上司からの暴力は死んで許さない!パワハラされたらさっさと退職しよう

河本

こんにちは、僕は新卒入社した会社で上司から暴力を振るわれ、一年足らずで退職した者です。

1年間ずっと我慢していましたが、心身共に疲弊してしまい会社から逃げてしまいました!

僕はとあるITベンチャー企業の営業職として勤めていましたが、心身共に疲弊してしまいました。

なんせ、有給休暇もなし、土日出勤、サービス残業、社内いじめ、強制飲み会など「THE ブラック企業」でした。

同じく入社した会社の同僚も徐々に退職していきましたが、「退職者=負け犬」といった雰囲気が社内にはありました。

そのため、会社を辞めたくても辞められない雰囲気があり、1人で仕事の悩みを抱え込んでしまった経験があります。

なので、今回は、僕の社会人一年目の体験談と、上司から暴力された時の対処法について徹底的に解説していきます。

上司から暴力をされるようになったきっかけとは?

河本

僕が上司から暴力をされるようになった、”きっかけ”がいくつかあるので簡単に紹介していきます。

少なからず、本記事を見ているあなたも同様のことを経験されているかもしれません。

成果が挙げられず暴力を振るわれた

僕はIT企業の求人広告営業(マイナビ転職・エン転職・DODA)などの求人を、企業側に売り込むという法人営業のお仕事をしていました。

ただ、なかなか成果が挙げられず、上司からは「お前は営業に向いてない」「数字を取らなきゃ評価してくれないんだぞ」と蹴られたり暴力を振るわれました。

そんなこんなしているうちに半年が過ぎ、他の同僚達は結果を残すようになってきたものの、僕は未達成が4ヶ月以上続いたことを覚えています。

しびれを切らした上司は、僕を個室の面談室に呼び出し、「お前は甘い」「社会を舐めてる」「学生気分が抜けてねんだよ」と、また暴力を振るわれました。

一度言われても何度もミスをした

僕が上司から暴力を振るわれるようになったのは、自分の責任でもあると感じています。

なぜなら、一度言われても何度もミスを繰り返してしまい、しまいにはお客様からクレームがきてしまいました。

そのため、「お前は営業に行くな」と言われ、アポインター(アポイントを取るだけの仕事)をするように…。

ただ、アポイントを取って先輩方が会社に訪問して営業しても、「全く提案内容とちげーじゃん」と言われました。

僕はアポイントを取るだけの仕事なのに、営業が取れなかった理由を僕のせいにされたのがクソ上司だと思いましたね。

上司の指示が素で分からなかった

僕はサラリーマンになって初めての上司が2つ年上の方だったため、歳が近いということもあり、仕事をすぐに覚えられると思っていました。

ただ、上司からの指示が素で全く分からず、僕なりに仕事をしても「そこまでやらなくていい!」という感じで、その塩梅が全くわかりませんでした。

今思うと「僕なりに仕事をこなす」という部分がダメだったのだと…。
しっかりと会社のマニュアル通りに言われたことができなかったことが、上司に暴力をされるようになった要因だと思います。
でも、いつも自分のことしか考えておらず怖い顔して、仕事をしていたため、僕に対して構ってる暇がなかったのだと思いました。

暴力上司に一度逆らった

上司はいつも何かあると暴力をしてきた人だったため、自分の仕事のミスを部下である僕に押し付けてきたことがありました。

僕はイラっとして「僕じゃありません…」と伝えたところ、上司はブチ切れトイレに呼び出しされ、三度頭を壁に打ち付けられました。

そして、「お前がミスをしたんだよな!」と問い詰められ、僕は「はい、しました」と言い、上司よりも上の人から怒られてしまいました。

それに加え、トイレから出るときにネクタイを引っ張られ、顔面にツバを吐きかけられてしまい「もうこの会社辞めよう」と決意しました。

部下に暴力を振るってくる上司の特徴とは?

