「やりたい仕事に就くことができたのに上司が苦手すぎる・・・」
「上司との人間関係がうまくいかず日々ストレスを感じる・・・」
「上司がもはや人としてヤバイ・・・」
そんな風に感じたことはありませんか?
せっかく就きたかった仕事、憧れの職業に就職することができたとしても、苦手な上司がいると、職場に行くこともストレスに感じてしまったり、仕事に行きたくないと思ってしまうこともあるでしょう。
実際、私が務めていた会社にも、どうしても苦手な上司がいて、毎日ストレスを感じていました・・・
今回は、そんな私から、今苦手な上司に悩んでいるあなたに向けて、苦手な上司とうまく付き合う方法についてお伝えします。
うまく付き合うなんて無理!
と、感じている人がほとんどだとは思いますが、ぜひ参考にしてみてくださいね!
そもそも、あなたはどうして上司が苦手なの?
まずは、あなたがなぜ上司のことが苦手、嫌いだと思っているのか、改めて確認してみましょう。
訳もなく嫌いになるということはあまりないと思うので、必ずどこかに苦手の原因があるはずです。
今回は、同じように上司が嫌い、苦手だと感じている人が、嫌だと感じている点についてご紹介します。
自分が嫌だと思っているところと共通点があるかチェックしてみましょう。
すぐに感情的になる上司
大人であることはもちろん、部下を引っ張っていく立場にも関わらず、自分自身の感情のコントロールができておらず、何かあるとすぐにイライラしたり、態度に出る上司。
職場の雰囲気も悪くなったり、怒鳴る、大声をあげるなどで他の社員が萎縮してしまったり、怯えてながら仕事をしているということもあると思います。
このようなタイプの人は、自分がミスをしても知らん顔をするくせに、他の人がミスをすると執拗以上に攻め立てて来る場合もあります。
言ってることがいつも違う上司
よくあるのが、
「わからないことがあったらなんでも聞いてね。」
と、いうわりに実際にわからないところを聞くと
「こんなのもわからないの?」
と、責めて来る上司。
他にも、提案した企画に対してOKを出したにも関わらず、別の日にはこんな企画じゃだめなど、言っていることがいつも違うという人はよくいます。
前はこういう風に言っていたのに!
と思ってその上司に以前言われたことを伝えたとしても、言ってない、知らないの一点張りであることが多く、話が通じないことがほとんどです。
人によって態度が違う上司
相手によって態度を変える上司は信用できません。
上司の前ではいい態度をとっている部下や上司のお気に入りの部下、可愛い女子社員など特定の人には優しくするくせに、それ以外の人には厳しく接したり、雑に対応する。
そのようにあからさまに態度を変える上司も人としてどうかと思ってしまいます。
体臭が気になる上司
お風呂に入っていないんじゃないか・・・
歯を磨いていないんじゃないか・・・
そう感じてしまうほど、体臭が気になってしまう上司を苦手と感じてしまう人も多いです。
中には匂いが気になって仕事に集中できないほどだという人も・・・
なんでもかんでも押し付けて自分はほとんど仕事をしていない上司
仕事はもちろん、雑用などちょっとしたことも全て部下に任せて自分はほとんどやることがない・・・
部下はたくさんの仕事を任されていっぱいいっぱいなのに、手伝おうともしない・・・
そんな中、ふと仕事中上司を見たら、うたた寝をしていたなんて場面を目撃したことがある人も実際にいます。
自分がたくさん仕事を抱えて大変な思いをしているにも関わらず、ただただちょっかいを出しにきたり手伝いもしないで寝ている人を見たらいい思いをするわけがなく、不満が募ってしまうパターンもあります。
大人なのに人の愚痴、批判ばかりする上司
人の揚げ足を取ったり、愚痴や批判的なことばかり言っている上司と仕事をしたいとは思えませんよね。
そのような上司が一人でもいるだけで、職場の雰囲気も悪くなってしまいます。
苦手な上司とうまくコミュニケーションを取る方法
苦手だと感じてしまう上司の特徴についてご紹介しました。
そのような上司が実際に職場にいる場合、どのように付き合っていくべきなのか、うまくコミュニケーションをとる方法についてご紹介します。
しっかりと挨拶、返事をする
会社に行くとまずは他の社員の人たちに挨拶をすると思います。
