ベンチャー企業を辞めたい男女達へ。ブラック企業なら今すぐ退職しよう!

ベンチャー企業を辞めたい…

心身ともに疲弊してしまった…

毎日数字に追われて辛すぎ…

といったような仕事の悩みを抱え、本記事まで辿り着いたと思います。

昨今は、「働き方改革」と推奨されていますが、長時間労働やサービス残業をするベンチャー企業は後を絶ちません。

それに嫌気がさしベンチャー企業に入社したものの、半年や数年以内で退職する若い男女が年々増えてきています。

そのため、「実は会社を辞めて転職したい」「仕事を辞められる雰囲気じゃない」と悩む方も少なくありません。

こんな私も、ITベンチャー企業の求人広告の営業職として2年ほど働いておりましたので、仕事の悩みを抱える人の気持ちはよくわかります。

なので、今回は「ベンチャー企業を辞めたい人に向けて、転職で失敗しないための心得」をお伝えしていきます。

そもそも、どうしてあなたはベンチャー企業を辞めたいの?

まずは、どうしてあなたがベンチャー企業を辞めたいと思うのか?についてしっかりと原因を把握しておくことが大切です。

なぜなら、退職する理由を明確にしておけば、自分でも納得して辞められますし、次の会社を選ぶ時に迷わないで済みますからね。

なので、下記ではベンチャー企業で働く世間の男女達の仕事の悩みを紹介していきますので、共感する部分があるか見てみてください。

サービス残業や長時間労働が辛い

ベンチャー企業を辞めたい理由の一つに、過度な長時間労働やサービス残業に不満を抱え、離職してしまうケースがよくあります。

特に新卒社員は一度ベンチャー企業に入社すると「これが普通の環境なんだ」と思ってしまい、思考が停止してしまうことがあります。

ただ、学生時代の友達と会った時に「それブラック企業だよ」と言われると、ハッと我に返り会社に不満を持つ方も少なくありません。

昨今は働き方改革などで騒がられる中、ベンチャー企業は会社員に長時間労働やサービス残業を当たり前にさせている現実があります。

こういった会社はいわゆるブラック企業なので、もっと福利厚生がしっかりしている会社に転職してしまうことがよくあります。

競争社会で精神的にボロボロ

ベンチャー企業は数字が命のため、同僚も他の社員も全員ライバルと言っても過言ではありません。

そのため、「アイツには負けられない」「絶対に勝たなけれいけない」とベンチマークをさせられプレッシャーになることが多いです。

なので、常にライバルの動向をチェックしているため、同僚が数字を取ったとしても素直に喜ぶことができない人も少なくありません。

こういったことが毎日年がら年中行われているため、社内の競争に精神的にも身体的にも疲弊してしまいベンチャー企業を辞めたいと思うようです。

また、ベンチャキー企業は「できるやつは残るが、できない奴は去っていく」と考えており、結果が出ない人は冷遇される特徴もあります。

社内で派閥がある

ベンチャー企業を辞めたい理由の一つに、社内でできる人はできるグループに属し、できな人とは関わらないという特徴があります。

特にベンチャー企業は社長自身が「成果を上げている人と接するように」と言ってることもあり、できない社員は居心地が悪くなります。

すると社内の人間関係に悩みを抱えてしまい、それが数字にも反映されるようになり、悪循環サイクルに陥ってしまうことも多いです。

なので、「自分は数字が取れないから、仲間外れにされてるのではないか?」と思うようになり、ベンチャー企業を辞めたいと思うようです。

特に営業職ではこのような傾向が強いため、成果が上げられないと入社しても数年で退職してしまうことがよくあるようです。

イジメやパワハラが横行してる

ベンチャー企業を辞めたい理由として、社内で理不尽に扱われたり、イジメやパワハラが横行していることが挙げられます。

というのも、ベンチャー企業は学生時代のクラスのように、人をいじめるジャイアンがいれば、のび太のようにいじめられる役もいます。

当然のことながら、ジャイアンは成果を出している人で、のび太は成果が出ていない人です。

ベンチャー企業は社内では常にピリピリしているため、場の雰囲気を良くするためにも、のび太のようなイジメ役を作ることがよくあります。

そういった環境にいると、自分の知らないところで体が悲鳴を挙げていることがよくあり、いつの間にか体の不調を訴えるようになることもあります。

なので、あなたがもし今のベンチャー企業でイジメや暴力をされて、悩んでいるのであれば、今すぐその環境から逃げ出すことが大切です。

ベンチャー企業を辞めたらどんな仕事に就きたい人が多いの?

ベンチャー企業を辞めたいと思っても、次にどんな職場に就こうかな?と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。