河本

次に会社という小さな箱の中で、暴力を振るってくるジャイアンのような上司の特徴についてお伝えします。

感情的な上司が多い

暴力上司というのは、何事にも常に感情的に物事を解釈するため、冷静に物事を判断できないといった特徴が挙げられます。

そのため、自分に何か不都合が生じると常に部下のせいにしがちなので、いつも職場ではイライラしているイメージがあります。

こういった上司は、部下に暴力を振るった時に「あっやっちまった…」と後悔することが多く、感情的に行動してしまうようです。

また、自分を客観的に見られないため、自分がやっていることが正しいと思い込んで、部下に師事してくるケースがよくあります。

顔付きがいつも怖い

暴力上司の特徴として穏やかではな雰囲気は一切なく、常に強張った顔をしているため近寄りがたい存在とも言えるでしょう。

そのため、部下が上司に仕事の報告や相談をしようとしても、ミスを言えない雰囲気だったりするため、悪循環サイクルになってしまうことも。

こういったタイプの上司は自分のことしか考えられない性格の方が多く、部下に対してのマネジメント能力が著しく低い傾向があります。

なので、自分の仕事の邪魔をしてくる部下に対してキツく当たってしまい、しまいには感情的に暴力を振るってしまうことがあるのです。

飲み会の席で悪口を言う

暴力上司というのは、根底の性格がひん曲がっている人が多く、社外の飲み会では平気で社内の人の悪口を言ってくることがあります。

  • あの部長まじキモいわ
  • あの下では働けねぇわ
  • 同僚で可愛い子いる?
  • あいつブサイクだよな

といったように、日々の溜まっていたストレスを発散させるかのように、部下の顔色を伺わず、気持ちよさそうに人の悪口を言ってきます。

モラルもなければ社会人基礎力もない、”人として”が全くもってできていない暴力上司も中にはいるので、反面教師として考えましょう。

なぜなら、部下は上司に似るとよく言われているため、あなたがもし上司になった時に部下にこのような態度を取ってしまいますからね。

役職のある方にペコペコする

暴力上司というのは顕著な一面を持っており、部下には常に強気だが、役職や部長クラスの人にはペコペコする特徴があります。

先述でもお伝えしましたが、自分のことしか考えられないため、いかに会社で評価されるかどうかを気にしている方が多いです。

要は暴力上司は器が小さいため、自分のこと以外は全くもって興味がないのです。

上にはペコペコゴマをすっておいて、そのストレスを暴力で部下に還元してくる弱い者イジメをする上司は結構沢山いらっしゃるのが現実です。

上司から暴力をされることで起こった事象とは?

河本

僕は1年間上司から暴力をされ、心身共に疲弊してしまいました。

そのうち、様々な事象が起こってきたのでその一部を紹介します。

パワハラや暴力に耐えながら仕事に行っていると本当に病みました…。

仕事に行きたくなくなった

まず僕は上司から暴力をされることによって、死ぬほど仕事に行きたくなくなりました。

例えば、

  • 電車に乗ってる途中に脱線すればいいのに…
  • 地震が起きて会社に行けなくなればいいのに…
  • 会社のビルが地震でぶっ倒れればいいのに…
  • 明日地球が粉々になってなくなればいいのに…

といったように、本当に上記のように考えていた時期がありました。

例えていうならば、学生時代の部活動時に雨が降ってグランドがビシャビシャになって、試合が中止になり喜んでいるかのような気持ちです。

毎日上司と会いたくなかったため、時には仮病を使って休んだこともあります。

体に異変が生じるようになった

僕は上司からの暴力が一時期慣れてしまい、「これが普通なのか?」と錯覚しながら毎日仕事に通っていた時期があります。

そのため、体にも精神的にも何も異常はなかったのですが、ある日突然吐血したり、目まいや頭痛をするようになってしまいました。

また、しまいには上司から「お前口臭いぞ、何か酸っぱい匂いがするわ、ちゃんと歯を磨け!」と他の社員がいる前で叱られました。

とても恥ずかしかったですし屈辱的な思いをされ、その時初めて「俺やばい…」と体が徐々に支障をきたすようになってきました。

辞めたいけど辞められない…

僕の会社はベンチャー企業でとても人の入れ替わりの激しい会社でした。

そのため、退職者は朝礼時に退職の旨を50名くらいの前で言わなければいけなく、とても僕には耐えきれませんでした。

なので、会社を辞めたい気持ちはあるけど、辞めたいと上司に伝えられない気持ちでした。

  • 辞めたいと言っても、暴力振るわれて親身に俺の話を聞いてくれないんだろうな
  • 辞めたいと言ったら、どこの会社でも通用しないとか言ってくるんだろうな

と思っていたため、辞めることを伝えず次の日に朝早起きして出勤し、全ての机のものを捨て退職届を出し逃げてしまいました。

死にたくなった

1日は一回は必ず上司から蹴りと”つねり”をされていたので、冬休みのお正月あたりに本気で死にたくなったことを覚えています。

  • このまま遠くへ行って、どこかで1人になりたい…
  • 僕は社会に何も価値を与えられていないクソ人間だ…
  • 俺が死んだって誰も何も思わないんだろうな…

といったように人間関係に悩み、自暴自棄に陥ってしまったことを覚えています。

ただ、お正月に実家に戻るとちょっと心が安心して、仕事のことを伝えて辞める決意ができました。

本当に上司の暴力やパワハラ、モラハラなどで悩んでいる人は、1人で悩まず誰かに相談した方が絶対にいいです。

ストレス発散にもなりますし心が落ち着きます。そして、そこの会社が全てじゃないと気付かされますよ。

上司から暴力された時の対処法とは?

河本

僕は上司からの暴力に耐えて耐えて耐えまくっていました。

ただ、耐えていると心身共に疲弊してしまい、仕事もプライベートも悪循環になってしまいます。

すると、仕事でミスが増えさらに上司から暴力をされるサイクルになってしまうので早めにその場から逃げましょう。

僕はもっと早くから親や恋人に相談すればよかったと本当に後悔しています。

悩みを誰かに打ち明けることによって、精神的に楽になるので、思い切って辞める決断をしちゃいましょう。

ただ、「職場で暴力を振るわれている…」というのは、特に男性はプライドが高いため言えないかもしれません。

ですが、「俺会社やめたいと思ってるんだけど、どうかな?」くらいは言えると思うので、まずは誰かに伝えましょう。

すると「いいんじゃない?辞めたって会社は世の中に沢山あるんだから」と励ましてくれると思いますよ。

河本

ただ、その場でスッと次の日から辞めてしまうと、次の転職探しに苦労してしまうケースがあります。

できれば新しい職場を3週間くらいで見つけた後に辞めた方が、貯金を切り崩しながら生活せずに済みますよ。