。当時は精神的にも身体的にもかなり負担が大きかったと感じています。
最近はテレビのニュースなどでも、上司の行き過ぎた指導が部下に対するパワハラやイジメだと判断されて裁判になるケースもあります。
なので、警察官を辞めたい理由で一番大きいのは、上司との人間関係や体育会系の職場の雰囲気がマッチしないといったことが挙げられます。
自分を常に鍛えないといけない
警察官のお仕事は常に命の危険との隣り合わせのお仕事なので、常日頃かから心身共に鍛えておく必要があります。
そのため、警察学校だけに限らず交番に配属されてからも、定期的に訓練を受けなければならず修行のような日々を送らなければなりません。
これらの訓練は、内容的にとても厳しいため警察官になってもすぐに辞めてしまったり、休日は我を忘れてはしゃぐ方も少なくありません。
警察官は毎日のように発生し続ける事件や事故に対処しなければならず、精神的なストレスが溜まってしまい、警察官を辞めたいと思うようです。
休日であっても休めない
警察官を辞めたい理由の1つとして、休日になってもゆっくり休めないといったことが原因で退職する方も中にはいます。
というのも、事件や事故ほいつどこで発生するかもわからないため、急に多くの人手が必要になるケースがあるからです。
そのため、せっかくの休みの日であっても職場から突然、「至急〇〇本部へ集まれ」と突然呼び出されることもあります。
特に刑事警察部門で働く警察官は、一度呼び出されると、数日間連続で操作に駆り出されることもよくあるようです。
また、休みの日には管轄外に出かける時は、わざわざ目的地や日程などを事前に届出を出さなければいけません。
それが故に、プライベートでも完全な自由がなく、心身共に疲弊してしまい警察官を辞めたいと思ってしまうようです。
拘束時間が非常に長く感じる
警察官を辞めたいと考えている人の多くは、拘束時間の長さや勤務のハードさが理由に退職するケースが多いです。
例えば、特に新卒や若手の巡査は交番勤務で、数日に一度の割合で24時間勤務の当番をこなさなければいけません。
ただ、勤務時間中には、仮眠時間や休憩時間はありますが、交番にはひっきりなしに様々な人が相談にきます。
そのため、満足に休憩することができなかったり、熟睡することもできないため休んだ気がしません。
また、当番中に事件や事故が発生すれば駆けつけなければならず、事情聴取や長所作成に追われて、当番が終わる時刻になっても帰宅できないこともザラにあります。
そのため、仕事とプライベートの両立ができず、家族や恋人との関係が悪化してしまい、警察官を辞めて一般企業へ転職する方も少なくありません。
警察官は公務員の中でも一番厳しい職種だと言われており、職務中にふと”警察官を辞めたい”と考えてしまう人が多いです。
犯罪者を対処するストレス
警察官といっても1人の人間です。そのため、犯罪者や極悪人と出会うことで、精神的なストレスが徐々に蓄積されてしまいます。
特に警察官は一般の人に比べ、普段の日常生活では出会うことのない犯罪者と出会うため、毎日命と隣り合わせで仕事をしなければいけません。
時には警察官に対して非協力的で、操作や事情聴取に応じなかったり、口汚い言葉で警察官に野次を飛ばす方も日常茶判事です。
また、警察官に向かって暴力を振るってくることもあり、自分の命の危険を脅かされることもあります。
そのため、業務から受けるストレスで精神的にやられてしまい、警察官を辞めたいと退職する方も非常に多くいらっしゃいます。
警察官が辛いから辞めたいけど、辞めさせてくれない現実…
警察官は公務員なので、比較的に安定したお給料を頂けます。
ただ、仕事で心身共に疲弊してしまったり、仕事とプライベートが両立できずに退職する方が多いのが現実。
ですが、警察官を辞めたいと伝えても、なかなか辞めさせてもらえないことがよくあることが多いのが事実。
では、下記では「どうして警察官を辞めたいのに、辞めさせてもらえないのか?」その理由について紹介します。
根性や忍耐がないと言われる
特に警察官を辞めたいと思う方は、20代の若者が多いため、「お前は根性がない」と精神論で引き留めてくることがよくあります。
中には「警察官で数年間も働けないんじゃ、どこの会社に行っても通用しねえぞ」といった強い言葉で、言ってくるケースも…。
すると、ますます仕事のモチベーションが下がってしまい、仕事でミスを繰り返し、悪循環サイクルになってしまう若い警察官も多いです。
警察官を辞めたとしても、世の中には様々な仕事がありますし、公務員以上にお給料がもらえる仕事もあるので気になさらないでください。
時間を掛けて育ててきたから
警察官は警察学校を約1年間通い、そこで法律の知識、精神力、身体能力などを鍛え上げられてから一人前の警察官になります。
そのため、国のお金であろうとも、時間と費用を掛けて教育してもらっています。
なので、警察官になったからには辞めたい気持ちがあっても、なかなか伝えられず、その気持ちを引きずりながら働く方も多いです。
また、退職したい気持ちを伝えても警察官は非常に離職率が激しいため、上司からは”もうちょっと頑張ってみようよ”と言われるばかり…。
逆に”どうしてお前は警察官になったんだ”と叱られることもあるので、なかなか警察官を辞めたいと口に出せない雰囲気もあるようです。
次々に退職者を出したくない
警察官は同期の人との絆を大切にするため、警察学校で仲が良かった同僚が警察官を辞めると、”俺も辞めたい”と思ってしまいます。
そのため、次々に退職者を出さないためにも、同僚とあまり接触できないように、上手に警察署や交番に振り分けられる現実があります。
また、警察官を辞めたいと思わせないように、上司が心身共に親身になってケアをしてくれるため、辞めたい気持ちをなかなか言えない空気もあります。
なので、警察官を辞めたい気持ちがあるなら自分の意志を貫くことが大切ですよ。
警察官を辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの?