しかし、毎日同じ職場で同じ人と顔を合わせているため、挨拶に対してそこまで意識が向いている人は少ないと思います。
そこで、基本に戻ってしっかりと目を見て笑顔で挨拶をして見ましょう。
苦手な上司に笑顔で挨拶なんて・・・
と思ってしまいがちですが、挨拶はとても大切なことで、挨拶1つで印象が大きく変わるのです。
そのため、しっかりと挨拶をするだけで、上司に媚びることなくあなたの印象をよくすることができます。
それだけで、あなたに対する態度も変わってくると言うこともあるのです。
目を見て笑顔で挨拶するだけでなく、
「◯◯さん、おはようございます。」
と、名前を呼ぶことも効果的です。
「報連相」を徹底する
「報連相」とは、報告、連絡、相談を略したビジネス用語。
社会人であれば、一度は聞いたことがある人も多いのではないかと思います。
いつも言っていることが違う、仕事をたくさん押し付けて来ると言う状況であるならば、なおさら報連相を徹底すべきです。
上司とできるだけ関わりたくないと感じる思いもわかります。
しかし、こまめに報連相をすることで、上司もあなたがどれだけ大変でたくさんの仕事を抱えているか把握ができます。
また、進めている企画やプロジェクトがどこまで進んでいるのか確認でき、こまめにアドバイスをもらえると言うこともあるかもしれません。
あまり報告もなく、たまにしか相談にこない部下より、報連相をきちんとしている部下の方が上司としても指導がしやすいはずです。
その際は、5W2H(誰に、なぜ、何を、いつ、どこで、どうやって、いくら)をきちんと伝えると正確に情報を伝えやすくなるのでおすすめです。
苦手だからこそ、いいところを見つけてみる
あなたが上司のところを苦手・・・
あまり関わりたくない・・・
などと思っていると、無意識に態度に出てしまっていることも多いです。
あなたは気づかれていないと思っていても、上司はあなたが思っていることを実は気づいているかもしれません。
そして、気づいているからこそ関係がギクシャクしたりうまくいかないと言うこともあるはずです。
そう言うときは、1つでもいいところを見つけて見ましょう。
人間誰でもいいところはあるはず。
仕事面ではあまり尊敬できないものの、家族思いで優しい一面がある。
朝、電車で席を譲っていた。
など、なんでもいいのです。
人のいいところを見つけられるって実は大切なところ。
いいところを1つでも見つけられるだけで、上司の見方が大きく変わって来ることもあります。
言われたこと、アドバイスは素直に受け取る
上司から指導を受ける場面はよくあると思います。
しかし、苦手だと思っている人からは、何を言われてもなかなか素直に受け取れないのが実際のところ。
嫌いだと思っているから、本当はいいことを言っていても頭に入ってこない。
普通に言われているだけなのに厳しく言われているように感じる。
と言うこともあるはずです。
上司も、自分の経験をもとにしながら、良かれと思ってあなたにアドバイスをしています。
自分よりも長く勤めていたり、多くの経験をしている上司の言葉に耳を傾けることは無駄ではないと思います。
マイナスなイメージが先行して、話を適当に聞いていたり、言われたことを直さない、実践しないでいると、
上司としてもあなたに対してあまりいいイメージを持てなかったり、アドバイスをする気がなくなると言うこともあるかもしれません。
お互いが気まずい関係になってしまうと仕事もやりにくいと思うので、少し素直に上司の話を聞いてみることも、居心地のいい職場環境にするためには大切なことです。
それでもストレスで仕事に支障をきたしたら転職を考える
上記のことを試して見たものの、何も変わらず上司との関係はうまくいかない!
どうしてもストレスがたまる一方で、仕事に行きたくない、体調を崩すなど仕事にも支障が出てきた・・・
と言う場合は、思い切って転職を考えるのも手です。
せっかくやりたい仕事、憧れの仕事につくことができても、そう言った人間関係が原因で体調を崩してしまったら、本末転倒です。
実際に人間関係が理由で退職、転職する人は意外と多いもの。
自分が悩み続けたり、苦しい思いを我慢してまで続ける必要はないと思います。
自分の体調を崩してしまう前に、転職や退職を考えてみることは逃げではありません。
あなたにぴったりの仕事や、居心地のいい職場環境は必ずあるので、一度考えてみるのも手です。