なので、下記ではベンチャー企業を辞めた人が次にどのような職場に就いている人が多いのか?紹介していきます。

少なからず、今後のあなたの転職活動の手助けになれればと考えておりますので、参考にしてみてください。

給料が高く名の通っている会社

ベンチャー企業を辞める人達は、会社に不満を抱えて退職するケースが多いため、「今の会社よりも給料が高いところがいい」と考えています。

というのも、ベンチャースピリットがある人は、負けず嫌いで、心の中で「今の会社を見返してやりたい」という気持ちを持っている人が多いです。

なので、例えば今の会社がITベンチャー企業であれば、名の通っているサイバーエージェントやサイボウズなどの会社に入社することがあります。

いかに「今の会社よりも名が通っていて、給料が高い」そういった基準で今の会社をやめて、新しい職場に転職することがよくあります。

ノルマが比較的ない仕事

ベンチャー企業を辞めて転職するケースとして、「ガツガツ毎日数字を追わないところがいい…」と考える人も少なくありません。

どうしても、ベンチャー企業は数字が命なので毎月の予算を組まれノルマと戦い、精神的に疲弊してしまうことがよくあります。

なので、一気転身してアパレル店員になったり、公務員の勉強をして市役所職員になったり、未経験エンジニアなどに転職することもあります。

特に新卒社員はベンチャー企業の社風に馴染めないと分かると、早々に退職してもっと自分の適正にマッチした仕事を探す人が多いです。

もしあなたがベンチャー企業を辞めたいと思うのであれば、ノルマが比較的少ない異業種にチャレンジしてみるのもアリでしょう。

海外で仕事をする

ベンチャー企業を辞めた人の中には、「もう会社員として働きたくない…」という気持ちから、思い切って海外に出ちゃう人もいます。

特にベンチャー企業に入社した人はメンタルが強くチャレンジ精神旺盛なので、「思いっきり挑戦してやる」と強い気持ちで海外で仕事をする人もいます。

20代前半から半ばにかけての人達はとてもエネルギッシュなので、脇目も振らず、仲間と起業する方も少なくありません。

また、海外で働きながら留学をして英語を身につけようとする方もいるので、この機会に海外も目に入れてみるのも面白いかもしれませんね。

特に最近は日本も外国人労働者を容認するようになってきたため、今後は外国人と接する機会が増えてくるので英語が話せる人材の需要は増えてくるでしょう。

全く違ったジャンルの職種

ベンチャー企業で働いていた方は、「自分にはこの仕事は向いていないな…」と若いうちに損切りし転職する方がとても多いです。

そのため、今まで自分がやりたかった仕事、自分が夢中になってできる仕事、自分が好きなことなどの仕事に就くことが多いです。

特に最近はどこの会社も人材不足で嘆いているため、過去の経歴を重視するよりも、「今後活躍できる見込みがあるかどうか」で判断しています。

なので、未経験採用をする会社が増えてきたため、例えば、あなたがWEBデザイナーになりたかったら、未経験でも採用している会社にエントリーできます。

なので、今一度自分を見つめ直し「どんな仕事をしたいのか?」と自分がワクワクドキドキするような仕事を探してみることから始めましょう。

ベンチャー企業を辞める前に準備しておくべきこととは?

ベンチャー企業を辞めたいと思っても、退職する前にしっかりと準備しておくことが何点かあります。

というのも、いざ会社を辞めようと思っても、会社にそれぞれルールがあるので把握しておくことが大切です。

なぜなら、1ヶ月前に退職届を出さなければ受理されないこともあるため、自分勝手に考えてはいけません。

では、下記ではベンチャー企業を辞めたいあなたが抑えておくべきポイントを4つ紹介していきます。

しっかりと引き継ぎをしておく

ベンチャー企業を辞めたいと思ったら、しっかりとまず上司に伝え、その後に引き継ぎの共有をしておくことが大切です。

引き継ぎをせずに「明日から会社には行きません」と伝えても、会社に迷惑をかけてしまいますからね。

最後まで1人の社会人として、どんな時があってもルールを守って引き継ぎまで終わらせてから退職することが大切です。

そうすることで、心の荷が降りたかのような感覚で自分自身もスッキリしますし、次の職場先にスムーズに行けます。

ただし、あなたがイジメられたり暴力などのパワハラされているとなれば話は別になります。

そういった場合は、上司にだけメールや電話で「明日から仕事には行きません」と伝えるだけでも大丈夫ですよ。

仕事をしながら転職活動をする

ベンチャー企業を辞めたいと思ったら、仕事をしながらも転職活動をし、退職する前には新しい職場を決めておきましょう。

「そんなこと言われても、転職活動する暇がないよ…」と思われている方もいらっしゃるでしょうが、週に1日くらいは休日があると思います。

また、最近ではスマホ一つでマイナビ転職やエン転職などのアプリで、容易に新しい職場先を見つけられるので、隙間時間に転職活動ができます。

それに加え、平日でも休日・祝日でも企業説明会や面接を行っている企業が大半なので、今の会社に通いながら容易に転職活動ができます。

今の会社を辞めた後に転職活動をすると、せっかく貯めた貯金を切り崩しながらになってしまうので、会社を上手に利用することも大切です。

有給休暇を使い切っておく

ベンチャー企業を辞めたいなら、今まで溜まっていた有給休暇を消化して退職することをオススメします。

あなたが6ヶ月以上その会社で働いていれば10日以上は有給休暇が溜まっているので、一度上司に聞いて確認してみてください。

自分から言わないと会社側から有給休暇については言ってきません。なぜなら、空いた穴を他の社員が埋めなければいけませんからね。

なので、溜まっていた有給休暇を使うことができれば、あなたが会社に出勤せずとも、お給料が振り込まれるので絶対に聞いてください。

聞きずらい雰囲気があったとしても、これは法律で決まっていることです。みすみす逃せば最後まで会社のいいなりで終わってしまいます。

必ず離職票を会社から受け取る

ベンチャー企業を辞めたいと思うのであれば、必ず会社側から離職票を受け取ってください。

中には退職したにも関わらず、離職票を送ってこない会社もあるので、その時は電話で問い合わせしてみてください。

なぜ、そんなにも離職票が大切かというと、ハローワークに持っていくことで失業保険や再就職手当を頂けるからです。

失業保険は法律で決まられた就業期間内に転職先が決まらない場合に国から頂けるお金(月に6~7万円)です。

再就職手当は、あなたたが新しい職場に転職した時に支払われるお金(約20〜30万円)です。

特に若い方はこのような知識がない方が多いので、しっかりと離職票を受け取ってハローワークに提出してください。