警察官を辞めたいと思っても、次にどんな仕事に就こうか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
なので、下記では警察官を辞めた人は「どんな仕事に就くケースが多いのか?」について紹介していきます。
少なからず、今後転職活動をする時の参考材料にして頂ければ幸いです。
一般企業に転職する
警察官を辞めたい人の中には、土日休みの一般的な企業でスーツを着て働きたい願望を持っています。
特に仕事とプライベートを両立したいため、ある程度の名が通った福利厚生が整った会社に転職する人が多いです。
警察官という経歴があれば、企業側も「この人なら即戦力として考えられる」と思われるため転職しやすいです。
なので、例えば、大手自動車メーカーの営業職、日本中を飛び回る商社マン、証券会社や投資会社など…。
比較的収入が高い職業に転職する元警察官が多く、優良企業や一流企業に頑張って転職する方もいらっしゃいます。
警察官以外の公務員になる
警察官を辞めたい人の中には、頑張って勉強して公務員になったのだから、警官を辞めても公務員として働く方もいらっしゃいます。
そういった方は、一念発起して市役所職員や国家公務員になるための勉強をして、再就職するケースも非常に多いです。
試験を突破することさえできれば、面接時に正直に警察官を辞めた理由を伝えれば、意外とすんなり内定がもらえたりします。
人事からしたら「警察官から市役所職員になるには並大抵の努力をしなければなれない」と努力家だと思われ、即戦力採用されやすいです。
警察官よりも高収入な仕事
警察官を辞めた人達は意外とプライドが高い人が多いため、「警察官よりも高収入な仕事に就きたい」と考えています。
そういった方は、成果主義の会社(自分の実績次第で高収入が頂ける会社)に転職するケースが多いです。
例えば、外資系の保険営業、不動産投資会社、証券会社、IT企業、ベンチャー企業、デベロッパー、などが挙げられます。
高収入の仕事は探せべ探すほどあるため、実績次第で収入が伸びる点にメリットを感じて転職する方も多いです。
あなたがもし、警察官を辞めたいと思うなら勢いで退職するのではなく、自分のやりたい仕事の目処を立ててから退職願を出すことが大切です。
では、下記では警察官を辞めたいと思ったら、退職前にしておくべきことについてお伝えしていきます。
警察官を辞めたい男女へ。退職前に準備しておくこととは?
警察官を辞めたいと思ったら、退職前に4つほど準備しておくことがあるので抑えておいてください。
なぜなら、社会にはルールというものがあり、会社によっては数ヶ月前に退職願を言わなければいけないケースもあります。
というのも、仕事を辞めるなら、後味良く気持ちい感じで退職した方が自分のためになりますからね。
退職する目処を立てておく
警察官を辞めたいと思ったら、「何ヶ月以内に辞めよう…」と自分の退職する目安を決めておくことが大切です。
なぜなら、いつ辞めようか決められずにいると、なかなか行動に移せず、ダラダラと働くことになってしまいます。
すると、いつもできていた仕事でミスをしてしまったりと、仕事のモチベーションが下がって注意されることが増えます。
警察官を辞めたいけど退職願いを伝えられない雰囲気を自ら作ってしまい、自分の首を絞めるようにってしまいます。
なので、「2ヶ月後には絶対辞める」と強い意志を持てば、実際に退職の意思を伝える時期も明確になってきますよ。
仕事に通いながら転職活動をする
警察官であろうとも休日はしっかりあるので、そういった時間に転職活動をするようにしましょう。
昨今ではスマートフォン一台あれば、どんな職業があるか調べられますし、企業にエントリーすることもできます。
ましてや平日でも祝祭日でも企業説明会や面接を行う企業もあるため、一昔前よりも気軽に転職活動がしやすくなっています。
また、警察官を辞める前に新しい職場を決めておき、「2ヶ月後になら入社できます」と人事に伝えておくことも大切です。
なぜなら、退職してから転職活動をすると貯金を切り崩しながらの生活になるため、心の余裕が持てませんからね。
今の仕事をしながら転職先を見つけることは法律には反していないので、自分を第一に考えて行動することが大切です。
有給休暇を全て使い切っておく
警察官として働いていると、有給休暇をなかなか消化できない雰囲気がある職場が非常に多いです。
良くも悪くも警察官は昔の伝統を大切にしているため、仕事をすることが”美徳”だと考えているケースがあります。
そうすると、なかなか有給休暇を使用したいと言えず、意外と警察官は有給が溜まっていることがあります。
6ヶ月以上働いているなら、10日間以上は有給が溜まっていると思うので、退職する前に上司に聞いてみてください。
会社側は退職者に有給休暇を使用されると、人手が足りなくなるため、会社側からはなかなか言ってきたりしません。
しっかりと、自分を第一優先として考え、有給休暇について触れてこないのであれば勇気を持って相談しましょう。
会社から必ず離職票をもらう
警察官を辞めたいと思ったら必ず警察署から離職票を受け取り、ハローワークに提出するようにしてください。
そうしないと、失業保険や再就職手当を国から無償で頂くことができないため、あなたが不利になってしまいます。
ちなみに、失業保険とは会社を辞めて数ヶ月後に6万円ほど頂ける手当です。
再就職手当とは転職が決まると、20,30万円ほど頂ける手当のことです。
会社側から離職票を送ってこないのであれば、メールや電話で問い合わせて、しっかりと離職票をもらうようにしましょう。
こんにちは、警察官として3年間業務を遂行した木下と申します。
私が「どうして警察官を辞めたのか?」経緯をお伝えします。